競泳空想科学

聞いたことがある。
人間が思い描いたことは実現できると。
あとは行動するだけだ。

Long-Term Athlete Development

2023年05月05日 | 水泳

Long-Term Athlete Developmentの成功には、カナダのスポーツシステムを妨げている多くの欠点とその結果が再検討される必要があります。
長期的なアスリートの育成に関する問題点や欠点を指しており、それが引き起こす悪影響について述べられています。


何が欠点なのか?
・いろんなスポーツで、子どもたちがトレーニング不足で競技しすぎてしまう。

• 大人向けのトレーニングや競技プログラムが子どもたちにも押し付けられる。

• 男性向けに設計されたトレーニングプログラムが女の子のアスリートたちにも使われてしまう。

• 勝つことだけを目的にした短期的なトレーニングが多く、アスリートの育成が軽視される。

• 年齢よりも育つ段階を考えないでトレーニングや競技を計画してしまう。

• コーチが、アスリートが最も効果的にトレーニングできる時期を見逃してしまう。

• 基本的な運動スキルやスポーツスキルをちゃんと教えていない。

• トップレベルのコーチは、発展途上中のアスリートたちが必要な質の高いトレーニングを受けられるようにしてくれるべきなのに、知識の少ないボランティアがコーチをしていることが多い。

• 親が子どもたちに、身体的なことや長期的なアスリート育成について十分な教育をしていない。

• 障害のあるアスリートたちのトレーニングニーズを理解していない。

• 競技システムがアスリートの育成を邪魔しているスポーツが多い。

• 才能の発見や開発、移転についての理解が不十分で、うまく活用されていない。

• 学校の体育プログラムやコミュニティのレクリエーションプログラム、エリート競技プログラムの間に連携がとれていない。

• 専門化が早すぎるところが多く、子どもたちが楽しむことができない。

以下はこれらの欠点による結果です。

・運動能力や運動競技能力の低下

・適切なフィットネス不足

・適切なトレーニングが行われないために、スキルの発達が制限される

・勝利に焦点を合わせた過剰な競技が、悪い習慣を形成する

・女性選手が最大限の潜在能力に達しない、不適切なプログラムが存在する

・子どもたちが大人向けのプログラムでプレーすることで、楽しさを感じないことがある

・次世代の国際競技選手が、システマティックに発展することができない

・学校やクラブ、地域のチームが、競技プログラムの構造により選手を引っ張り合うことがある

・選手準備の欠点を補うために、州や国のチームコーチによって補修プログラムが行われることがある

・発展的なパスウェイ内での才能開発や発見、転送に関する理解不足により、国のパフォーマンスが変動することがある

・選手が遺伝的潜在能力や最適なパフォーマンスレベルに到達できないことがある

・国際大会で最適なパフォーマンスレベルに到達できないことがある。

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プログラムプランナーは、これらの欠点とその結果を真剣に考慮すべきです。
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日本のスポーツはどれだけ当てはまる?
ほとんど当てはまる。
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笑顔

2023年04月10日 | 水泳
「うちのグループ、俺が好きなのは、みんなちゃんと努力するんですよ。何事に対しても。俺それすごい好きで。」

朝からニュースを見ていたら、日本のアイドルグループのドキュメンタリーの宣伝をしていた。(トラヴィスジャパン)

昔の私は「アイドルなんて顔が良いだけだろ?」という恐ろしいくらいの偏見の塊でした。

しかしそのイメージは一新され、ライブでは常に笑顔で、飛び跳ね、踊り、歌い続ける姿があった。決して「疲れた顔」を見せない、言い換えれば「努力の跡を見せないプロ根性」がそのアイドルの世界には根付いているのである。

「こんなにやってます」
「努力しました」
「一生懸命やってます」
が通用しない世界。
パフォーマンスで勝負し、ファンを満足させ、夢の世界に没頭させる。

好きなことだからこそ「没頭できる世界」

我々もその世界にあることを自覚したいし、して欲しい。















相談相手をどう選ぶ?

2022年08月02日 | 水泳
相談する相手
お金の相談=親?
恋愛の相談=友達?
仕事の相談=先輩?
これは本当に正しいのでしょうか?
身近にいるからというだけで、年齢が上というだけで、相談しているのではないでしょうか?

コーチと選手の関係性も近いものがあると感じます。
年齢が上、その仕事に長くいるから、というだけで本当にアドバイスが正しいのでしょうか?

世界で戦うには世界をコーチも知らなければ戦えない。
竹槍で飛行機は落とせない。

予選を流す?

2022年03月04日 | 水泳



記録が負けているから、世界と戦えないのは当たり前だが、その前に「思考」を変えないことには、このままではインタビューがテンプレート化するだけ。
「このままでは世界と戦えない」
では「何を変えれば戦えるのか?」
それは「予選から行く」です。
それでは決勝は勝てない、という声が聞こえてきますし、これを実行できる選手も少ないのは理解できます。
その数少ない選手にならないと世界では戦えないのです。

予選を流すのは世界でもやっているじゃないか!
これもその通りです。
だから、「流す定義」を作るべきです。
まずどこを目指すか?を決めます。
例えば「世界大会の決勝」を目指すとします。
そうすると必然的に準決勝進出タイムが見えてきます。16位ですね。
この世界16位のタイムを予選タイムの平均値とします。
このタイムが「流すべきタイム」です。

ということは、今の日本で予選を流して良い選手は一握りしかいません。
それ以外の人は、予選の平均タイムが16位に届いていないのなら、やはり予選から行くべきです。
そうして1年が経ち、2年が経ち、ようやく予選の平均タイムが16位になった時に、初めて「予選流す」訳です。
これが「世界と戦う」ということです。

国内のレースで予選を流して、決勝を上げて、決勝タイムで予選ランキングを作ると、全く歯が立たないのです。

予選を流せるようになるまでは、常に予選のタイムを上げることに専念すべきです。

しかしそれも心の強さが関係しますので非常に難しい問題でもあります。

一握りの選手になるということは、一握りの選手が実行していることを当たり前のようにやることです。

2016 「See You Again」

2015「繋心」

2015「HAC」

for you , to me