5月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:4722
ナイス数:2990
警官の掟 (新潮文庫)の感想
あぁ!これも文庫化で改題…。「犬の掟」で既読でした。一人の暴力団員が射殺され、犯人を追う所轄刑事の門司と波多野。一方、捜査一課の刑事・松本と綿引には所轄より早く犯人を挙げるようにと密命が下る。うん、やはり門司さんがかわいそう。。
読了日:05月04日 著者:佐々木 譲
房総グランオテルの感想
南房総・月ヶ浦の民宿「房総グランオテル」は、女子高生・夏海とその両親が営む料理自慢の宿。オフシーズンの宿にやって来た3人の訳ありの客と、夏海の従妹ハルカを含めたドタバタ劇と奇跡。重たい本の間に、こういうものを読むことも読書の醍醐味。楽しく読了しました。
読了日:05月05日 著者:越谷オサム
犯罪者 上 (角川文庫)の感想
文庫化で、再読。結末を知っているのに、一気読みできる面白さ。メルトフェイス症候群の恐ろしさと巻き込まれた犠牲者たちへの想い。相馬・鑓水・修司のこのあとは?感想は下巻で。
読了日:05月07日 著者:太田 愛
犯罪者 下 (角川文庫)の感想
はぁ、なんて凄い小説なのでしょうか。深大寺駅前で起こった通り魔による無差別殺人事件で一人生き残った修司と、「4月4日まで生き延びろ」との中迫の言葉。巨大な権力と闘い、世間にすべてを明らかに出来るのか?修司と洋平の再会シーン・新盆で語られる被害者遺族の想いに落涙。この本は購入して正解、もっと多くの人に読んで欲しいですね。皆さんにお薦めします!
読了日:05月09日 著者:太田 愛
怪を編む: ショートショート・アンソロジー (光文社文庫)の感想
今回は光文社文庫での発刊で13名のゲストが参加。男性作家は太田忠司さん以外は全員初読み。うーん、いつもの皆さんの作品が好みかなぁ。新津きよみさんの「グリーフケア」に心のざわつきが治まりません…。
読了日:05月12日 著者:アミの会(仮)
彼女の血が溶けてゆく (幻冬舎文庫)の感想
浦賀和宏さん、初読み。フリーライター・桑原銀次郎は元妻聡美が起こした医療ミスの真相を探ることに。患者の女性の病は血液が溶けるというもの。彼女の病の原因と家族や血縁の問題。先が気になって一気に読めました。ラストは驚きの展開。
読了日:05月14日 著者:浦賀 和宏
魚のように (新潮文庫)の感想
中脇さん、高校生の時の作品。表題作で坊っちゃん文学賞受賞。若き才能の片鱗が。しかし読む時期が悪かったのか、全く集中できずに斜め読み。
読了日:05月15日 著者:中脇 初枝
ヘイ・ジュード 東京バンドワゴンの感想
下町の古書店・東京バンドワゴン、毎年春にこの大家族に会える幸せ。花陽の受験にみんなでハラハラし、研人の成長に驚いたり。タイトル「ヘイ・ジュード」のセッション、泣けました。勘一さんがひ孫の結婚を見届けるまで元気で長生きして、この物語がずっと続くことを願います。今作もやっぱりLoveだねぇ♪一年降りに読んでも、サチさんの丁寧なご挨拶で一気に物語に入っていけますね。
読了日:05月17日 著者:小路 幸也
月の都 海の果て (講談社X文庫)の感想
天下四国シリーズ・第三弾。王位争いに巻き込まれ、「屍蛾」と呼ばれる暗魅の大発生との戦いも。人たらしの実力を遺憾なく発揮する飛牙、今作では義兄弟が。さて、次はいよいよ難敵との対決らしいので、続いて第四弾に行きます。
読了日:05月21日 著者:中村 ふみ,六七質
雪の王 光の剣 (講談社X文庫)の感想
天下四国シリーズ最終巻。飛牙・那兪・裏雲がラスボスと戦い、四つの国に真の安寧が訪れる。このあとの四国の行方を見てみたいですが、すっきりハッピーエンドを迎えたのでこれはこれで良かったのかも。楽しく読了出来ました。
読了日:05月24日 著者:中村 ふみ,六七質
墨の香の感想
理由も告げられず離縁され、実家に戻った雪江が、書道の手習い所を開く。女性の自立には困難な時代を描き、面白かったのですが、何となく読み飛ばしてしまったせいか、印象が薄くなってしまったのが残念。
読了日:05月30日 著者:梶 よう子
見上げた空は青かったの感想
ユダヤ人少女・ノエミと、日本人の男子小学生・風太。ゲシュタポから逃れ隠れ家に幼い妹と住まうノエミ。学童疎開で家族と離れ辛い集団生活を送る風太。戦争の悲惨さ、不条理。子供向けの本ですが、おとなにもオススメ。
読了日:05月31日 著者:小手鞠 るい
痴漢冤罪の感想
都会の通勤電車は凄まじい混雑。実際痴漢の被害に遭う女性も大勢いるけれど、この作品のようにわざと痴漢被害者を装って冤罪を仕掛けられたらたまらない。悪徳弁護士と芸能プロダクションの社長の狐と狸の化かしあい。桃香が強か!
読了日:05月31日 著者:新堂冬樹
読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:4722
ナイス数:2990

