野菜の苗を買う

　野菜作りの決意が薄れぬ内にと苗を買いに行った。
　
　桃太郎のトマト、５０円と１９０円の両方があった。
　ナスもどれも同じに見えるが、これも値段に３倍以上の開きがある？

　お店の人に聞いた。「高いのと安いのは、どう違うの？」
　「接ぎ木しているのが高いんですよ」

　児童の質問のように「何故？」を連発した。
　レジに並んでいたお百姓さんらしき人が親切に教えてくれた。

　「接ぎ木のは丈夫なの。連作が出来るのよ。土地を変えなくて済むのよ」
　いっぱい知らないことだらけ…でも面白そう。とりあえず苗だけ用意できた。

畑仕事

　いつも野菜を頂く方から畑仕事を勧められた。
　健康に良いし、育てる楽しみは何物にも代えがたいそうだ。

　特に我亭主の暇つぶしに最適ではないだろうかとの提案。
　体を動かすから肥満解消の役に立つ筈とお墨付きをもらった。

　「私食べる人」を自認、未経験の私たちに出来るかなぁ？
　種代・肥料代を考えると買う方がよっぽど安そうだけど…。

　畑までの距離や手間隙を考えると二の足を踏みそう。
　土地は広いから、好きな所を勝手に使って良い許可も出た。

　亭主のために取り組んでみようかと心は傾いている。
　

公衆道徳

　前を走っていた車が、突然タバコの吸殻をまとめて投げ捨てた。
　
　驚いて、思い切りクラクションを鳴らしてやろうかと思った。
　でも喧嘩になるのがおち、勝ち目はなさそう…しゃくだけど我慢！
　
　信号待ちの植え込みに目をやると、空き缶があちこちに転がっている。
　これら投げ捨て行為をする人の神経を疑ってしまう。
　
　公衆道徳の教育を受けていないのだろうか？
　自分の事しか考えないのだろうか？
　見つけ次第検挙して、クズ拾いなど労働奉仕をさせればよいのに…。
　そうすれば、如何に人に迷惑をかけているかが分かるのではあるまいか。

　

　

　

時期の物

　まだ寒い頃、寒素麺が美味しいからと夫は近所に配っていた。
　素麺は夏の物だから今、あげても値打ちが無いのでは？と思ったが。

　店先で素麺を見かける頃になったので昼食にそれを食べてみた。
　ところが気温が低かったので全然美味しいと思わない。

　氷に浮かんだ素麺は冷え冷えして、熱いうどんの方がまし？
　西瓜も見かけに釣られて買ってみたが、やはり今イチと思った。

　トマトはやっとトマトらしい味がしてきたように思う。
　キュウリも色どりの為に使っていたが、味を楽しめるようになった。

　やはり時期には敵わない。旬に食べてこそ味も栄養も満点！



　


　

通信販売

　最近、街で自分の買い物をする事がほとんど無くなった。
　
　したくてもおまけ（夫）がついて来るので自由に動きにくい。
　それにどうしても必要な物なんて食料以外は滅多にないから？

　カタログショッピングの雑誌が数種類、定期的に送られてくる。
　洋服類や化粧品はこれを利用している。

　例え買う気がなくとも見ている内にその気になるから要注意！
　写真に写っている物はどれも素敵に見える。

　何点か似合いそうな物に目が行く。価格高めが気になるが誘惑に負ける。
　実際、目で見て手に取っていないから失敗の恐れもある。

　通信販売は便利だけど、気を緩めると余計な物まで買い込みそう…。

　
　
　
　
　
　

　

判官びいき

　大相撲も終わったが、応援している力士が勝ち進むのは嬉しい。
　好きな力士同士の対戦となると、弱い方に声援を送りがち。
　
　同じ力量なら年寄りの方に、若ければ次があるからと考える。
　大関が角番なら、後がないから何としても勝たせたい。

　今回は大関と横綱の決勝戦があった。勿論大関の方を応援した。
　これらの気持ちを、弱い者を応援する判官びいきと言うのだろう。

　相撲のルールは簡単だし、個性の競い合いが見られて面白い。
　個々の取り組みは時間的には数分なのでこれも都合が良い。

　それぞれ好みの問題だが、スポーツ観戦の中では相撲に興味がある。
　

　

