百歳に向かってもう一度歩いて世界一周

平成7年1月1日より歩いて世界一周に挑戦して居ますので引き続き続けますのでご照覧あれ!

私たちの新婚旅行

2016年06月16日 15時08分40秒 | 随想

 

         
         
         
         
         
         

                      百歳に向ってもう一度 歩いて世界一周 6月16日 曇

 私は只今91歳。《あなたも参加しませんか?」という欄に《結婚式の思い出》という題が目に入って居たので、自分の結婚式を思い出して書くことにした。

 戦後の昭和23年の春。私が居候して居た家の長男が仏印から帰国して結婚することになった。ところで戦死した家に嫁に行って居た姉が兄の死で弟と結婚することになった。その上、私は長男の妹を嫁に貰うことになり、3組が一緒に結婚式を挙げることになった。目出度い話だ。

 目出度い話だと言っても私は居候のみ、全くの無一文、長男の結婚式の脇に座ってタダで親戚一同に披露しようという訳だ。姉嫁も兄が戦死したので弟と一緒になったことを親類の皆さんに公認して貰おうという魂胆の披露宴だった。

 式場は私の父親の仲人してくれた料亭の一室。3夫婦に夫々の仲人で12人。広いと言っても料亭の一室なので身内に近い親族だけでいっぱい。その頃は親戚と近所の人しか呼ばない風習。招待されない者は部屋の外から覗き見して品定めする位が通り相場だった。現在のように、勤務先の先輩や同僚・同級生などを招待するなどの習慣は無かった。

 式が済んで借家に戻ったが、その借家は父親の仲人が探して呉れた2部屋で家賃は400円。

 リンゴ箱をひっくり返して新聞紙を敷いたのが卓袱台。更に困った事は父親が東京へ帰らないのだ。帰りたいが、飯山駅では1日に東京行き切符を4枚しか売らないので、切符が手に入らないから東京に戻れないのだ。それでも列車は何時も満員だから不思議だった。

 そんな有様で”新婚旅行”など洒落たまねは出来やしない。私たち夫婦の新婚旅行は1992年の国慶節に李鵬総理に招待された2週間だった。その時は青春を遙かに過ぎて67歳。永い苦しい人生の末、ヤット掴んだ初めての新婚旅行は人生双六の上りで、しみじみ幸福感を味わう事が出来た。

                     百歳に向ってもう一度 歩いて世界一周 6月16日            

 

日数「日」

総歩数(歩)

総距離(m)

平均歩数      〈歩〉

今 日

   1        

17,839

10,703

      

今  月

     16

245,516

147,310

15,345

今  年

148

 2,665,997

1,599,600

18,013

2005年から

4,125

65,250,999

45,005,372

15,818

70歳の誕生から

7,657

147,181,947

102,422,452

    19,222

アメリカ大陸を横断して、西海岸を北上してバンクーバーを経てプリントジョージに向かって、あと1,034,628m