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セイレーンの懺悔の感想
一人の女子高生が誘拐され、悲惨な遺体として発見された。事件を追う帝都テレビの記者たち。スクープ合戦、被害者・加害者双方の関係者に容赦なくマイクを突き付け、人の不幸を面白がるのがマスコミ?犯人は予想通り、人を見る目を養っておけ、とあの女性に言いたいですね。犯人扱いされた女子高生は気の毒すぎる…。宮藤刑事、格好良かった!
読了日:12月21日 著者:中山七里
告白の余白の感想
自殺した双子の兄英一が遺した遺言の謎を解くために、京都の老舗和菓子店の一人娘・清水京子に会いに行った弟英二。本音を語らない京都人、会話一つ一つが怖い怖い!でも、農家の働き手が京都に5カ月も居続けて、仕事やお金は大丈夫なのか?英二が鈍くてイライラ、京都の印象が悪くなるような読後感でした。京都の読み友さんたち、これ読んでどんな感想を持つのでしょうか?下村さんの作品としては、ちょっと残念な気がします。次作、期待しています!
読了日:12月21日 著者:下村敦史
リストランテ アモーレの感想
イケメンで女たらし、でも腕のいいシェフの杏二と、恋愛には不器用な姉・偲。二人で営む小さなイタリアンレストラン・アモーレの日々。偲さんの恋が成就したのが良かった!リコのような強かな女に引っかかる松崎さんって!嫌っていた父と杏二のこれからは、どんなアモーレになるのでしょうか?
読了日:12月22日 著者:井上荒野
今日から仲居になりますの感想
京都の老舗料理旅館の仲居に転職した虹子。やる気はあれども失敗ばかり、思いもかけない大失敗に落ち込んだり、虹子の奮闘に救われる夫婦が居たり。お仕事小説は好きなので、楽しく読めました。虹子と女将さんのエピソードは、蛇足では?
読了日:12月22日 著者:中居真麻
傷の感想
堂場さん得意のスポーツものと警察もの、それに女性新聞記者も絡んでくる。大怪我をしたプロ野球選手の手術をした医師は、本当にわざとミスをしたのか?ボリュームはありましたが先が気になって一気に読みました。
読了日:12月23日 著者:堂場瞬一
梅ヶ谷ゴミ屋敷の憂鬱の感想
略奪婚で歳の離れた夫と結婚した32歳の珠希は、突然叔父の会社に転職し実家に同居すると言う夫とともに大阪梅ヶ谷に引っ越してくる。ガラクタでいっぱいの実家、いきなり現れたなさぬ仲の娘と彼氏。軽妙に語られるその実態はかなりヘビー。私の価値観では、まず不倫とか略奪婚そのものに拒否感があるので、素直に楽しめなかったというのが本音。牧村泉さん、初読み。
読了日:12月24日 著者:牧村泉
花咲小路三丁目のナイトの感想
花咲小路商店街シリーズも4作目。夕方から夜明けまで営業する喫茶ナイトは、叔父仁太と甥っ子望が切り盛りする。今までの登場人物もたくさん出番があって、さながら花咲小路オールスター物語に。お店の後継者問題もめでたく解決しそうで、光さす夜明けを迎えた花咲小路商店街でした。
読了日:12月24日 著者:小路幸也
あなたも眠れないの感想
航空機事故で愛する家族をすべて亡くし、ただ一人生き残った七原慧子は、事故の後遺症で眠れなくなってしまう。人の秘密を探り、脅迫し、その人が悩んで眠れなくなることで自らが眠るということを繰り返す。銀座の超一流のクラブに会計係として勤め始めた慧子は更なる大きな脅迫の種を見つける。中々楽しめました。
読了日:12月25日 著者:山口恵以子
本バスめぐりん。の感想
移動図書館「本バスめぐりん」、65歳の新人運転手テルさんと司書のウメちゃんのコンビを待つのは、利用者のみなさんと不思議な謎。3000冊のラインナップの本たちと人と人とがつながる。とても素敵な物語でした。
読了日:12月25日 著者:大崎梢
ラメルノエリキサの感想
夜道で後ろから襲われ、腰に切り傷を負った女子高生・小峰りな。彼女はやられたらやり返す、復讐をモットーにする少女だった。結末はなるほどって感じでした。ママへの愛と憎悪、思春期の心を描いた新しい才能、これからの作品に期待かな?渡辺優さん、初読み。
読了日:12月26日 著者:渡辺優
三鬼 三島屋変調百物語四之続の感想
迷いの旅籠・食客ひだる神・三鬼・おくらさまの4編。ひだる神は恐ろしさよりほのぼのとした味わい、あとの3編は人間の持つ業や心の闇を。青野先生の旅立ちを悲しみ号泣するおちかに、私ももらい泣きでした。涙のあとには爽やかな明日が見えるかな。続編をまた楽しみに待ちたいです。
読了日:12月27日 著者:宮部みゆき
事故調の感想
人工海岸で起きた砂の陥没事故で9歳の男の子が亡くなった。志村市が整備し観光客を呼び込んでいたこの海岸、市の管理責任が問われる。市広報課の黒木は元警察官、特命を受け市側に有利な情報を探るが。。伊兼さん、初読み。中々読みごたえがありました。他の作品も読んでみたいです。
読了日:12月28日 著者:伊兼源太郎
ファミレスの感想
子供の成長と巣立ち・親の介護・離婚と再婚・親の不倫で悩む子供、様々なファミリーを、食べるという視点で描いた物語。悩めるアラフィフ男性とパワフルな女の物語でもありました。この年代を通過したら、また次なる問題が・・・と思ったアラ還の私です。
読了日:12月29日 著者:重松清
超高速!参勤交代 老中の逆襲 (らくらく本)の感想
無事に参勤してメデタシメデタシかと思いきや、またもや無理難題を突きつけられた湯長谷藩。悪老中・松平信祝の極悪非道ぶりはますますパワーアップ!時代エンタメ作品、重い作品の合間に読むのは良いですね。面白かったです!
読了日:12月30日 著者:土橋章宏
だれもが知ってる小さな国の感想
有川さんのコロボックル物語、期待通りの面白さ!小学生時代に読んだ「誰も知らない小さな国」の、わくわくとドキドキが蘇りました。佐藤さとる先生が書いた時代から現代に時を移して。2016年の〆の1冊で、ほっこりとした読後感に包まれました。
読了日:12月31日 著者:有川浩,村上勉
読書メーター

