世界が違う？

　今日会った人は昨日の電話では落ちついたしっかり者の印象。
　咄嗟に作家の佐藤愛子氏が頭に浮かんだ。想像は当たっていた？
　
　駅ならば地理に不案内な人でも来れると思って、そこで落ち合う。
　「時間は１時間程しかない」と言われたので構内でお茶しただけ。

　にこやかで大らかな感じ、地区のリーダーを思わせる雰囲気？
　お話を伺っていると「すごい！」がどんどん上塗りされて行く。

　音楽・絵画・茶道等で現役で活躍中、輝きすぎてまぶしく映る。
　卑下する事はないと分かっているが何か住む世界が違うようだ？

　刺激されっぱなしで少し疲れも感じたがお会いできて良かった。

不安と期待

　２９日は大阪から来られる初対面の女性と会う予定。
　５，６年、もっと前？からこの機会を楽しみにしていた。

　知り合うきっかけは新聞の投稿欄、私と同年配のようだ？
　今治とは無関係ではないと言う、そんな事で文通友だち。

　でも顔も知らないし声も聞いたことがなく想像するだけ。
　「都合がつくようでしたらお会いたい…」と葉書が届く。

　友達と愛媛を巡る旅らしい。今朝初めて℡で声を聞く。
　彼女は大洲を観光中だったが落ち合う場所等の約束成立。

　期待と不安でドキドキ。田舎婆さんの私は気後れしそう？
　

ところてん

　ここ数日、晴天に恵まれて日中は気温も上がって心地よい。
　テレビの天気予報では今日は夏日になると報道していた。

　買い物に行くと「心太」が目についたので籠に入れた。
　昔から夫の大好物、暑い時期はチョクチョク買ってきた。

　しかし「今年はいらないよ」言うかなと気にしての買い物。
　うどん・素麺・ラーメンなど麺好きだったのに、今は嫌う。

　吸い込む力が弱くなってツルツルと食べられないからだ。
　麵を３、４㎝にカットすれば大丈夫だが味が半減する？


　「心太なら食べようか」と言う。心配したが問題なかった。

庭掃除

　月曜日はゴミの日、それに合わせて夕方１時間程庭掃除をした。
　庭と言う程でもないが草を抜きがてら水遣りなどをする。

　コデマリと深山オダマキが庭の隅で知らない間に咲いていた。
　得した気分！バラは蕾をつけているからそろそろ咲くかな？

　去年のチューリップは葉は伸びたが結局、花は咲かずじまい。
　ハイビスカスも持ち越しを期待していたのに枯らしたようだ。

　萩は茶一色だったので駄目かと思っていたら芽吹いている！
　こういう時は胸がときめく。秋には優しい花が咲くだろう。
　
　園芸は私にとっては趣味とまでは言わないが楽しみの一つ。

連休に備えて

　カレンダーでは２９日をかわぎりにして５月の連休が始まる。
　今日、街に出ると車が普段よりだいぶ多くなっている気がした。

　信号待ちの所では２回待つ。この調子では来週が思いやられる。
　夫の目薬が切れかかっていたので電話してから受け取りに行く。

　私の持病の薬も少し早目だったが、安心のために貰っておこう。
　そう考えて２軒の病院を回る。両方とも患者であふれていた。

　連休に差し障りないように、皆似たような事を考えるのだろう？
　人に酔ったのか私一人の行動だったのに非常に疲れを感じた。

　連休に備えて薬切れの心配をする。若い頃は想像しなかった事！

お土産を分ける

　図書館のサークル日、私は大きなビニール袋を下げて帰宅した。
　その姿を見た夫が「何を買って来たんだ？」と興味深そうに聞く。

　「買い物じゃなく空箱、でも私の分け前も入ってるからあげるわ」
　ゴミの後に、紙に包んだ菓子が現れたので夫は嬉しそうな笑顔。

　会員が旅行等に行った際にお土産を買って来てくれたりする。
　それを出席者で仲良く分ける。当然包装紙などのゴミが出る。
　
　旅行に行く機会がない私は、頂く一方だからゴミ位はと持ち帰る。
　今回はたまたま４人もの差し入れがあったのでゴミも多かった。

