ブックシャワー？

　図書館の入口付近に見慣れない箱があったので立ち止まった。
　何時設置したのか知らないが「ブックシャワー」の表示。

　「ブックウォツシャー」だったかも知れないが本の洗濯機？
　「同時に２冊まで可、図書館の本に限ります」と書いてある。

　本の埃や汚れを落とす装置らしく１回10円の使用料がいる。
　「図書館の本は誰が触るか分からないから気持ち悪い」

　そういう人も現に居るからこんな機械が出現するのだろう。
　私は利用する気はないが他の人の反応はどうなんだろう？

　清潔志向は良いが、本にまで神経質なのはどうかと思う。

小銭持ち

　今朝、ズボンのポケットから小銭がチャラチャラ転がり落ちた。
　「ああ、そう言えば昨日の釣り銭だわ」と思い当たったので拾う。

　自分のお金をポケットに入れ忘れただけで、一銭の得でもない。
　それでもその事を完全に忘れていたのだから儲け気分になる？

　先日、上着をクリーニングに出す際に調べたら小銭が潜んでいた。
　その時は小銭と言えども五百円玉も交じっていたからニンマリ。

　つり銭をきちんと財布に仕舞えば良いのについポケットへ入れる。
　「おお！金持ちは違うのう」見ていた夫が小馬鹿にした口調で笑う。

　「大金持ちなら良いけど小銭持ちではつまらない」訂正しておいた。

体調不良

　昨日から風邪を引いたようで鼻水が出る。
　暑かったり冷え込んだり気温が不安定だから？

　疲労も貯まっていたが体がついて行かない。
　早々に葛根湯ドリンクを１本飲んで寝た。

　風邪の引き始めによく効くと聞いている。
　朝起きると体中の筋肉がゴリゴリと痛む感覚。

　今日は特に予定もないので休養日にした。
　しかし夫は相変わらずのペースでうろつく。

　奥さんは不死身と思っているようで困る！
　

フルヌード

　外出から帰ると思いがけず、夫の方が早く家に戻っていた。
　内側から鍵が掛かっていたのでインターホンを押して待つ。

　数分後に開けてくれたのは良いが、びっくり仰天の真っ裸！
　「なにそれ、私じゃなく他の人ならどうするのよ！」と叱る。

　私の方がドキマギしてしまった。着替え中だったのだろう。
　それにしてもバスタオル位巻きつけて出て来ればいいのに…。

　咄嗟に頭と体が反応しなかった？それにしてもどう言う神経？
　恥ずかしいと言う感覚が鈍っているのかもしれない。

　いつもの事だが動作緩慢、着替えだけに３０分はかかる。

衣替えに備える

　昨日から今日にかけて何回洗濯機を回しただろうか？
　衣替えが近づき衣装は勿論、寝具なども冬物を片づけた。

　毛布、それも厚手のなどは１枚ずつしか洗濯機に入らない。
　こたつ布団や上掛けなども１枚ずつ洗っていった。

　半乾きにならないように干し場も考えなくてはいけない。
　幸い好天に恵まれたので順番に片付いて行ったので良かった。

　カーペット類も退けたので室内が明るく広くなった気がする。
　今年は合服を着る間がなく、いきなり夏服になった？

　この時期は体調管理も難しい、疲れを貯めないようにしよう。

お手玉

　知人がドライブしてきたからとお土産を持って来てくれた。
　「内子カラリ」道の駅の手工芸品、お手玉３個入りだった。

　懐かしい！　小学生の頃はよくお手玉で遊んだものだ。
　ハギレを利用して数珠玉や小豆を入れて作った経験もある。

　運動会では女子の定番で私はこれだけが得意だった。
　音楽に合わせて最後まで落とさずに頑張れば良い競技。

　体操は不得手だった。運動会はお手玉以外は大嫌い！
　そんな事を思い出し、手に取ったが要領を忘れている？

　３個と言わずもっと多数を操っていたのに勘が戻らない。

あん摩

　朝、眠くて布団の中でグズグズしていたら夫が近寄ってきた。
　いきなり私の布団を剥いで「起きろ、ご飯」と命令口調で言う。

　「分かってるわよ！」腹が立ったので無愛想な返事を返す。
　「あと10分静かにしてよ！」と言って布団を奪い返した。

　自室に引き下がると思っていたのに動く気配がない？
　「あん摩してあげる」と言いながら私の肩を揉もうとする。

　元気な頃はあん摩をしてくれた。私が喜ぶのを知っている。
　それを思い出したのか、不自由な左手も使おうとする。

　これでは怒る事も出来ず「有難う」と機嫌を直して起きた。

豊真将頑張れ！

　大相撲５月場所後半だが贔屓にしていた豊真将の姿を見ない？
　番付表にもその名がなく話題にも登らないので引退かと心配。

　体は筋肉質だし何よりも礼儀正しい力士なので私は大好き。
　勝っても負けても感銘を受ける。彼のファンは多いと思う。

　強いのに怪我が多い力士で２場所連続休場、10両に降格とか。
　それでは私が観戦する幕内力士の取組には出ないはずだ。

　引退でなくて良かった！調べると10両最下位の番付けでいた。
