予想はしていた

　「家族と来なさい」と昨日ドクターから言われたので長男と行く。
　「急を要する状態だから明日手術しましょう」との話だった。

　ペースメーカーを埋め込む手術、迷っている場合でないらしい？
　あまりに急な事で夫の介護が大問題、急遽ケアマネさんに頼る。

　明日入院する病院の関連施設に運よく空きがあって申し込めた。
　従来の施設と異なると手続きも大変、息子が走り回ってくれた。

　私の入院準備品はわずかなのに夫の方は着替え類が山ほどある。
　どっちが入院するのと思う程。そう言う次第で1週間ブログも休み。

　夫の事は心配だがこれを機会に骨休めして来よう。ご心配なく！

点滴初体験

　初めて点滴を受けた。75歳で初体験とは珍しいそうだ。
　「今までお元気だったのですね」と看護師は言ってくれる。

　そう言えば大病などした事はなく入院歴はお産以外にはない。
　元気ピンピンでもなく体力はある方とは思えないのに？

　今回の点滴剤は造影CT検査に伴う生理食塩水の注入。
　ただ退屈なだけ、今まで見ていたのとイメージは違った。

　息子が連休以前に大きな病院で調べてもらう方が良いと言う。
　それで済生会病院で検査を受けると「明日家族の人と来なさい」

　紹介状なしは渋い顔をされたが事態深刻の様子で診てもらえた？

すっきり熟睡

　久しぶりの熟睡で目醒め良好、清々しい朝を迎えた。
　昨夜、遠方の友人から電話を貰って長話をしていた。

　彼女は私と比べようもない重病なのに明るく前向き！
　昔からの親分肌に私はタジタジする。頭が下がる。

　落ち込んでいるのが恥ずかしくなって元気を貰った？
　「難問からは逃げずに乗り越えれば良い」と教わる。

　気のせいかも分からないが体調は少し上向きで有難い。
　しばらく休んでいる散歩も明日から再開しよう。

　かがむとふくらはぎが突っ張るが30分程草引きをした。

新緑の季節

　抽選で当たっていた景品を受け取りに道の駅に行く用があった。
　引き渡し期限があと数日、少々しんどくても無駄にしたくない。

　方向違いで遠回りになるが病院に行く前に寄るようにしよう。
　新国道で山を切り開いた道、新緑が美しくて目を見張る想い。

　なだらかな峠道で小山全体をおおう若葉が風にそよいでいた。
　そのみずみずしい景色に心洗われ体調不良もしばし忘れる？

　生命力を感じ、ここしばらく暗い方を向きがちだったと反省する。
　私は甘ちゃんと思う。少しの事でつらがるのはお預けにすべき！

　病院ではペースメーカの話も出たが即断する事は出来なかった。

平素と同様に

　3日前に処方された薬が合わなくて胃痛と吐き気等で気分が悪い。}
　次回来院は月曜の予定だったが薬の相談がてら受診する事に。

　むくみは一向に良くならず今日は顔まで腫れて象さんの目になる。
　薬は利尿剤に変更となった。ホルダー心電図検査も今日になった。

　「平常と同じ行動をして生活記録もメモして下さい」との事。
　それで今日は午後ボウリングの日だったから迷いながら出かけた。

　調子が悪くなれば途中で止めれば良いと思いながら1時間興じた。
　太腿が股ずれするような痛さを感じた他は心配する事はなかった。

　返って気分転換になって良かった。ホルダーを外しに明日も病院へ。

気合を入れる

　昨夜は消え入りそうな脈音を布団の中で聞いていた。
　「このまま脈が止まったら死んでしまう」と悪い方に考える。

　有りえない事と打ち消しても暗闇の中では碌な事を考えない。
　眠れなくなって朝を迎えた。当然頭は重くてボーとしている。

　「こんな事ではいけない」と自分に気合を入れて起き上がる。
　自分で病人になろうとしている、弱気を跳ね飛ばさなくちゃぁ。

　夫をディに送りだした後、横になりたい誘惑に負けそうになる。
　1日中空気がよどんだような重苦しさだったが何とかやり過ごす。

　早く元のさわやかな健康体に戻りたい。こんな筈じゃないのに？

病は気から

　今朝も体調不良、血圧はいつもより高め、脈拍は変わらず40。
　体がふらつきおまけに寒気も催すので風邪を引いたのかも？

　最小限の家事の後、コタツに潜り込んで体を休める事にした。
　夫とは一言二言口を利いただけで他は外にも出ずじまいの1日。

　昼になれば夫は食卓で待機する、その姿を見ると出るはため息。
　私が「しんどい」と言っても「嘘じゃろ」の対応、情けない。

　昼も夜も冷蔵庫の残り物を整理してそれで間に合わせた。
　何とかなるものだ、夕食を終えた頃から少し元気が戻ってきた。

　病は気からとも言う。明日からはしっかりしたいと思っている。

センチメンタルに

　今朝は珍しく朝早くから目覚めていた。
　起きるには早すぎるのでベッドの中で考え事をしていた。

　縁起でもないが、もし私が夫より早死にしたらどうなる？
