久しぶりの温泉

　入浴禁止を言い渡されていた夫の爪が順調に治りつつある。
　「そろっとなら入浴もOK」医師から嬉しい言葉を頂いた。

　病院を出たその足で夫から「温泉に行ってよ」と注文がついた。
　彼にとっては入浴禁止が足の痛みよりもつらかったらしい。

　夏場でなくて良かったが、気持ち悪くてイライラしていた様子。
　１週間ぶりの入浴は彼を生き返らせ機嫌も元に戻らせたようだ。

　私も一つ肩の荷が下りた気分で湯を楽しむことが出来た。
　少し見ない内に温泉場の紅葉が美しくなっていた。

　平凡な日常が戻ってほっとする。当たり前のことが有難い？

私馬鹿よね♪

　製本の際、目打ちを使うから用意するようにと言われていた。
　穴を開けるのに使う道具、キリなら家にあるがそれでは駄目との事。

　目打ちなるものはない。目打ちとキリの違いが分っていなかった。
　具体的にどんな物か分らないまま100円ショップに買いに行った。

　何千種と商品が並ぶ店内で何処の売り場に置いてあるのやら？
　「目打ち」の字を頼りに探すのは一苦労だった。その話を仲間にした。
　
　「貴女って何にも知らないのね！」と笑われた。知らないことが多すぎる。
　非常識な部分があるのは自覚している。でも今まで不自由なく生きて来た？

　そう開き直ったが、ピントの狂い過ぎは褒められたことではない。　

製本の復習

　
今日は今年２回目の製本講座で図書館に行く予定。今度は和本の作り方を
教えてくれるそうだ。先日の洋綴じ本のやり方を忘れていないか復習してみた。

有り合せの包装紙で表紙を、その他道具も不十分なので思うように行かない。
２週間前の事なのに忘れていて説明書に頼る。予想以上に悪戦苦闘をした。

出来栄えは100点満点の40点？上の青いのが独力で仕上げたA４版の作品。
朝日新聞の記事「花折々」をスクラップしていたのでそれを１冊にまとめた。

下の赤いのは教わりながら製作したB５版の本。次の和綴じ本も楽しみ！

　

　

たこ焼き

　「たこ焼き食べるなら届けるから」夕方友達から電話が入った。
　「好きだけど、わざわざ持ってきてくれるの？」私は恐縮する。

　どうやらたこ焼き屋の前を通りかかって思いついたらしい。
　電話の後、待つこと２０分、ホカホカのが二人分届けられた。

　その晩の予定メニューは途中変更、たこ焼きがメインになった。
　お好み焼きやたこ焼きなど、粉物は夫も好きだから文句は出ない。

　丁度シメジご飯を炊いていたので、夫はたこ焼きをおかずにしていた。
　「変な取り合わせ」と夫は言い、私は「彼女の気持ちが嬉しい」と感激。

　お返しにシメジご飯を持って帰ってもらったが、先方も変な取り合わせ？

思わぬ収入

　ポケットをゴゾゴゾしていた夫が紙幣数枚を私に差し出した。
　「何のお金なの？」と問うと「病院代の足し！」と言う。

　「今月は病院代も大変、自動車保険もあったし赤字だわ」
　昨夜家計簿をつけながら私がぼやいた言葉を気にしたのかな？
　
　嫌味を言ったつもりではない。私は驚いて突っ返した。
　でも考えてみれば夫は怪我以来アルコールは控えている。
　
　ならば小遣いの使い道がないから彼のお金は余っているはず？
　「貴方のお金は私の物、私のは貴方の物、今回はもらっとくわ」

　野口英世さんに戻ってもらった。この際、僅かでも助かる？

男前が上がる

　先月怪我をして以来、夫は急に老け込んだ感じだった。
　私とは１歳違いで６０代なのに８０才を越えるかのような雰囲気。

　その上、一昨日足の爪をはがした痛さで？歩行もぎこちない。
　入浴も禁止されているから髭も剃らずにボウボウの状態。

　もう一緒に外出するのも恥ずかしいぐらい汚ならしくなっている。
　丁度、近所に散髪屋が開店したので少しはマシになるかと勧めた。

　夫と共に入店して待つ間、店内やスタッフの仕事ぶりを観ていた。
　予想以上の丁寧な仕事ぶり、夫は眉も整えてもらってすっきり！

　乞食から脱皮出来てヤーレヤレ、お陰で若さも少し戻った？

痛そう！！

　「爪が剥がれかけなんだ、包帯してほしい」と夜、夫が言ってきた。
　数年前から足の爪が水虫でゴワゴワになっているのは知っている。

　皮膚科にも通っているが一向に良くなる気配がないまま。
　特に親指の爪は重症、それが靴下に引っかかったとか。
　
　見るとパクンとボンネットが開いた状態で下の肉が丸見え状態。
　こちらまで身がすくみそう。爪となると痛さはきつい筈。
　
　その晩は応急処置をして翌朝外科で診て貰うより他無かった。
　最初に訪れた病院は医師が留守、次も超満員で待てない状態。