　１２日目の成績は８勝４敗、どうか這い上がってきてほしい。

　雅山も高見盛りも引退して寂しい。頑張ってもらいたい。

丸坊主

　夫を散髪に連れて行ったら何人か先客が居て大分待たされそう？
　２人で待っているよりも私は買い物を先に済ませようと思った。

　私がスーパに行っている間に予想よりも早く番が来た様子。
　店に戻ると既に散髪は始まっていたので終るのを待った。　

　出てきた夫は私の大嫌いな丸坊主！「短く」と注文したそうだ。
　私が居れば良かったのに…よりによって丸刈りとは何たる事！

　刑務所帰りか、坊さんの出来損ないみたいで品性に欠ける？
　「貴方にはその頭は似合わないの！」文句つけずにおられない。

　言い過ぎたかなと思ったが、去年も坊主頭で腹立てた気がする。

豆ごはん

　直売所でさやえんどうとソラマメを買ってきた。
　今が旬でどれを買うべきか迷う程、沢山売っていた。

　エンドウ豆は豆ご飯にしようと最初から決めていた。
　ソラマメは高いからあまり買わないが、立派さに釣られる。

　帰宅して食卓で鞘を剥く。昔、母とやっていたのを思い出す。
　このところ筍ご飯や鯛めしなど白飯以外がよく登場している。

　豆ごはんも季節の味だからやはり食べなくちゃあと作った。
　夫を見ていると豆だけより出して先にそれを口にしている？

　別々に食べるなら豆ご飯でないと思うが、好きにさせた。
　

浦島の草餅

　ディケアから戻った夫が嬉しそうに「ちょっと来て」と呼ぶ。
　通園バックからおもむろに紙包みを取り出して何やら見せる。
　

　草餅が２個、出しながら夕食前なのに１個を頬張っている。
　詰め方が悪かったのか形は歪んでいるが包み紙は見覚え有り。


　「浦島のお餅、どうしたの」と聞くと「貰った」と破顔で言う。
　詳しい事は分からないが主任さんからお裾分けで貰ったらしい。
　

　夫が浦島の大福の話をした時に彼女も好物で話が盛り上がった。
　それで今回、機会があったので少量ながら持って来てくれた？
　

　２個とも夫が食べると思っていたのに私に１個くれた。
　

食器の管理

　食器はその都度、きちんと洗っているつもりでも薄汚れてくる？
　硝子戸があるのに食器棚の中の物は知らぬ間に埃も被るようだ。
　
　殺菌漂白剤入りの水に浸けておくと黒ずみ等は簡単に取れる。
　作業自体は簡単でも全食器を洗い直すとなると大変だが頑張った。
　
　外食の際、食器のひどいのに出会うと誰でもガクッと来ると思う。
　欠けた食器、茶渋の残る湯呑み、プラスチック製の器等は最低！
　
　上等の店では味は勿論だが、器にも気を遣っているのが伝わる。
　家では特別な食器等はないが、せめて最低からは遠のきたい。

　そう思っているがこまめに手入れするのは割合努力を要する？

芍薬の花

　このところ頂き物の話が多いので又かと思われそうで躊躇する。
　しかし、本日の一番ニュースはやはり芍薬を頂いた事！

　「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」は美を示す例え。
　先日、石楠花を枯らしたと書いたらメールが来て「芍薬は如何？」

　思いがけない事で嬉しくて飛び上がる気分、早速貰いに行った。
　今が見頃で見惚れるばかり、１株を掘り起こして持たせてくれた。

　うまく育てられるか自信はないが、庭を見回しバラの横に植えた。
　このバラも友人から贈られた物、狭い庭だがこの場所が１等地？

　来年はバラと競い合って咲いてくれるかも知れない。楽しみ！
　

夫の不作法

　知人宅にジャムなどの空き瓶が貯まったので届けに行った。
　時々お手製品を差し入れてくれるので瓶は取っておく。

　アポイントなしだから留守なら玄関先に置いて帰るつもり。
　運良く彼女に会えて引き取ってもらえ用事はすぐ済んだ。

　帰る段になって車の所まで彼女は丁寧に送りに来てくれた。
　車の助手席で待機中の夫は初対面ではないのに素知らぬ顔。
　

　「〝今日わ″位言ったら？」と私は促しながら窓を引き下げた。
　「さよなら！」私が挨拶すると夫は正面を向いたまま手を振る。

　頭を下げるなり笑顏でいて欲しかった。まあ無反応よりはマシ？

おから料理

　友人との約束で出かけると蕗の佃煮と卯の花を作って来てくれた。
　昨夜仕事を終えてから取り掛かり、夜中までかかったと言う力作。

　作る時はいつも大量に作ってあちこちに配るほどのプロ級の腕。
　私もお相伴にあずかり嬉しい。でも夜中までとはご苦労様！

　彼女の作り方を聞くと丁寧で手間暇かけているのが分かる。
　具の材料の切り方一つにしても全部同じ大きさに整っている。

　私も卯の花は作るがザッとしているからか15分位で仕上げる。
　料理は嫌いではないが彼女に比べると向き合う情熱に差がある？

　私は３６５日３食となれば手抜きになりがち、反省の余地あり！