【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

Chipping #4

2020年06月10日 12時43分40秒 | スポーツ

Chipping #4

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ヘッドの重さと重心位置とシャフトの働き

2020年06月09日 17時27分43秒 | スポーツ

クラブヘッドには重心位置と言って
シャフト、握る棒の延長線上からずれたところに
ヘッドの重量の中心点が存在します。

017


シャフトの硬さとの絡みもありますが、
平均的な市販のゴルフクラブのヘッド重量でも
かすかにですが、感じることはできます。
出来ますが、ヘッドが軽く、シャフトが硬いため
ヘッドをたくさん速く動かすことに気持ちが行ってしまうので

(たぶん 本能的にそうしないと飛ばないと判断するのでしょう)
なかなか感じることは出来ません。
シャフトが硬いと ヘッド自体の重さも非常に
薄~くしか伝わってきませんから
ゴルフスイングを考えるうえで
ゴルフスイングを作ったり、直したりするうえで
ヘッドの重心位置の感覚…なんて無視されてしまいます。

でも 実はここの部分
クラブヘッドの重心位置の感覚というのが
クラブヘッドの扱い方…だけでなく
シャフトの扱い方のヒント にもなるほど大切なのです。

ヘッド重量がしっかりしていて
シャフトの硬さが常人が使えるまともな柔らかさであれば
ぜひぜひ 一度トライして貰いたいのですが・・・
テークアウェイをしていく途中や始まりで
シャフト位置を重心位置の関係を感じ取って貰いたいのです。

テークアウェイは進行方向 右への移動です。

正しくは 足腰 フットワークを使って
骨盤・秀二が右を向いていくのと同調して というか
そのフットワークによって クラブは移動します。
その時 自分の握っている棒 に対し
クラブヘッドの重心位置は左に位置するのが正解です。

重心位置は あたりまえですが「重さ」です。

静止状態から始まる ここの段階では
重さは そこに留まろうとするエネルギー です。
打ち手がフットワークによって
移動を始める部分の第一段階はグリップです。
第二段階は グリップが移動することによって
シャフトとつながっている ヒール部分です。
重心位置のある トゥ側は それらの動きに対し
重さ分 そこに留まるエネルギーを発揮する筈です。

シャフトにつながっていないヘッド
接着していないヘッドの 装着穴に油を指し
ゆるゆるの状態にして テークアウェイを始めると
必ず 必ず ヘッドは フェース側に回り
シャフトから外れ落ちます。

d18b70e3-s


テークバックを手で上げるゴルファーは
ここで ヘッドをキャビティ側に回そうとします。
これは重さの基本を この初期段階で無視してしまって
いますから、ここから先重さが
自分の味方をすることはありません。
重さを単に運動の負荷として扱ってしまうことになります。
軽いヘッド、硬いシャフトでゴルフを覚えた人の
多くはだいだいこのパターンにはまります。

スイングには基本前傾姿勢があります。
右を向いているときは、前傾姿勢によって
左サイドの方が右サイドより低い位置関係になります。
 なる筈です。
ところが 面白いもので
ゴルフクラブと打ち手の位置や姿勢の関係は
かなり密接につながって 相互関係を作っています。
テークアウェイの時点で
シャフトよりも 重心位置を大きく右に持ってきてしまうと
(ヘッドを回してしまうと)
そのクラブの作り出す重さは
グリップを上げる、特に左グリップを上げる作用として
働くので その時点で前傾姿勢を壊します。
重心位置をシャフトよりも左に残しておくと
グリップを通して 左サイドには低めを保とうとする
重さがかかるので、前傾姿勢は保ちやすくなります。

そう この重心位置を感じていく
感じていけるクラブは
実は シャフトの正しい働きを覚えていける
というのにつながっていくのです。
そして 動作中に意識しなくとも
前傾姿勢などを保ちやすくする
ヒントにつながっていくのです。

 

