飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ

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台湾旅行(その12・安平古堡)

2018-06-21 00:00:01 | 2018年5月 台湾

台湾旅行3日目、午前中は台南の郊外の安平(あんぴん)を訪れました。

安平古堡(あんぴんこほう)は17世紀にオランダによって築かれた城で
旧称を奧倫治城(オラニエ城)と呼ばれていましたが、
その御改築が進み熱蘭遮城(ゼーランディア城)と改名され、
台湾に於けるオランダ勢力の中枢として、行政及び貿易を統括していました。

1662年、大陸を追われた明の遺臣・鄭成功は、新たな拠点を構築するために台湾を攻撃、
既存のオランダ人勢力と対立しゼーランディア城を攻撃した。
その結果オランダ人勢力は台湾から一掃され、台湾史上初めて漢人による政権が樹立され
ました。。
鄭成功は熱蘭遮城を安平城と改称し、鄭氏政権3代にわたって支配者の居城となり「王城」
と呼ばれるようになりました。

しかし清の時代になると荒廃が進み、現存しているのは赤レンガの城壁のみとなりました。








当時を偲ばせる青銅砲が多数陳列されていました。








青銅砲の隣にプルメリアの花が咲いていました。















こちらが現存している赤レンガの城壁です。
この赤レンガは当時インドネシアから運ばれたそうです。






























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