百歳に向ってもう一度 歩いて世界一周 5月27日 雨のち曇り
主要国首脳会議「伊勢志摩サミット」がめでたし目出度し!で済んで、きょうはオバマ大統領が広島訪問の日だ。
日本人は同盟国とはいえ原爆の加害国アメリカの大統領が被害地広島を訪問して被害者の霊に花輪を捧げて哀悼の意を表し、核なき世界の実現に向かっての決意表明をするのだから、日本人は被害者として溜飲を下げるだろうが、果たして真実はどうだったのだろうか?
私は勝和19年11月現役兵として入営した時、駅まで見送りに来た小学生に向かって、「間もなくマッチ箱のように小さな爆弾で大きな戦艦を撃沈するような兵器が完成する。それが完成すれば日本は連合国に勝つ。これこそ学問の成果だ。皆さんが真剣に勉強することこそ国家への奉公となるのだ」と挨拶した記憶がある。
私はその前年、一つ橋の共立講堂で仁科芳雄博士から「いま原子爆弾を研究している。間もなく完成する。これをアメリカにばら撒けばアメリカは降伏する」と熱弁された。私はこれを信じて話したのだが、8月6日、連隊本部に向かう道で《広島に特殊爆弾が落とされた》というニュースを聞いた。わたしは「これは原子爆弾だ。日本は先を越された。一億玉砕あるのみと覚悟した。
戦後、聞いた話では、日本の原子爆弾の研究はアメリカより進んでいたが、ドイツが克服した際、ドイツの核研究者がアメリカに渡り、その指導で、膨大な資金を投入して原爆完成したというし、日本は度重なる米軍の空襲で製造施設を手破壊され、遂に先越をされたのだという。
アメリカが加害国であり、日本が被害国であるというのは結果であって、日本は製造競争に負けたというのが真実だ。
百歳に向ってもう一度 歩いて世界一周 5月27日
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日 数 |
総歩数(歩) |
総距離(m) |
平均歩数(歩) |
今日 |
1 |
12,337 |
7,402 |
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今月 |
27 |
132,099 |
79,791 |
11,008 |
今 年 |
128 |
2,369,555 |
1,421,734 |
18,512 |
2005年から |
4105 |
64,954,557 |
44,827,506 |
15,823 |
70歳から |
7,637 |
146,885,505 |
102,244,586 |
19,233 |
X |
X |
0 |
0 |
1,212,494 |
アメリカ大陸を横断して、西海岸を北上してバンクーバーを経てプリントジョージに向かって、あと1,212,494m
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