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頑張ってるクン プロトタイプ

2020年06月08日 18時57分54秒 | スポーツ

頑張ってるクン プロトタイプ

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リシャフト/シャフトのバランスポイント

2020年06月08日 18時54分37秒 | スポーツ

シャフトの重量バランス(バランスポイント
 -バランスの取れるポイント(箇所)
は ゴルフクラブのカタログ では まず、絶対、
場合によってはシャフトメーカーのカタログ であっても
 表に出てくることはありません。


シャフトを選ぶ際のポイントとして
 まずは 硬さ(絶対条件‼
 そして 重量 
  …とは思うのですが
やれ キックポイントとかトルクとか ありますが、
この表に出てこない バランスポイント というのが
シャフトの 良い意味でも、悪い意味でも
 最大の差 ~違い になるのでは と思います。

表に出て来ないので とても厄介 です。

製造業者である 私 であっても
 各メーカーの、各機種の バランスポイントは
実物を手に取り 各パーツの重量を調べたり、
 測らないと分からないケースが少なくありません。

✋正確に測るには クラブとして組付けられていない
 シャフト単体の状態 が必要です。




シャフトは ご存知の通り
 先端が細く、手元(グリップ側)が太くなっています。

サイズ(代表的なモノ) で言うと
●ウッドの場合 先端が 8.5mm  グリップエンドが15.0mm
●アイアンの場合
 グラファイト素材    9.4mm  グリップエンドが15.0mm
 スチール素材     9.0mm  グリップエンドが15.0mm


✌✌✌細い部分である先端の強度を補強する為、
グラファイト素材の場合は 先端に弾性の高い(強い)素材を補強し、
スチール素材の場合は 金属素材の厚みで補強、
 少々オーバーではありますが、外径(見た目)と反対に
 内側は逆テーパーになっているような状態です。


蛇足ではありますが、
スチールシャフトの方が補強し難いにもかかわらず
グラファイトの外径より 細いのは 形状の違い です。
その素材が固定化、される頃は接着剤の素材が良くなかったため、
接着され難いスチールシャフトは
 先端部をテーパー化して、接着面積を稼いでいます。
(グラファイト素材のそれは ほとんど パラレル です)
接着材の質向上がなされている為、
 現在ではほとんど意味を成しませんが…。

故に バランスポイントは スチールの方がグッと先端寄りで
グラファイトシャフトの平均的なBP 52~54 に対し
スチールシャフトのそれは 48位になっており、
同じ長さ/同じヘッド重量 のクラブを組んだ場合、
 数値上 グラファイトシャフトの方が スイングウエイトは大きく出ます。
 その差は10~15g分位 あります。

昔からよく言われる 「グラファイトの方が飛ぶ」 のは
シャフトの素材のせいではなく、
👉重いヘッドが装着されているから なのです。

ですので 市販のユーティリティなど、
市販状態でグラファイト素材のシャフトが付いているモノを
スチールシャフトに変更する場合、
 同じ長さでは作れないことが殆どです。

ウッドなどをスチール化する場合
 数値上、同じバランスポイントにすると仮定すると
グラファイト ⇒ 45インチのモノ
スチール化 ⇒ 43.5~43.75 まで 短くなります。


これも蛇足ですが、
数値上のスイングウエイト(C-8とかD-0)は
シャフトの重さではなく、シャフトのバランスポイントの方が
圧倒的に効く、作用します。
同じシャフトのBP、 同じヘッド重量、 同じ長さ であれば
シャフトの重さを 40g ⇒ 80g 倍、3倍にしても
スイングウエイトは 全く同じ です。
ですので スイングウエイト は その言葉の意味とは異なり、 
 人間の感じ方 を表しているモノ では無い というコトです。


従来は スチールシャフトとグラファイトシャフトでは
明確なバランスポイントの違い、暗黙の基準 が有ったので
良かったのですが、最近では
アイアンはスチールシャフトがデフォルト(基準)状態の為、
グラファイトのウッドシャフトも BPをスチールに合わせているモノ
も多数、出現し、ひっちゃかめっちゃか状態です。