前田美波里さん

　今治市民劇業、第１００回例会が開催された。
　演目は前田美波里主演のステッピング・アウト。

　片田舎でタップダンスを教えている主人公と生徒たちの
　交流を通してお互いの悩みや成長を描いている作品。

　タップの快いリズム、プロによるステージは迫力もあり素敵だった。
　前田美波里は思いがけずスマート、もっとグラマーをイメージしていた。

　第１回の立ち上げ公演はカルメン、その時も彼女が主役だったそうだ。
　市民劇場へのエールを送って下さった彼女の挨拶は温かかった。

　今回から市長夫妻も入会し、いつもよりも盛り上がっていた。
　

どちらが主役？

　２～３日前、白のカラーを玄関に活けた。
　緑の葉っぱと良く似合って清楚な感じで合格！気に入った。

　今日、名前は知らないがバラとカーネーションを混ぜたような花を見つけた。
　朱色にしようか白にしようかと迷ったが白の束を選んだ。

　帰宅して飾ると何か寂しい雰囲気、自分の描いていたイメージと違う？
　見渡すと電話台の造花（光触媒、空気清浄用）の蘭も白色。

　白ばかりなのが失敗の原因、やはりメリハリがないからだろう。
　庭に出て色物を探す。バラが似合いそう。

　ピンクと赤、少しだが引き立て役になってもらった。
　

「おため」は省略

　昔、物を頂くと母はおため　（簡単なお返し、菓子など）を忘れなかった。
　そして頂いた品に見合う物を、後日改めてお返ししていたように思う。　
　
　私もその習慣が記憶にあって、もらいっぱなしは落ち着かない？
　感謝の言葉は惜しまないが、おためは省略する場合が多い。　
　
　おためは空で返すのは失礼と、マッチや半紙などを包む風習。
　主に関西のしきたりでお足代とも言う、ほんの簡単なお礼の品。

　冠婚葬祭は別として、そんな形式ばった事は他人行儀で好きではない。
　お返しを当てにして、あげたりもらったりする訳ではないのだから…。

　お互いに甘えたり甘えられたりで良いんじゃないかな？　
　

コタツの片付け

　そろそろコタツを片付けなくちゃぁと
　とりあえずコタツ布団の洗濯をする事にした。

　クリーングに出すべきか、コインクリーングでするべきか？
　そうだ！家の洗濯機、毛布や肌布団は洗った事があるので試してみた。

　重さは大した事ないのに、かさ張って詰め込むのに大往生だった。
　洗濯機が壊れはしないか、無理に入れたが出せるかと不安がよぎる。

　機械が動き出し１時間余りで出来上がった。
　心配だった取出しは入れる時よりもスムーズで助かった。

　片付けるつもりが夜半はまだ足元が寒い。結局薄毛布に替えただけ。

　

配達料金

　葉書や手紙、その他書類や荷物の発送をよくする。
　以前は郵送だけだったが最近は宅配便を利用する機会が増えた。

　郵便は言わずと知れた切手だが、メール便はバーコードのシールをベタッ。
　郵便は切手を選ぶ楽しみがある。葉書や普通の封書は今まで通りに郵便局。

　しかし大型の書類や重量のある本などはメール便が断然安い。
　このように使い分けをしているが、信用面ではまだ郵便局に利がある？

　定時に届く郵便屋さんの配達は馴染みを感じるし安心感がある。
　それに対してメール便はダイレクトメールばかりで時間も不規則。

　でも今後、情勢は変わって行くと思う。郵便局と宅配業の競争激化は必然。　　

震度５以上

　夜中の２時頃だろうか？
　「ドスンバリバリッ～」家具が倒れこむような大音響。

　何事かと目をさらしたら、部屋の入口で夫がへたり込んでいる。
　酩酊状態でうつろな表情、病気で倒れた様子でもない。

　怪我もなさそうなので放っておいた。世話する気にもならない。。
　夜、ダラダラと酒量が多く飲みすぎたのは明らか？

　私は別室に移動。朝、寝室をのぞいたら本人はベッドで眠り込んでいた。
　どういうこけ方をしたのかドア辺りの木切れが飛び散っている。

　さぞ痛むだろうに？本人は無言、私もそっぽを向いている。　
　　

豆の皮むき

　えんどう豆とそら豆が沢山手に入った。
　我が家は二人とも豆大好き人間なので大喜び。

　いつもは私が全部、皮むきから始まる調理をするのだが、
　今回は相棒に皮むきを頼んでみた。退屈しのぎになるだろう。

　「急がないからボチボチでいいわよ」と託した。
　真面目に１５分位頑張っていたが「ああ、肩が凝った」と休憩に入る。

　私なら一気なのにと思いながら「大変でしょ、頑張ってね」と猫なで声。
　不器用さは今に始まった事でない。何回も休みながらやっと終了。

　「ご苦労様！豆ご飯を作るから…楽しみにしてね」相棒は目を細めていた。　

　

詰め放題

　隣町の工業高校でバラ鑑賞会があるとの新聞記事。
　暇に任せて行ってみる事にした。何でバラ？

　バラ同好会の生徒によるバラの世話、校庭が素晴らしい美しさ！
　文化祭のような催しも兼ねて全校あげての行事とか。

　初めて入った校内、バザーや模擬店も沢山でていてにぎやかな事！
　その１画に「玉葱詰め放題５０円」があった。

　ネットを受け取り、小ぶりだが１５個詰めた。上手くすれば後５個は可能？
　とに角安い！　何で工業高校で農作物の販売と不思議に思った。

　後で分かったが、隣接する農業高校の応援、予想しなかった。
　

タオルマフラー

　タオルは今治の特産品、タオルが街に溢れている？
　都会からのお客様におみやげとしてタオルをよく利用する。

　特にマフラーはかさばらないし、色も豊富なので選びやすい。
　値段も手頃なわりに喜んでもらえるので重宝してきた。

　ところが少しショックなことがあった。
　先日の旅行で至る所で同じようなマフラーを見かけた。

　その上、こちらで買う値段よりも格安ではないか！
　中国産？詳しくは分からないが…あんなに出回っていたとは？

　もう嬉しがってプレゼントなんて出来ないなぁと思った。