　心臓不調と言う事は急死も有りえる、楽観はできない。

　胃腸は丈夫な夫だから案外長生きするかもしれない。
　その時、誰が面倒を看るのかなんてあれこれ考える。

　葬儀は家族葬を希望、誰にも知られずに静かに消えたい。
　そんな事を考えると何だかセンチメンタルになってきた。

　体調が戻ればそんな事も笑い話だろうが、弱気になっている。

厄介な事が

　こむら返り予防の為に入浴時にふくらはぎを揉んでいる。
　ところが昨夜の脚は自分のではないような太さになって驚いた。

　太股は針を刺せば中味がプシュと飛び出しそうにパンパン状態。
　正座も出来ない、鼻炎薬の副作用かと心配になって受診してきた。

　看護師に脈拍微弱だから心電図、心臓のレントゲンを促される。
　脈拍が４０は心臓が正常でない事、故のむくみと先生は言う。

　甲状腺検査もしたがこれは異常なし、でも放置はいけないとの事。
　来週ホルダー心電図検査の予約を入れて帰宅、厄介な事になった。

　2年前も脈拍30が続いてつらかったが自然に治った。今回も願う。

チューリップ

　玄関先と裏庭に秋口に植えたチューリップがやっと咲いた。
　今年は昔からあるごく単純な形、赤黄紫の3色にした。

　赤が威張って全開、黄は遠慮深げに開花間際の様子。
　紫はまだ蕾、同時に植えたのに咲く順番が違う？

　チューリップは幼児でも知っている可愛らしい花。
　花の中で1番好きとまでは言わないが親しみを感じる。

　「チュ-リップは歌の通り赤白黄と並んで咲くのよ不思議ね」
　次姉の説に「へぇそうなの」と驚いたが、考えたらありえない？

　球根が勝手に並び代わる訳がない、咲く順が赤白黄っても変！

体重増加

　朝、洗顔後に鏡に映った自分の顔を見ていた。
　頬の辺りが丸っぽくなっているような気がする？

　気になって体重計に乗ると何と4㎏も増えていた！
　あまり体重の増減はない方なので驚いて確かめる。

　月に1度位は体重測定をしていた筈なのに何時の間に？
　3、4月と花粉症で家に籠って居眠ってばかりいた。

　ぼんやりだらけていたのがいけなかったのだろう？
　食べる分量も無意識の内に増えていたのかも知れない。

　体重増加はすぐなのに減らすのは難しい。ショック！


　

花冷え

　4月も半ばになろうとしているのにこの寒さは何？
　中には暖かい日もあったがこの2，3日は特に冷え込む。

　寒暖の差が激しいので体調維持が難しくあちこち不調。
　相変わらず花粉症はよくならず薬に頼るから１日中眠たい。

　昨日はサークルのお花見会だったが今年は室内での食事会。
　予定では春服を着て行くつもりだったのに急遽厚手に変更。

　最後に皆で記念写真を撮ったが多分もっさり写っただろう。
　写真は正直、歳は隠せないしその時の気分も表情に現れる。

　出来上がりが気になる。せめて笑顔で写りたいがどうだろう？

初物の筍

　外出から戻ると玄関先に玉葱、キャベツ、筍が置かれたいた。
　1番嬉しいのは初物の筍、大きさも程よく茹でるのに丁度良い。

　持って来てくれた人はメモが無くても分かる。
　毎年の事だから私も当てにしているところがある。

　早い目に茹でる方が美味しいと思うのに急で糠がない。
　仕方なく一握りの米で代用する事にした。少し勿体ない？

　筍は皮のまま茹でるべきと言う人と反対の人も居る。
　どちらが正しいのか分からないが鍋の都合で皮を剥いた。

　初物を口にする時はいつも幸せを感じる。有難い事！

改宗の勧め

　ピンポーンが鳴るので玄関に出ると作務衣を着た中年女性が居た。
　いきなりパンフレットを出して何か説教めいた事を言い始める。

　印刷物には大きな字で「邪教を改宗しないと…」胡散臭い話！
　「今、手が離せないの、うちは昔から真言宗、困ってないわ」

　「真言宗も邪教です。改めないと大変な事になる」と脅してくる。
　相手するのも馬鹿らしいので「ごめんなさいね、よそを回って」

　そう言って戸を閉めた。まともに話を聞く人なんて居るかしら？
　私は信心があって選んだわけでなく、ただ何となくいい加減。

　日本人は宗教に関しては曖昧な人が多い。それで不自由もない。

家族葬

　ごく近所の奥様が闘病の末に亡くなられたとの情報が入った。
　当然、お見送りをさせてもらうつもりで葬儀場に問い合わせる。

　すると通夜も告別式の日時も個人情報だから教えられないと言う。
　「家族葬を希望されているから親族以外は遠慮して下さい」

　近年は家族葬が主流になって知らない内にあの世に行っている？
　「最近見かけないわねぇ」で「亡くなられたそうよ」の時もある。

　何とも寂しい事で、半年も1年も後になって知る場合もある。
　今回は娘さんが挨拶に来てくれ、葬儀参列を拒絶しないとの事。

　「母も喜びます」との事で列席させて頂き最後のお別れも出来た。