「猫だってプライバシー」

以前ジュリアが喜んで使っていた極小物件ですが、だいぶガタついて来たので、そろそろ処分しようかなーと思っていたら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
何かヘン。前にせり出していて、今にも落下しそうな崖っぷち状況。近づいて見てみると…あらら。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なにか用？」むっすぅー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「のぞかないで」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「だから、のぞかないでってば」
そんな狭いとこに入って寝なくても…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ぷらいばしーの侵害！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あ」
ほーら、落ちちゃった。やーね、ティアラったら。
キューブやテントでのおこもりが一段落して、今は壊れかけた極小物件の裏側に隠れて寝るのが、ティアラのブームのようです。意味不明…。いやいや、猫ずのブームはナゾが多いですな。

「よくばりさん」

今年の関東地方は梅雨らしい梅雨です。ゲリラじゃなくて、芯からズブぬれになってしまうような雨。この分だと夏に渇水の心配はないかな。
雨続きで猫ずがダルダルしているので、またたびパーティ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
どーだ、タイ焼きとケリケリの２点セットだぞ。
すると早速ジュリアが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「とりあえずこっち先！　こら待て」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「でもケリケリも（お姉ちゃんが取らないか）気になるし」
というわけで、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
タイ焼きはタイ焼きで側に置いといてケリケリにがっつり専念。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「うぉりゃあーっ」
ジュリの欲張りさん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
心配しなくても、ティアラは薄暗さと湿度で、いつもの個室にひきこもりですって。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「余は満足にゃ」

「友好条約締結」

むっすり。
窓辺の赤いベッドで寛ぐジュリアを追い出そうとしてシャーシャー言われ、ついでにお世話係に怒られてムカついている猫の図。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なにさ（ぷんすか）」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「そんなに言わなくてもいいじゃん」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「わるいことしてないし」
してますってば。ジュリが可愛そうでしょ？
口を開けずに、んんーんと鳴くのがティアラの不満の表現なんです。でも後ろから見ると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
でれれれ。
思わず笑えちゃうたれ具合。ソファの背に足も乗せようとするのだけれど、重力には逆らえず…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
すごいなー。安定感バツグンだね。しかも、もっちりふわふわ。などと撫でていると、シッポがしゅるしゅるっと巻きついてきました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
これはいわゆる友好条約のしるしだったりする？

「怒ってるんですけど」

ティアラ姫はご機嫌が超斜めってます。
今年の秋には10歳になるシスターズ。なので、去年までは基本年１回受けさせていた健診を、春と秋の２回に増やしました。春は一応血液とおしっこの簡易検査で、お誕生日割引のある秋はがっつり検査の予定です。
というわけで、待合室で診察を待つ猫ノ図。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「かわいそうなとらわれのアタシ…」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「う゛＝＝」
先生の「ティアラちゃ～ん、どーぞ」の声に、更に緊張が高まります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
お鼻、真っ赤。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふぇ～ん、もう帰るぅ」
体重測定などの身体検査をしてから採血して、「もう少しお水を飲んでくれると理想的なんだけど、数値的には問題ありません」との診断をいただいて帰宅しました。やれやれ…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「注射、いたかったんだからぁ」
帰って１時間くらい、しつこくしつこく怒ってましたとさ。

「ナゾの生物ごっこ」

「うふ」
このところ天気予報がよく当たります。今日は広い範囲で雨！とか言ってたけれど、朝のうちは晴れて薄日が差していたんですよねー。雨が降り出してからは、猫ベッドでアンモニャイトに。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
暗がりの中で、なにやら眼を光らすアヤシイ生き物が。指を近づけると、目にもとまらぬ速さで白い手が出て来ます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
えー、「目にもとまらぬ速さ」なので写真も撮れない、というわけでして。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
う～む。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ちょろい」
ティアラが潜んでいるのは、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
猫部屋のドアの隙間。というか、ドアを開けた時に壁との間にできる隙間があるでしょう？　ここの後ろに隠れて、通りかかるお世話係とかジュリアとかを脅かすのが、ティアラのチビの頃からの好きな遊びなんです。もうすっかり大人猫なのに、困ったお姉ちゃんだ。でも、期待に満ちた目でのぞかれると、ついついお相手をしてやりたくなってしまふ。