あぁ!これも文庫化で改題…。「犬の掟」で既読でした。一人の暴力団員が射殺され、犯人を追う所轄刑事の門司と波多野。一方、捜査一課の刑事・松本と綿引には所轄より早く犯人を挙げるようにと密命が下る。うん、やはり門司さんがかわいそう。。
読了日:05月04日 著者:佐々木 譲

南房総・月ヶ浦の民宿「房総グランオテル」は、女子高生・夏海とその両親が営む料理自慢の宿。オフシーズンの宿にやって来た3人の訳ありの客と、夏海の従妹ハルカを含めたドタバタ劇と奇跡。重たい本の間に、こういうものを読むことも読書の醍醐味。楽しく読了しました。
読了日:05月05日 著者:越谷オサム

文庫化で、再読。結末を知っているのに、一気読みできる面白さ。メルトフェイス症候群の恐ろしさと巻き込まれた犠牲者たちへの想い。相馬・鑓水・修司のこのあとは?感想は下巻で。
読了日:05月07日 著者:太田 愛

はぁ、なんて凄い小説なのでしょうか。深大寺駅前で起こった通り魔による無差別殺人事件で一人生き残った修司と、「4月4日まで生き延びろ」との中迫の言葉。巨大な権力と闘い、世間にすべてを明らかに出来るのか?修司と洋平の再会シーン・新盆で語られる被害者遺族の想いに落涙。この本は購入して正解、もっと多くの人に読んで欲しいですね。皆さんにお薦めします!
読了日:05月09日 著者:太田 愛

今回は光文社文庫での発刊で13名のゲストが参加。男性作家は太田忠司さん以外は全員初読み。うーん、いつもの皆さんの作品が好みかなぁ。新津きよみさんの「グリーフケア」に心のざわつきが治まりません…。
読了日:05月12日 著者:アミの会(仮)

浦賀和宏さん、初読み。フリーライター・桑原銀次郎は元妻聡美が起こした医療ミスの真相を探ることに。患者の女性の病は血液が溶けるというもの。彼女の病の原因と家族や血縁の問題。先が気になって一気に読めました。ラストは驚きの展開。
読了日:05月14日 著者:浦賀 和宏

中脇さん、高校生の時の作品。表題作で坊っちゃん文学賞受賞。若き才能の片鱗が。しかし読む時期が悪かったのか、全く集中できずに斜め読み。
読了日:05月15日 著者:中脇 初枝

下町の古書店・東京バンドワゴン、毎年春にこの大家族に会える幸せ。花陽の受験にみんなでハラハラし、研人の成長に驚いたり。タイトル「ヘイ・ジュード」のセッション、泣けました。勘一さんがひ孫の結婚を見届けるまで元気で長生きして、この物語がずっと続くことを願います。今作もやっぱりLoveだねぇ♪一年降りに読んでも、サチさんの丁寧なご挨拶で一気に物語に入っていけますね。
読了日:05月17日 著者:小路 幸也

天下四国シリーズ・第三弾。王位争いに巻き込まれ、「屍蛾」と呼ばれる暗魅の大発生との戦いも。人たらしの実力を遺憾なく発揮する飛牙、今作では義兄弟が。さて、次はいよいよ難敵との対決らしいので、続いて第四弾に行きます。
読了日:05月21日 著者:中村 ふみ,六七質

天下四国シリーズ最終巻。飛牙・那兪・裏雲がラスボスと戦い、四つの国に真の安寧が訪れる。このあとの四国の行方を見てみたいですが、すっきりハッピーエンドを迎えたのでこれはこれで良かったのかも。楽しく読了出来ました。
読了日:05月24日 著者:中村 ふみ,六七質

理由も告げられず離縁され、実家に戻った雪江が、書道の手習い所を開く。女性の自立には困難な時代を描き、面白かったのですが、何となく読み飛ばしてしまったせいか、印象が薄くなってしまったのが残念。
読了日:05月30日 著者:梶 よう子

ユダヤ人少女・ノエミと、日本人の男子小学生・風太。ゲシュタポから逃れ隠れ家に幼い妹と住まうノエミ。学童疎開で家族と離れ辛い集団生活を送る風太。戦争の悲惨さ、不条理。子供向けの本ですが、おとなにもオススメ。
読了日:05月31日 著者:小手鞠 るい

都会の通勤電車は凄まじい混雑。実際痴漢の被害に遭う女性も大勢いるけれど、この作品のようにわざと痴漢被害者を装って冤罪を仕掛けられたらたまらない。悪徳弁護士と芸能プロダクションの社長の狐と狸の化かしあい。桃香が強か!
読了日:05月31日 著者:新堂冬樹
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