日本各地に名物は数々あれど、近江(滋賀)の名物には珍味中の珍味とされる「ふな寿司」がある。あの信長公も足利将軍家に献上したとされ、時のひと明智光秀公推奨の逸品で究極の味わいがあるが、匂いの点でチョイと好き嫌いが別れるのを、心無いリアクション芸人のオーバーアクションが「ふな寿司」のイメージを最悪のものにしている。
ふな寿司の正式名は「鮒のなれずし」と言う表現が正しい。魚肉のタンパク質が旨み成分であるアミノ酸へ分解されたもので、江戸時代には琵琶湖の固有種だったニゴロブナが最適とされ、オス・メス共に使用されるが、子持ちのメスがより高価で美味しいし、オレンジ色に輝く卵の色彩からくる見栄えも素晴らしい。
さて問題の独特の匂いも、ふな寿司好きのワシから言わせると何とも良い香りで、超薄くスライスしたものは、噛めば噛むほどの深い旨みで日本酒が進む。飯と塩で漬けられ独特の発酵をしているので、ふなを包むようにある飯だけでもおつまみになる。ただし、最近ではゲンゴロウブナや、ハス(コイ科)を使ってのなれずしも作られているという。
▼お正月の金粉入り純米吟醸酒を片付けにかかる
地元では各家庭で樽漬けされていた時代の「ふな寿司」を、逆に町おこしの一環として、各市町村で講習会を開かれている方もおられる。真夏のお盆くらいに仕込んで、絶好の漬かり具合になるのはお正月前と言うことだ。
ふな寿司の正式名は「鮒のなれずし」と言う表現が正しい。魚肉のタンパク質が旨み成分であるアミノ酸へ分解されたもので、江戸時代には琵琶湖の固有種だったニゴロブナが最適とされ、オス・メス共に使用されるが、子持ちのメスがより高価で美味しいし、オレンジ色に輝く卵の色彩からくる見栄えも素晴らしい。
さて問題の独特の匂いも、ふな寿司好きのワシから言わせると何とも良い香りで、超薄くスライスしたものは、噛めば噛むほどの深い旨みで日本酒が進む。飯と塩で漬けられ独特の発酵をしているので、ふなを包むようにある飯だけでもおつまみになる。ただし、最近ではゲンゴロウブナや、ハス(コイ科)を使ってのなれずしも作られているという。
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酔っ払っても写る「CANON Power Shot G7XⅡ」と「iPhone」での撮影です。
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炎クリさん♪
近江の伝承料理「鮒ずし」
は戦国時代においても~世の大名達にも
好まれ
今に至っては珍味としても
お酒好きにはたまらないでしょうね!!
匂いに閉口する??嗅いだ事もないし、食べた事がないので、何か想像つかないけど~
オレンジ色のつぶつぶ卵が凄く綺麗!!
吟醸酒と共に一口一口、慈しむかのように
極上の味わいを楽しむ!!
お殿様になったようですね(笑
いつだったか・この鮒ずしを手作りなさってる方の講習会に参加された??んでしたっけ?
凄いお手間と期間を経て。こんな素晴らしい郷土食が出来上がるのを見せて頂いたように記憶してます。村おこしと称して、次代に残して行こうとされてる地元の方々!!熱意を感じますよね!!
炎クリさん♪お正月の吟醸酒・・片付きましたか?(笑。。最高の珍味にお酒足りなくなったりして~(笑
ありがとうございます。
出た💦
これは、食べたことないんだすが💦
鯉こくも苦手だし、鮒釣りの鮒の
匂いを何度も嗅いでで💦
それとは違うと思うだすが
そのイメージがずっと付きまとって
るんだすよ くさやも食べられないし~
でも見た目、美味しそうだすよね
楊枝の先でちょっと卵つけて
試めしてみる?勇気があるかな~💦
ぷっちんだす
卵がきれいだねぇ👀
見たことない・・・子どもの頃から、実家のおせちにフナ煮たのがあったけど、私はダメだったんで、大人になっても食べたことないの~😜
コイは、どんなのも大好きだけど😊
おいしそうな鮒寿司・・・
盛り付けもさすが美しいですね!
あのお米も美味しいんですよね~
本当にブルーチーズのようです。
大好きです。
滋賀県に行ってみたいです。
けっこう食の共通点がありそうです。
いつもコメントありがとうです。
くにちゃん
オレンジの卵の部分は、誰だって食べられるんですが、身や頭のスライスが苦手な方が多いです。最初は自分が好きなもんですから、お土産とかで持って行ってましたが、くさい・におう・無理とか聞いたら、それ以来お土産になんて持っていかなくなりますよね? 従って他の地方まで出回らないのが普通ですし、テレビとかで見ている「罵倒される」ものを持っていく気にはなれないですから、分かる人だけ食べると良いと悟りました。くにちゃんのように、近江の地元に伝わるものに興味をお持ちなら、ワシとしても誇らしいですけどね。
しじみちゃん
お酒を好きな方は、たいてい「美味しい」と感想を聞かせてくれますし、他の部分は食べられなくとも、卵の部分は普通に珍味ですから、高級チーズを食べているような感じですよ。地元では愛好家も多いですから‥‥‥それにも増して「ふな寿司」は、お値段も立派なため、初めての人に食べてもらうには、あまりにも難しい珍味なんですよ。
チーママさん
この「なれ寿司」が、日本の保存食の始まりであり、鯖・鮒・鰯などで作られていますが、滋賀県だけは「ふな」の「なれ寿司」で残っているんですよ。普通のふなの煮ものとは一線を画しているのですが、お魚と飯の組み合わせが、お寿司の原点でお魚のチーズと言って良いかもですよ。
イブさん
滋賀県の居酒屋さんでは、普通に「ふな寿司」とおつまみの一種で出されているお店もありますが、お値段が立派なため逆にチンケなものになるんです。そうなれば、ただ食べ難いだけのものになったり、絶品の「ふな寿司」には巡り合えないってことです。立派なものになると全長45センチくらいの素晴らしい逸品もあるんですよ。イブさんのようにお初でふな寿司に嵌る人も珍しくは無いですよ。
皆さんの応援に感謝します。
いつも(^_-)-☆ありがとうです。