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本道沿岸スケソウ漁業2018年漁期終了 太平洋が苦戦、日高5千㌧、日本海は2千㌧

2019-04-04 15:57:02 | ニュース

 道南太平洋のスケソウ刺し網は今シーズンの漁を終え、3月末までの水揚げは渡島・胆振の噴火湾で1万8千㌧台、日高で5千㌧台の前年比マイナスとなった。日本海のスケソウ漁業(待ち網除く)は後志・桧山で約2千㌧と前年比1.5倍の豊漁。

 道水産林務部漁業管理課によると、胆振・渡島管内のスケソウ刺し網は、3月の水揚げが101㌧と前年同期(8㌧)を上回ったが、胆振のみの漁獲で累計でも1万8,293㌧と不漁だった前年同期(1万9,832㌧)を8%下回った。近年好調な日高管内は3月中が641 ㌧、累計で5,422㌧と豊漁だった前年同期(7,380㌧)を下回っているものの、5千㌧以上の水揚げを維持した。

 日本海スケソウ漁獲は、3月末の累計が1,934㌧で、前年同期を56%上回っている。特に後志管内は1,593㌧と同51%上回り、TACの消化率が99%となった。桧山管内は341㌧と前年同期比87%増(2月終漁)。いずれも日本海スケソウ資源が増加傾向にあることを裏付ける水揚げとなった。


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