競泳空想科学

聞いたことがある。
人間が思い描いたことは実現できると。
あとは行動するだけだ。

楽しい一瞬の為に

2015年04月13日 | 個人ネタ
日本選手権が終了です。
シミュレーションを何度も何度も繰り返しても、上手くいくこともあれば、そうでない事もありました。

長谷川純矢、高橋美紀、川本武史

上手くいかないパターンは、自分でコントロールが出来ない場合と、相手が強い場合、稀に予想外の出来事が起きる場合です。


本井のスタート

まずは、試合の本番で自分をコントロール出来ない事のないように、日々自分をコントロールして欲しいと思います。コーチは全員を24時間全てをコントロールは出来ないのですからね。


50m背泳ぎの顔触れ

相手が強い場合は、次の試合までにその差を埋めるしかありません。それを忘れて練習に入ってはいけないのです。それでも日々の苦しさに負けてそれを忘れてしまいがちです。


江戸勇馬の仲間を応援する姿

大学の4年間で何を得るか?水泳の成績?人間性?勉強?それはその全てを追い求めるべきです。
水泳の練習も何千時間やっても数分で終了します。
人間性も磨いて磨いて損する事はありません。
勉強も同様です。


1コースから爆泳の美紀が3位に入賞

みんながそれぞれに色んなモノを背負っています。
それでも頑張って日々を生きてます。



さあ、また楽しい一瞬の為に。

予備速度能力

2015年04月13日 | 個人ネタ
「ロサウィオはボート選手のトレーニングについて述べ、予備速度能力の育成が極めて重要な意義を持つと言っている。彼の言う予備速度能力とは、短区間(ボートでは500m)についてみられる最大速度と全距離(1000m)通過の際の短区間距離に対する平均速度との差を意味するものである。彼の見解によれば、区分距離を何回も通過させることにより、予備的な速度維持能力を作るように努めた。
競技会のための準備的トレーニングの構成内容では、疲労の到来が必然的であるため速度の予備能力を作り上げることは不可能であった。
それ故に彼の速度育成のトレーニングの一つは、500mの区分距離を2つ以上越えないようにし、その間の休息は次の500mダッシュの際の疲労のため途中で速度の落ちることのないように十分とらせることを激励している。」

2015年04月09日 | 個人ネタ
谷川俊太郎
「朝」

また朝が来て僕は生きていた
夜の間の夢をすっかり忘れてぼくは見た
柿の木の裸の枝が風にゆれ
首輪のない犬が陽だまりに寝そべってるのを

百年前ぼくはここにいなかった
百年後ぼくはここにいないだろう
あたり前の所のようでいて
地上はきっと思いがけない場所なんだ

いつだったか子宮の中で
ぼくは小さな小さな卵だった
それから小さな小さな魚になって
それから小さな小さな鳥になって

それからやっとぼくは人間になった
十ヶ月を何千億年もかかって生きて
そんなこともぼくら復習しなきゃ
今まで予習ばっかりしすぎたから

今朝一滴の水のすきとおった冷たさが
ぼくに人間とは何かを教える
魚たちと鳥たちとそして
僕を殺すかもしれないけものとすら
その水をわかちあいたい

日本選手権2日目が終了

2015年04月08日 | 個人ネタ

1日目(4月7日火)
森万由子 50m背泳ぎ 28秒69 5位
和田麻里 400m自由形 4分11秒68 4位
日高郁弥 400m自由形 3分51秒82 8位

2日目(4月8日水)
川本武史 50mバタフライ 23秒60 優勝
長谷川純矢 100m背泳ぎ 54秒00 3位(インターナショナルC突破)
江戸勇馬 100m背泳ぎ 54秒87 6位
日高郁弥 800m自由形 8分08秒63 8位

2日目に武史と純矢が表彰台に乗りました。

武史はタッチの練習が功を奏しましたね。
それを実践出来る強心臓が結果を出しました。
50mバタフライといえば、富山君もユニバーシアードを決めたことがありました。原翔太君も全国制覇した事もありました。脈々と受け継がれていますね。



あとビッグサプライズは純矢ですね。
最近は良い意味でトレーニングがオールアウト出来ていましたので、怖がらずテーパーに向かうことが出来ました。良い意味で、というのはオールアウトにも種類があると思っています。
筋肉量が少なく、距離を泳いでオールアウトする場合、(または実際はその筋肉量でしかないので、オールアウトしきれていない。)
もう一つは、筋肉のベースが出来てくる事で高負荷を掛けられるために疲労困憊に追い込めるという事。
純矢は後者で、出来る事が増えてきた訳です。
江戸も純矢も切磋琢磨して伸びてきた選手です。
新入生のみんなに言いたいのは、初めから速かった訳ではないということです。
頑張ろう。
目標を達成するまでは泣き言も言わずに歯を食いしばって取り組もう。


2016 「See You Again」

2015「繋心」

2015「HAC」

for you , to me