一人の女子高生が誘拐され、悲惨な遺体として発見された。事件を追う帝都テレビの記者たち。スクープ合戦、被害者・加害者双方の関係者に容赦なくマイクを突き付け、人の不幸を面白がるのがマスコミ?犯人は予想通り、人を見る目を養っておけ、とあの女性に言いたいですね。犯人扱いされた女子高生は気の毒すぎる…。宮藤刑事、格好良かった!
読了日:12月21日 著者:中山七里

自殺した双子の兄英一が遺した遺言の謎を解くために、京都の老舗和菓子店の一人娘・清水京子に会いに行った弟英二。本音を語らない京都人、会話一つ一つが怖い怖い!でも、農家の働き手が京都に5カ月も居続けて、仕事やお金は大丈夫なのか?英二が鈍くてイライラ、京都の印象が悪くなるような読後感でした。京都の読み友さんたち、これ読んでどんな感想を持つのでしょうか?下村さんの作品としては、ちょっと残念な気がします。次作、期待しています!
読了日:12月21日 著者:下村敦史

イケメンで女たらし、でも腕のいいシェフの杏二と、恋愛には不器用な姉・偲。二人で営む小さなイタリアンレストラン・アモーレの日々。偲さんの恋が成就したのが良かった!リコのような強かな女に引っかかる松崎さんって!嫌っていた父と杏二のこれからは、どんなアモーレになるのでしょうか?
読了日:12月22日 著者:井上荒野

京都の老舗料理旅館の仲居に転職した虹子。やる気はあれども失敗ばかり、思いもかけない大失敗に落ち込んだり、虹子の奮闘に救われる夫婦が居たり。お仕事小説は好きなので、楽しく読めました。虹子と女将さんのエピソードは、蛇足では?
読了日:12月22日 著者:中居真麻