いろいろとバリエーションが増えるのは良いと思いますが、
グリップの重量にもバリエーションがあり、
シャフトの硬さやキックポイントにも明確な基準がないのに
表に出てこないBPにも 種類 が多いのは大変困ります。


どんな風に困るか というと
❶バランスポイントが先端寄り ~軽いヘッド装着 のモノに
  軽いグリップを付けたモノ
❷バランスポイントが手元寄り ~重いヘッド装着 のモノに
  重いグリップが付いたモノ

この二つが 数値上、スイングウエイト 場合があるのです。

シャフトが同じ重量であれば 総重量で判別するコトが可能ですが、
重いヘッド/グリップ - 軽いヘッド/グリップ、
 その差分、シャフトが重かった場合(総重量が同じ)では
まったく 異なる作りのクラブなのに 判別が不可能 になる訳です。

また このケースで シャフトの長さは同じ、
シャフトの硬さ ~振動数上数値が同じ であると
 軽いヘッド装着のクラブの方が 実質、シャフトは柔らかい のですが、
それは 長さは分かるにしても、
 おおよそのヘッド重量が分らないと判別不可能です。

同じバックに入る
●ドライバー
●フェアウェイウッド
●ユーティリティ
●アイアン
●ウエッジ
これらの中に 上記の ❶と❷が混載されている可能性があっても
その数値が読み取れなくなります。

スイングウエイトの数値は同じでも
実質、ヘッド重量が10g差があったら どうでしょう?
 同じ感じに振れるでしょう?
10g は 数値としては小さいように感じますが、
長い棒の先端、一番移動量の多い先端部分の10gの違いは
かなり大きいです。
一般的に 売られている 後付けの 鉛-2枚分の違い です。

1回打って 鉛を10g貼り、次は剥がして
を交互にやったら どっちが良いのか、悪いのか
スイングが悪いのか、タイミングが悪いのか
どっちが合ってるのか 訳分からなくなると思いませんか?

キックポイントなど曖昧な違い
総じて しなりの少ない硬いシャフトを使っている人が
圧倒的に多い この状態では
その 10g分、ヘッド重量が異なってしまう
バランスポイントの方が ショットにもスイングにも大きく作用します。
しかも それが あまり話題、
 クラブ選びの基準にもなっていないのです。


なんだかなぁ。。。 って思います。

 

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右ひじのクランチ

2020年06月07日 18時18分10秒 | スポーツ

ジャックの登場によって、この世にフライングエルボーなる言葉が
生まれたともいえます。

後々に 日本ではジャンボ、外国ではノーマンなどが
このスウィングを基本に自分のスウィングを作ったそうです。
pga_g_jnicklaus_400


これは恐れ多くも、ご本人に聞くことは出来ないので
あくまでも都市伝説なのですが、

その「フライングエルボー」という言葉が
あまりいいイメージでなく、悪い動作 という印象を
植えつけたのは ジャック本人? と言われています。

日本ではジャンボ、アメリカではジャック
ともに 史上最高の成績 長い活躍年数
40台を超えてからの活躍 を考えると
「これを真似されたらマズイな。。。」と考えたとしても。。。
もちろん 都市伝説です。

この肘の外への張り方は
脚が体を回していないと 意味をなさないので
年齢をとっても 体が回せる スウィングともいえるのですが。。。
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たぶん これは 70歳前後のマスターズでの映像です。

肘を外に張る クランチ 。。。
他にも 有名どころでは カプルス
1636261
ちょっと やりすぎ感はあるけれど ジョンデイリー
480px-John_Daly_at_AmEx_Crop
どちらも飛ばし屋ですね。。。

カプルスのほうは肩関節が柔らかいのか
胸に対しては クラブは開き気味。。。
デイリーのほうは ジャックと同じく
しっかりと脚を使って、骨盤を回していますから
クラブはスクエアなまま
ま、プロですから当たり前と言えば、当たり前ですが
このクラブ使いですと、デイリーはアプローチも上手いです。