「ティアラ姫の言うとおり」

「ぷぐぅ～～」
猫も年齢を重ねると、寝方が大胆になるようで。
そんなティアラですが、実はドアが開けられないのです。うちは大体どこのドアも少しだけすかしてあるのですが、ティアラはそれを引っかけて開けることができません。
ティアちゃん、ブラシするよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「ねぇ！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ねぇってば！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ちゃんと開けといてよね」
開けっぱなしは寒いからダメでしょ。って聞いてないな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「はい、こっちこっち～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
せっせせっせ
ブランケットをふみふみコネコネしてベッドメイキングにしばし専念。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ホットタオルをかけてもらって、ブラッシングのスタンバイ完了です。ホットタオルはほっとするね、なんちて。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「うふふふ」
ティアラ、超ご機嫌のご様子。

「集中集中！」

朝、ゴミ出しをして戻って来てみたら、玄関のドアの横の窓に何か白いものがぼーっと。何かいる！？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
じーっ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「見えないからどいて」
真剣です。睨まれてしまった…。家の中に入ると、いたいた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ティアラ監視員、お仕事中です。どうやら私も行確対象だったようで。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「おっ！」
朝は通学やら通勤やらの方が外廊下を通るので、監視員もチェックが忙しいのです。でも、しばらくすると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なんだか飽きちゃった」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「だって猫だもん」
そう。集中力が超短いティアラ監視員なんです。

「重力に逆らう」

のしっ。
ソファの背もたれの上に巨大な”餅”が。
”餅”だけに、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
右に垂れたり、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
左にこぼれたりしつつ、なんとかバランスを維持しております。それにしても足の短いこと…（うぷぷ）。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なによ。失礼しちゃうな！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぐゎし。
がっつりしがみついて体勢を保とうとしていますが、しばらくすると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ずる…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あ」　ずるるん。
重力と自らの体重には逆らえないみたいですねぇ。涼しくなったのと、フードをロイヤルカナンＰＨコントロールの「ゼロ」からカロリー控えめ「ライト」に変えたせいか、ティアラの食欲が止まりません。
10月に予定している検診で、また「ちょーっと太めかなぁ？」って言われちゃうよ。

「箱根天山」

きりっ。
こちら、関節痛などには全く縁のないティアラ姫。すでにシニアの入り口なんですけどね。一方私、中高と部活がバドミントンで素振り50回！みたいな事をやっていたのが、今頃右肩がもやもやしみしみ…。「肩痛は温めるのがいいんだよねー」と掛かりつけの形成外科で言われたので、箱根湯本の天山湯治郷へ久々行って来ました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
敷地内に別棟の施設が二つあるのですが、私が行くのは大抵こちら、かよい湯治「一休」。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
看板に書いてあるとおり「お風呂だけ」なところが潔いんです。　半露天ですが、広くてつるつるな檜風呂が気持ちよくて、周りは緑に囲まれてリラックス効果満点です。オゾンで窒息しそう…。
それともう一つ、私のお気に入りは、敷地内のちょっと離れたところにある「岩清水」という蕎麦屋さん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
入り口から入って行くと、脇に流れる川の音が聞こえて、これもまたステキで。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
テラスがあったりしてなかなかおしゃれなんですが、蕎麦は端正な正統派。今回は胡桃だれのせいろをお願いしました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
いやいや、超美味～～。辛口の蕎麦つゆに香ばしい胡桃がぴったり。クリーミーじゃないところがよかったです。
で、肝心の肩痛ですが…気のせいか、何かいいみたいです。痛みはあるけれど可動域（？）が広がりました。月イチ程度でちょっと続けて行ってみようかな～と思ってます。

「そこじゃなくて」

だるだるぅ～。

超低速の台風11号、なんとか移動して行ってくれたけど、余波を受けそうな北日本はまだまだ油断はなりませぬね。最近の台風の嫌な傾向は、台風から離れた場所でも雨風の被害が大きくなること。スピードも昔に比べて遅くなったような気がします。前は上陸するとすぐ勢力も弱まって、温帯低気圧に変わる感じだったのに、最近の台風はシツコイ。

それはともかく。新しく入れ替えた水をティアラがおいしそうに飲んでいます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「やっぱ、入れたてはおいしいな」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ちゃぷちゃぷちゃぷ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ん？？」
中に浮かんでいる氷に気がついた模様。ちょっぴり冷たくなるように氷をサービスしてみました。すると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なにコレ～～」
おっと、ジュリアのお流儀の真似をするのか、ティアラ…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
と思ったら、なぜかお皿の外側を撫でまわすティアラ姫でした。なんか、ちょっとドン臭くて笑えてしまいましたとさ。