飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ

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飛騨高山(その4・高山陣屋)

2020-08-10 00:00:01 | 2020年7月 飛騨高山

高山の古い町並みを散策した後、夕食にはまだ時間がありましたので
中橋を渡り高山陣屋を訪れました。

こちらの中橋は、春の高山祭りで左の満開の桜を前景に橋を渡る屋台の
写真が必ず観光ガイドに載っている、有名な撮影スポットです。
高山祭りの時は凄い人出でしょうね?

 

 

高山は元禄5年(1692年)に幕府の直轄地となり、
以来25代の代官・郡代が江戸から派遣されて、こちらの高山陣屋で行政・財務
・警察
などが行われました。

ラッキーなことに、通常は有料な入館料(440円)が、この時期限定で無料
でした。

 

 

入り口正面には飛騨特有の正月飾り「花餅」が飾られていました。

 

 

こちらの狭い土間が民事を扱う「北の御白洲」です。
テレビの大岡越前や遠山金四郎などに出てくる御白洲とは大違いでした。

 

 

 

 


お役人達こちらの休憩所でゆっくりお茶でも飲んで、休まず・遅れず・働かず
で、今も昔も同じですね。

 

 

こちらは一般の役人用の台所。
お役人達賄いつきだったんですね。

 

 

こちらは郡代など偉いお役人用の台所です。
江戸から派遣されてきた旗本や御家人の食事を作るわけで、一般の役人とは
違った贅沢な食事が作られていた様です。

 

 

綺麗な筧(かけい)ですね。

 

 

さてこちらは犯罪者を吟味する「南の御白洲」です。
当時の取調べは自白主義で、中央にあるのが三角形の角材を並べた責台で
その上に囚人を座らせ、膝の上に抱き石をのせ取調べをしたそうです。
きっと冤罪が凄かったでしょうね。

 

 

高山陣屋の後は夕食です。
飛騨牛のすき焼き、ステーキと迷ったのですが、まだ食べたことのない
「飛騨牛の朴葉味噌焼き」にしました。
こちらが「寿々や」の朴葉味噌焼き、もうほっぺたが落ちそうなぐらい!
とても美味しかったですよ~。