これは若かりし頃のマッシーです。
浅めのトップの位置とはいえ
肘は外に張り気味、クラブは寝かさず、しっかりと骨盤の向きを
脚のアクションで作っています。

005009000062
クラブを体の幅の中に収めておけば
必然的に ロフト変化も少なく
両肘で作るラインが胸と平行
方向性も良いうえ、そのままアプローチにも
応用できます。

腕の作用とヘッドの重さ、形によって
上から打てますから 距離も得やすい。

無理に上半身を捩じらないから
故障も少ない。。。悪いところはナイ!
と言えるのですが。。。
やっぱり 都市伝説?!じゃないのかも。。。

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スライスとアウトサイドイン

2020年06月06日 18時10分20秒 | スポーツ

 

OGPイメージ

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重〜いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ ...

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

 

 

 

スライスボール
球に右回転がかかり、弾道が右に曲がるコト

注)やや左目に出て ターゲットラインをまたぎ
 薄く右に曲がるボールを フェイドボールと呼ぶ…らしい

スライスボールの痛いトコロは
ゴルフクラブ、クラブヘッドの構造上、
必ずと言ってよいほど スライスする分、
同時にロフトが開き、入射角度が緩くなる
という特性が「もれなく
」付いてくるところです。

注)が故に スライスに悩む人は多くは同時に飛距離不足に悩んでいます。
 しかし、その実態は フェイスが開く は右を向くコト ではなく
 ロフトが開いているコト の方の核心的な問題なのです。
 

IMG_0517



ボールの曲がり という点においては
ボールの縦の回転 が分母になり
ボールの横の回転
この場合は右回転ですね

こちら 分子になるので
 👉例えば 750(横回転)/ 4000rpm(縦回転)

ロフトが開き、分母の数値が大きくなり
右回転がかかっても 高く上がるだけ とか
推進力が落ちるだけで 曲がり にならなかったり
微妙な違いが球筋に出にくい
・・・ある意味、管理し易い という
無理やりですが、利点もない訳ではありません。

物理的、科学的には
スライスボールは
ヘッドの動いてきた軌道に対し
ほぼ垂直をスクエア とすると
それよりも開いた分 ギャップとして回転
 がかかります。

IMG_0548IMG_0549

ですので 上の写真のように アドレス、その飛球線に対しスクエアではなく
フェースは 左、もしくは右を向いていても
ヘッドの動いてきた軌道に対し、スクエアであれば
フック回転/スライス回転共に入らず、軌道通りに真っ直ぐ飛び出ます。


多くの人が考える かまえた時の飛球線に対し
どう ヘッドが入ってきて、どうヘッドが抜けていくか
と スライスには相対関係はなく、 どの軌道であっても、
ヘッドの軌道だけで言えば インサイドアウト であっても
スライス/㊨回転は入りますし
アウトサイドインであっても フック/㊧回転は入ります。

総体的…にですが、
インサイドアウトから生まれる右回転の方が
アウトサイドインから生まれる右回転よりも
激しい スライスになり易く、
左回転においても インサイドから入れるモノより
アウトサイドから入れたモノの方が激しいモノになり易いのです。

スイングの軌道とスライス/フックなどのボールの横回転
その二つの関係には 絶対的な法則 はないのです。


飛球線の方向と全く関係なく
ヘッドの進んできた道 に対して
フェースの向き(立体的なモノではありますが)
この二つの関係のみが 横回転を生み出す のです。



そもそも・・・ですが、
スイングはボールに正対した状態から始まり
右を向いて、ボールに正対するところを通過し
左を向いて 打つ行為/動作ですから
毎度毎度飽きるほど書いて申し訳ないですが、
からだの動作で直接クラブを動かしていれば
  インサイドイン にしかなりませんし