　３軒目でやっと処置してもらったが、今月はついてない？　

車の引き取り

　土曜日に公会堂に行く用事があった。しかし駐車場が既に満車。
　それで近くの以前行った事のある皮膚科病院に無断駐車させた。

　車を止めたのが午後１時頃、５時に戻ると締め出されていた。
　ロープが張られて鍵も掛けられている。出すのは不可能！

　そこの病院は土曜日は午前中のみで午後からは無人なる。
　電話も通じない。なす術もなくタクシーを拾って帰宅した。

　日曜日は休診だから月曜日の朝、早々に引き取りに行った。
　自業自得と思うけど２日間の車無しは不自由でこたえた。　

　苦情の張り紙などあるかと心配したが、何事もなく助かった。

庭木の剪定

　例年よりも少し遅くなったが植木屋さんが来てくれた。
　春と秋、１年に２度の剪定と消毒をお願いしている。

　松など上等の樹は１本もない。でも雑木は元気良く枝葉を伸ばす。
　堀を隔ててよそ様の田がある。そこに張り出すのも切ってもらう。

　器用な人間なら自分たちで手入れをしてしまうだろう。
　しかし我らは高所も苦手だし腕力もないから頼るより他無い。

　植木屋さんが作業しやすいように植木鉢を移動させるのが私の仕事。
　軒下に並べている雑多の花は本職から見ると他愛ない物に映る？

　何も言い訳する必要もないのにあれこれ弁明している私が居る。

１００周年記念

　私が持病で通院している病院は今年で開院100周年だそうだ。
　市内の中心街に建っている古ぼけた小さな個人病院。

　昔は島からの患者などで大混雑していたが、今はその面影は薄れている。
　市内の至る所に大きな病院が出来たからだろう。

　今治は人口の割りに病院数が多く、この点は恵まれている？
　その創立記念にプロスキーヤの三浦雄一郎氏が講演に来られた。

　公会堂に聴きに行った。他に大学教授などの講演もあり参考になった。
　さすが著名人を招いただけに盛況、病院も大きな宣伝になったと思う。

　でも、三浦氏が病院に来たら建物の粗末さに驚くのでは？

予防接種

　インフルエンザの予防注射を夫婦で受けてきた。
　嫌がる夫をなだめすかしてかかりつけ医院に行く。

　問診票の記入も私が代筆するのを当然としている夫。
　体温測定の際「無いんじゃが…」と言いながらモソモソしていた。
　
　看護師さんが側で待っているのにマイペース、私は気が気でない。
　彼女は見かねて「肌着を脱ぎましょうか｝と促がしていた。
　
　やっとの事で体温計を取り出したが３４度、多分測れていない。
　でも看護師は「体温が低いのですね」とそのまま去ってしまった。

　手のかかる子供を連れている感じ。でもこれでこの冬は少し安心？

夫の手袋

　我亭主は冬になると手袋が必需品になる。
　家の中に居ても気がつくと手袋をしている。

　昔、新婚の頃の彼の手は柔らかくて指も細くて綺麗だった。
　何にもしない人の手、節くれだった私と比べてスマート！

　今は見る影もないほど汚くなっているのに大事にしている？
　私は手袋をするのが煩わしいと思うのにそんな事は気にしない。

　しかしどこにでも忘れたり落としたりするのが問題。
　無くしても惜しくない物を最近は買うようにしている。

　今年も５足準備した。これでこの冬は大丈夫！

何故か出会う人

　隣町の直売所で遠縁にあたる女性に出会った。
　私は帰ろうとして、彼女は入ろうとする出入口でバッタリ。

　「あれ！こんな遠くまで？」の挨拶だけ頭を下げて別れた。
　あんまり親しくなく、冠婚葬祭でたまに見かけるだけの間柄。

　しかしこの人には色々な所で出会うのが不思議。
　病院でも会ったし、祭りの夜に家族連れでお会いした事もある。

　ある時は量販店の衣装売り場でお互いに特売品を漁っていた。
　その時は目の淵に彼女の存在はあったがお互いに気付かぬ振り？

　私よりも少し若い筈だが、中途半端な関係で何だか落ち着かない。

すみません

　コメントも頂いていたのに昨日の本文を削除しました。
　思慮の足りないまま投稿した事を後悔しています。

　朝、出先で不快な事があったのでそれを無礼だと書いた文です。
　狭い地だから読む人が読むと誰の事か分かると指摘されました。

　ブログでは個人攻撃や特定の人の悪口は書いてはいけない。
　そんな事は分っていながら失敗をやらかしたことになります。

　部分訂正しようかと思いましたが、面倒なので全文削除。
　毎日気楽に書いているものの、不注意でした。

　コメントも同時に消えてしまいました。この点特にお侘びします。

お預けをくらう

　昨日突然宅配便が届いた。埼玉の義兄からで九州土産。
　阿蘇ジャージ牛乳ヨーグルトとかプリンが入っていた。

　旅好きな人だから日本全国、何処に居ようと驚きはしない。
　しかし２種類ずつ４組分も入っているとは多すぎる？

　多分、半分は弟宅に配って欲しいという事だろう。
　それを確かめたいのに旅の途中なのか連絡がつかない。

　本人の携帯は勿論、留守宅にもメールしているが音沙汰なし。
　賞味期限は大丈夫だが、勝手に開封するのもどうかとそのまま。

　先ほどやっと連絡がついた。これでお預け解除、さあ食べよう！