　ゴールデンウィークも近いから、次の会もお土産があるかも？

五月晴れ

　今日は久々の好天気、暖かくてさわやか、洗濯物の乾きも上々。
　湿気がちの布団も干す事が出来、掃除もはかどって気持ち良い。

　４月は降雨量が多くて日照率が非常に少なかったように思う。
　そのせいだろうが、野菜類の値上がりひどくて頭を抱える。

　長雨のせいで今年は桜など碌に見ない内に散ってしまった。
　春の雨は農業には大事と分かっているが私的には迷惑で嫌い。

　でも雨上がりの木々の新緑は太陽の光を浴び生き生きと美しい。
　街路樹の根元のつつじが咲き、これも目を楽しませてくれる。

　今年初めての鯉のぼりも見た。五月晴れが続きますように！
　

全国学力テスト

　 昨日のニュースで全国学力テストが行われたと報じられた。
　今朝の新聞には国語・算数・理科の各問題が掲載されている。

　基礎知識のAと応用のBの２種、小学生用と中学生用と分れている。
　まさか小学生用位ならばお茶の子さいさいで簡単に解けるだろう。

　虫眼鏡でないと見えない細かい字、目を凝らしながらやってみた。
　小学生用の国語と算数の４枚を解き、回答を見ると満点ではない！

　中学生用のもついでにやってみたがこれは8,９割程度の出来。
　難しくはないが凡ミスなどがあった。一応中学レベルは合格と思う。

　でも高校用となると、学び直さなくては箸にも棒にもかかるまい。

父と息子

　夫の散髪日、帰宅すると息子が２階の自室から降りてきた。
　「お父さんの頭、すっきりでしょう！散髪してきたのよ」

　息子は夫の頭をジロジロ眺めてニヤッと笑いながら言う。
　「その髪の量なら半額だろうね？」と父親をからかう。

　いずれ息子も禿になるだろう。髪だけはくせ毛で父親似！
　私はそう思っているが、推測だから余計な事は言わない。

　彼らの前の席に座って二人を眺める。体格は全然異なる。
　顔のパーツも一つも似てない。性格も似てるとは思えない？
　
　しかし二人は「親子」と顔に書いてある。不思議で笑える。

玄関チャイム

　夜、８時頃に電話が鳴ったので今頃どなた？と受話器を取る。
　「おったん？　チャイムを３回も鳴らしたんよ！」

　いきなり不機嫌そうな声が聞こえてきた。近所の奥さんだ。
　「あれ？居間に居たけどチャイムなんて聞こえなかったわ」
　
　「車があったから、留守の筈はないと思うのに…」
　まるで私が居留守を使ったかのような不審感が声に出ていた？

　「電池が切れているのかもしれない、調べるわ。ごめんなさい」
　それで相手は納得してくれて普段通りの会話になり用件も承った。

　あの電話のお蔭で電池切れを知った。少し驚いたけど感謝！

息子の差し入れ

　朝、食卓の上に３割引きのシールつき大福が置かれていた。
　息子が仕事帰りによく行く深夜営業の店で買ってきた物だ。
　
　入り用な物を買うついでに目についたら籠に入れるとか。
　時々このように夫のおやつになる物を差し入れてくれる。
　
　賞味期限間近の値引き品、高級品ではないが気持ちが嬉しい。
　年寄などがお買い得品を物色するのは珍しくもないが…？
　
　調理の仕事柄、買い物は苦にならないらしい。私も時々頼む。
　その際も気軽に応じてくれる。勿論、実費は支払っている。

　しかし彼が自主的に買った物は甘えるのがお互いのルール。

宅老所

　お昼過ぎにデェ施設の職員からわざわざ電話をもらった。
　夫が室内で転倒して怪我などはないけど、報告までと言う。

　「意識もあるし血圧が少々高め、静かにしてもらってます。
　帰り際にもう１度連絡を入れます」と丁寧な口ぶり。

　「転んだぐらいでご丁寧に！」とこちらが恐縮してしまう。
　何かあれば施設の責任だから大事を取っての連絡だろう。

　保育園なども同じで人の命を預かるのだから大変な仕事！
　面倒なクレーマーもいるのだろう。ご苦労な事と思う。

　デェは機能訓練の場でもあるが宅老所、助かっている。

本能と言えども

　夫が在宅の日は１日中食べる事に追わているようで嫌になる。
　朝食が済んだと思うと、もう昼食を待っている、夕食時も同じ。
　
　いくら食欲が人間の三大本能の一つと言えどもイラつきを感じる。
　ちなみに他の本能は性欲と睡眠欲、人間が生き残る為の必要条件。

　「時間が来るまで私は動かないわよ」と言っても彼には馬耳東風？
　チョクチョク何度も私の様子を伺いに来るので落ち着かない。
　
　今では食べる事しか楽しみがないようなので、邪険にも出来ない。
　「食べてる間は元気」とも言うから、安心はしているが程度もの！

　生きる為に食べる筈なのに、食べる為に生きているようにも思える。

マニュキュァ

　外出しようと着替えをして、ふと手を見ると爪が汚かった。
　午前中の草引きのせいだ。洗ったのに爪の奥に泥が残っている。
　
　深爪になる手前まで爪切りして、マニュキュァでカバーしよう。
　そう思って以前は好きでよく使っていた真紅のを塗ってみた。
　
　華やかになったのは良いが、何だかやけに手だけが変に目立つ？
　節太い指が強調され、シミも目につき下品な感じで不似合い！
　
　今日だけでもそのままにしておこうかと迷ったが、剥がした。
　時々、年齢と身なりがチグハグな人に出会うが同類は遠慮したい。

　結局無難なピンクにしたが、手も確実に老化の一途を辿っている。

本屋大賞作品

　今年の本屋大賞は上橋菜穂子「鹿の王」は半年ほど前に読書済み。
　昨年は和田竜「村上海賊の娘」今治が舞台で観光にも一役買った。
　
　百田尚樹「海賊と呼ばれる男」は一昨年、その前が三浦しをん。
　彼女の「舟を編む」は映画化もされた。私の好きな作家の一人。

　湊かなえ「告白」は数年前の受賞作、記憶が薄れていたので再読。
　読む速度が早い分、忘れるのも早い？再読すると頭に残りやすい。
　
　「そうだった」とか「ありゃ」とか思いながら楽しく読み終える。
　サスペンス風で読み始めると止まらない。教育問題がテーマ？

　2004年第1回受賞は小川洋子「博士が愛した数式」も印象深い。