傍から見て それがインサイドアウト に見えるのは
遠心力などの外的要素によって
打った後以降の方が クラブが長くなる(ヘッドが打ち手から離れる)
 に過ぎません。

20161215Trim(2)(2)(2)_Moment(2)


逆に言えば…少々、厳しいですが、
アウトサイドイン で打てている、ボールに当たっている というコトは
からだ・・・ ではなく、手で振っている
ので
手でクラブを振る限り、アウトサイドインだろうが、インサイドアウトだろうが
アウトサイドインで左回転も右回転も
インサイドアウトで左回転も右回転も
何でも打つコトが出来てしまいますから
そこから アウトサイドインというヘッドの軌道を
インサイドインに改正しても、なんの問題も解決しないばかりか
より複雑に、より多岐に渡り 問題が増えていくだけ なのです。

アウトサイドイン・・・ そして、スライス
そのアウトサイドインを解決するのは
軌道を違うモノにすることではなく、
自分の動作の何でその軌道を作っているか を違うモノに
しなくてはいけない という認識がない限り
問題を解決し、やり方をよりシンプル化することは出来ません。

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クラブデータは鷹の目で見つめよ

2020年06月05日 16時33分27秒 | スポーツ

 

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◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重〜いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ ...

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

 

鷹の目・・・俯瞰した観察眼
虫の目・・・一つの事を深く掘り下げた観察眼



ゴルフクラブのデータを見る場合
単一のデータを考えず 複合している要素を
考慮しないと 殆どが意味をなさない

どんな意味であるか と言うと
例えば スウィングウエイト。。。

D-00 と言うスペックがあったとしよう
同じ D-0 であっても Rシャフトが装着
されている D-0 と Sシャフト、Xシャフト
が装着されているものでは ヘッドの効き具合
というのが 全く意味が違う

ヘッドの重量と言うのは
その使用するシャフトに対する負荷になる訳で
硬いシャフト やわらかいシャフト
双方に 同じ重量。。。同じ数値のヘッド(負荷)が
装着されていれば 当然 硬いシャフトの方が
負荷が少なく、柔らかいシャフトに対しては負荷が多い

極端な比較例だけれど 3センチ と言っても
シロナガスクジラにとっての3センチ を
ハムスターにとっての 3センチは 数値としては
同じであっても 意味合いは大きく異なる
。。。そんな感じだろうか。。。


IMGA0234

だから 使用するシャフトの種類や硬さが
異なるのに 同じスウィングウエイトにこだわる
理由は殆どなく、「俺は D-1!」みたいなこだわりは
逆に クラブの性能を無駄にしてしまうコトが多い。

アイアンのライ角度なども別な意味で同じで
ヘッドの質量や使用するシャフトの硬さが異なるので
あれば ライ角度の意味は異なってくる

同じ 60度のライ角度で使っても
シャフトの硬さ・・・例えば 振動数 300cpm
で使うのと 250cpm で使うのであれば
低い数値(柔らかい)方を アップライト目に
して置く方が使いやすいと思う

自分の数値を決めつける時
その単一の数値だけにこだわっても
百害あって一利なし のコトの方が多いし
いい例が シャフトの硬さ 「俺は S だ!」
であっても メーカーや機種によっても
ものすごく シャフトの硬さには幅があるし
ヘッド重量によっても 機能性が全く異なる。

メーカーによっては ココのメーカーのRシャフトは
別なメーカーの Sよりも硬い なんてのが
ごろごろ あるし 硬い方のシャフトに
柔らかいモノよりも 軽いヘッドが装着されている
なんてのは 本当に掃いて捨てるほど ある。

シャフトを選ぶ際、もしも 間違うのであれば
柔らかい方に間違えた方が のちのち 財産になるし
ヘッドであれば 重いヘッドを選んだ方が
それもまた 財産になる。

確かに 通販なども増え ゴルフショップが専門店で
無くなりつつあるのは確かで、自分自身の判断で
ゴルフクラブを選ばなければならないかも知れないけれど
出来るだけ 重いヘッド やわらかいシャフトを選ぶことが
ゴルフの腕前のひとつ とも言える

