競泳空想科学

聞いたことがある。
人間が思い描いたことは実現できると。
あとは行動するだけだ。

問題提起

2009年07月29日 | 水泳
沖縄で起きた信じられない話

私の後輩が沖縄でトライアスロンチームのコーチをしています。
そのコーチの叫びです。読んで下さい。明日はわが身かも、です。

スポーツは時に残酷な結末が待っています。
「毎日練習したの負けた」
「練習できなかったけど勝った」
けれども一番判り易いのは「記録」です。
「勝負」ですから「勝つ」か「負ける」かです。
その勝負はそこで終了。
だから割り切れるのです。
次に向かって進むのです。

しかしこの話はそれ以外の「力」が働いている。
だから「もやもや」してしまうし、次に進むことが出来ない。
結果出しても「認めてもらえない」のだから、不安で進めない。
暗闇(不安)は思い切って進めないのですよ。
それを取り除くことがサポートする側の役割だと思います。
「自浄作用」の働かない組織の末路は「衰退」しかありません。
千葉コーチ、トライアスリーターの為に、トライアスロンの明日のために頑張れ!

平井式アスリートアプローチ

2009年07月25日 | 水泳
「人間の中で生まれる必死さを引き出すため」

くーっ!
言葉が「活きてる」っていつも思う。
同じ結果を求めても、「伝え方」が絶妙です。
難しい事を解りやすい「フレーズ」で相手にビシバシ投げ掛けるこの妙。
私もシンプルに!とは思うけど、難しいなぁ。
アスリートアプローチと謳ってますが、なんのなんの、この本は「ビジネスマン」にもオススメです。
私には「自己啓発本」です。
矢継ぎ早に「言霊」が飛んでくるので、ご用心!

ユニバーシアード残り2日!

2009年07月10日 | 水泳
日本選手権が終了してユニバーシアードに「冨田・岩下・富山」の3選手が選ばれた事は素直に嬉しかったです。
しかし、今は本当に世界大会の難しさを痛感しています。
今回は「冨田・富山」と「きらら山口の黒木選手」「立教大学の土橋選手」そして「ミズノスイムチームの伊藤選手」の5名を担当させてもらってます。
冨田選手は世界大会初出場にして200m平泳ぎは2位という好成績を残してくれました。
しかし、ベストからほど遠い記録でした。
富山選手も50mバタフライでセミファイナルに進みましたが、16位という成績で、これもベストならず。
(富山選手はタイムトライアル競技に出場し、100mバタフライを52秒92で泳ぎました。)
土橋選手、黒木選手共に50mバタフライでは同じくセミファイナルに進むも決勝進出ならず。
続いて、冨田選手の50m平泳ぎはセミファイナル進出ならず。
黒木選手は100mバタフライで3位入賞を果たし、土橋選手も5位入賞。
しかし、これまたベスト更新ならず。

今までブラウン管の向こうで観ていたオリンピックの戦い。
インターネットや雑誌で海外の(日本人の)レース結果を見ていたが、ここまで難しい事とは思いもしなかった。

本気でオリンピックで戦うならば(出場するだけとは違う)、海外でのトレーニングが必要かな。
「プールはどこでも50mで一緒」なのだけれども「それを取り巻く環境」が違うのです。
ベオグラードは日本との時差が8時間。
夕方6時から決勝が始まりますが、日本では深夜2時~4時。
この時間にピークパフォーマンスを求めるのです。
食事は他のベテランのコーチ方は「美味しい方だ!」と言っていますが。(他の試合ではどんななんだ!と思ってしまいます。。)
5人~6人が同じ部屋で長い間、共同生活をし、時間厳守(当たり前)・集団行動(当たり前)何も特別な事ではないのです。
思い通りにさせてくれないのはレースじゃないです。こちらの日常がなのです。
レースは誰もが本気で泳ぐし、本気で勝ちたいと思うメンバーばかりです。
その準備が大切だと痛感しました。
ただこういう話は狙っているレベルによって理解度が違うので難しさもあります。
小学生は夢を持って話がすんなり聞けると思いますが、徐々に学年が上がるにつれ、自分自身で競技レベルを照らし合わせ
「自分は海外でレースはしないから関係ない」と思い、素直に聞かなくなるのです。

しかし、実際問題は人間は集団生活を送るので、関係ない事は無いのです。
すべては人生に通じるのですから。

「僕はやろうと思えば、何でも一人で出来ると思っていましたので、心底『他人の協力が必要だ』、『他人に感謝の気持ちを持って頑張ろう』とは思っていませんでした。
でもそれは『目標の置き方』が低いからであって、自分の力だけで何とかなる世界でしか生きていなかったからだったと思います。今はいろいろなヒトに協力をしていただくことで、『より高い世界を目指せる』、という考えが備わったので、毎日が楽しく感じます!」

ということを同じユニバーに来ているコーチのブログから引用させていただきました(許可は得てません笑)

今回のユニバーのコーチの皆さんは素晴らしい哲学を持っている方々ばかりです(当たり前か)

『インカレは「日本一決定戦」ユニバーは「世界一決定戦」』と言って鼓舞してくれたユニバー参加6回目の小島コーチ。
我々中京大学と中央大学、法政大学、日本大学、早稲田大学、明治大学、筑波大学、のシード校のメンバー(女子も)と個人で日本トップクラスの選手が、一つの目標に向かって本気で戦う訳だから、こんな心強い事はありません。
しかもスタッフもガッチリ手を組んでます、今は(笑)決勝前はスタッフ全員握手ですからね(笑)

いよいよ残す所あと2日。
最高のユニバーシアードと言われるように頑張ろう!

中京大学のみんなの練習結果はしっかり届いています。本気になれてますか?本気になれないと途中で下山する事になりますよ。
私たちが登る山はピクニック気分で登れるほど甘い山じゃないのですよ。
今週は中部インカレです。インカレまでの大切なレースです。目的を持って本番に活かして下さい。

写真は後日大量にアップします。

2016 「See You Again」

2015「繋心」

2015「HAC」

for you , to me