堂場さん得意のスポーツものと警察もの、それに女性新聞記者も絡んでくる。大怪我をしたプロ野球選手の手術をした医師は、本当にわざとミスをしたのか?ボリュームはありましたが先が気になって一気に読みました。
読了日:12月23日 著者:堂場瞬一

略奪婚で歳の離れた夫と結婚した32歳の珠希は、突然叔父の会社に転職し実家に同居すると言う夫とともに大阪梅ヶ谷に引っ越してくる。ガラクタでいっぱいの実家、いきなり現れたなさぬ仲の娘と彼氏。軽妙に語られるその実態はかなりヘビー。私の価値観では、まず不倫とか略奪婚そのものに拒否感があるので、素直に楽しめなかったというのが本音。牧村泉さん、初読み。
読了日:12月24日 著者:牧村泉

花咲小路商店街シリーズも4作目。夕方から夜明けまで営業する喫茶ナイトは、叔父仁太と甥っ子望が切り盛りする。今までの登場人物もたくさん出番があって、さながら花咲小路オールスター物語に。お店の後継者問題もめでたく解決しそうで、光さす夜明けを迎えた花咲小路商店街でした。
読了日:12月24日 著者:小路幸也

航空機事故で愛する家族をすべて亡くし、ただ一人生き残った七原慧子は、事故の後遺症で眠れなくなってしまう。人の秘密を探り、脅迫し、その人が悩んで眠れなくなることで自らが眠るということを繰り返す。銀座の超一流のクラブに会計係として勤め始めた慧子は更なる大きな脅迫の種を見つける。中々楽しめました。
読了日:12月25日 著者:山口恵以子

移動図書館「本バスめぐりん」、65歳の新人運転手テルさんと司書のウメちゃんのコンビを待つのは、利用者のみなさんと不思議な謎。3000冊のラインナップの本たちと人と人とがつながる。とても素敵な物語でした。
読了日:12月25日 著者:大崎梢

夜道で後ろから襲われ、腰に切り傷を負った女子高生・小峰りな。彼女はやられたらやり返す、復讐をモットーにする少女だった。結末はなるほどって感じでした。ママへの愛と憎悪、思春期の心を描いた新しい才能、これからの作品に期待かな?渡辺優さん、初読み。
読了日:12月26日 著者:渡辺優

迷いの旅籠・食客ひだる神・三鬼・おくらさまの4編。ひだる神は恐ろしさよりほのぼのとした味わい、あとの3編は人間の持つ業や心の闇を。青野先生の旅立ちを悲しみ号泣するおちかに、私ももらい泣きでした。涙のあとには爽やかな明日が見えるかな。続編をまた楽しみに待ちたいです。
読了日:12月27日 著者:宮部みゆき

人工海岸で起きた砂の陥没事故で9歳の男の子が亡くなった。志村市が整備し観光客を呼び込んでいたこの海岸、市の管理責任が問われる。市広報課の黒木は元警察官、特命を受け市側に有利な情報を探るが。。伊兼さん、初読み。中々読みごたえがありました。他の作品も読んでみたいです。
読了日:12月28日 著者:伊兼源太郎

子供の成長と巣立ち・親の介護・離婚と再婚・親の不倫で悩む子供、様々なファミリーを、食べるという視点で描いた物語。悩めるアラフィフ男性とパワフルな女の物語でもありました。この年代を通過したら、また次なる問題が・・・と思ったアラ還の私です。
読了日:12月29日 著者:重松清

無事に参勤してメデタシメデタシかと思いきや、またもや無理難題を突きつけられた湯長谷藩。悪老中・松平信祝の極悪非道ぶりはますますパワーアップ!時代エンタメ作品、重い作品の合間に読むのは良いですね。面白かったです!
読了日:12月30日 著者:土橋章宏

有川さんのコロボックル物語、期待通りの面白さ!小学生時代に読んだ「誰も知らない小さな国」の、わくわくとドキドキが蘇りました。佐藤さとる先生が書いた時代から現代に時を移して。2016年の〆の1冊で、ほっこりとした読後感に包まれました。
読了日:12月31日 著者:有川浩,村上勉
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