 

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重心位置との付き合い方②

2020年06月04日 20時39分58秒 | スポーツ

ゴルフクラブ扱いの原則は

 
クラブが単独で動くのではなく、
 自分が動くから、結果、クラブが動く
のです。

 

20161215Trim(3)(2)(2)_Moment



 👉重さとはそこに留まろう とするチカラ です。

クラブ全体で言えば、
例えば ヘッドの重さが10キロだったとしたら
グリップを動かしても、それと同量動いてくれません。
移動量は、その重さ分少なくなります。

この原則は ヘッドにも当てはまります。

打ち手が動かすグリップと直接つながっているのは
クラブヘッドで言うと ヒール部 です。
重心位置、特に重心距離は そのヒール部(シャフト)
からのズレ、離れた距離を数値化しています。

IMG_0499


打ち手が体の向き等を変え、グリップを移動させる、
ヒール部を移動させても
重さの中心点である 重心位置は その重さ分、
そこに留まろうとする力を発揮します。
別な言い方をすると
クラブヘッドは トゥ部(先端)はヒール部よりも
動かないのです。動きたがらないのです。

自分で試してみると分かりますが、
アドレスの状態から ヘッドを動かそうとせず、
グリップだけ動かしていくと
ヘッドは左回転、閉じる方向に回転しようとします。

IMG_0640


前傾姿勢があり、右を向くと
左サイドの方が右サイドよりも相対関係として低くなる
のが テークバック時のナチュラルな「シャット」ですが、
それだけでなく 重心位置を『普通に』使ってあげると
やはり「シャット」が形成されるのです。
クラブヘッドは トゥ部を意図的に動かしてはいけないのです。

 

IMG_0612




👉こんなドリルはどうでしょう?
◯鏡やガラスなどで
ご自分のテークバックの初期初期の
グリップの移動ラインとヘッドの移動ラインを
比較してみてください。
クラブは手の上側に持っていますから
正しくは グリップの通るラインよりも
やや上方をヘッドが移動します。
ヘッドの方が下方を通るのは
 その時点で「駄目駄目」です。

スナップショット 1 (2016-11-28 2-35)


自然な前傾によるシャットだけでなく
ヒール部を動かそうとしない、重さによるシャットも
意識するとより良いのです。



アイアンとウッドの最大の違いは
重心深度です。
片や 数ミリと 30(3㌢)ミリ以上
この違いは そのテークバックでの
重心位置の取り扱いに大きく出ます。

006


テークバック時、
重心の浅い(数ミリ)のアイアンは開きにくいですが、
重心が深い(30ミリ以上)のウッドは その初期、
一番初めの段階で 開いてしまう(右に回転させてしまう)
と当然シャットも作れませんし、その重さによって
必要以上に グリップ・手・腕も動かされてしまいます。
重心位置をシャフトよりも左(ボール側)に維持しておくのと
シャフトを跨いで右に行くのでは
かかる重さも全く異なりますし、その方向も違います。
当然、それによって姿勢や道のり、トップの行き所も
変わってくるのですから、
せめて シャドースイングや素振りの段階で
その重心位置とグリップなり、シャフトの関係を
掴んでおいて損は無いでしょう。

008



理想的には 出来るだけアイアン・ウッド双方
同じようなボールの位置で、同じように振りたい、打ちたい、
訳ですから このテークバック初期での
重心位置の取り扱いは注意が必要です。

トゥ部を動かそうとしない、を意識すると
より 双方の重心深度の違和感は薄れると思います。

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重心位置との付き合い方

2020年06月03日 17時15分03秒 | スポーツ


ゴルフクラブの打撃部分、クラブヘッドには
重心位置 と言って
他のスポーツではあまり聞かれないモノがあります。

IMG_NEW


これは 打撃部分のヘッドの重量の中心点が
それの装着されている、
打ち手が持っている棒(シャフト/グリップ)の延長線上になく
ズレている その量(距離など)を表す言葉です。


多くの人は勘違いしているか、と思いますが、
この重心位置は

 インパクト時になにがしかの形で
 ボールに作用する、影響を及ぼす
 のではなく、
その重心位置の違いによって
そこに入ってくるクラブの道のりやサマ が
影響を受ける、インパクトの物理的作用よりも

インパクトまでの時間や経緯に影響を及ぼす のです。
ボールではなく、シャフトに影響を及ぼす と
考えた方が良いかも知れません。

ですので どうクラブを扱っているか
によって その影響は様々で
人によって、だけでなく
装着されるシャフトの硬さや性格、クラブの長さ、
そして 
同じバックの中に入っている他のクラブたちとの
共存性/互換性
などによっても異なり、
一概に こうだからこう とは言い切れません。


 

スナップショット 1 (2014-07-21 12-32)



カタログなどに出てくる その用語の主なところは

✋重心距離
 シャフトから重量の中心点までの距離をmmで表します。
 一般的には フェース面上で計測します。

✋重心高さ
 ソール(もしくはリーディングエッヂ)から
 重量の中心点までの距離をmmで表します。

✋重心深度
 リーディングエッジから重量の中心点までの
 距離をmmで表します。

総称して 重心位置 と言いますが、
この数値は そのヘッドの性格・特色を表します。

 

5cd72f36028c2f578c994ebcd97f91a7



①重心距離

 この数値の長い は 重い と同意語です。
 当たり前ですが、ヘッドの重さは重いほど破壊力を生みます。
 グリップに対し、ヘッドをたくさん動かそうとする人にとっては
 この長さ、この重さは扱い辛くなる可能性があり、
 どういったスイングをしているのか
 によって 善し悪しが分かれるところです。
 また 同時に 長いものほどモーメントが高く

 (重いのですから当然ですが…)
 ミスに対する耐性、安定度は高くなります。

 どの位の 重心距離の数値が適切か というのは
 とても難しいです。


 重心位置、重心距離は確かにスイング次第ではありますが、
 同時に ほかのクラブとの互換性 がとても重要に
 なって来ます。

スイング破壊兵器である"軽量スチールシャフト"装着の
アイアンが主流になったため、
アイアンの小型化が進み、大型のドライバーと
その重心位置の互換性が急激に乏しくなっています。

従来は シャフトが長く、ヘッドも大きくなり、
その形状から重心が深くなり易いコトもあって
ヘッドが重く感じやすく、シャフトも柔らかく感じやすい
ドライバーを含めた ウッドの方が
アイアンよりも重心距離が短めで
その時代のゴルフスイングは
割と真っ当な道を進んでいました。
アイアンの方が極端に重心距離が短くなり
シャフトの硬さ化が進み始めたあたりから
シャフトを意図的にしならせて打つ のが必要になり始め
それ以前の、昔のスイングに戻ってしまったようです。

 

IMG_0459



現在の アイアンヘッドの平均的な重心距離は37㎜位です。
これと組み合わせて 
違和感のない使いやすいウッドの数値は35㎜以下。
1995年 今から30年近く前のドライバーの数値です。
その頃のドライバーヘッドの体積は 230㏄強、
450㏄のドライバーにとっては
ほとんど実現不可能な、もしくは
450㏄という大きさを無意味にしてしまうほどのモノです。


おそらく…いや 多分、その通りだと思うのですが、
ドライバーに悩まれる方の 本当の原因は
ドライバーそのものではなく、それと共存する
バッグの中にある他のクラブ、特にアイアンのせい、
アイアンのヘッド、シャフト、シャフトの硬
さなど
と言えるのではないか と思っています。

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Practice #10

2020年06月03日 10時43分29秒 | スポーツ

Practice #10

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