ゆみねこ日記

日常日記です。

三連休初日

2023-10-09 20:03:07 | 日記
県都新潟市のコンサートホールへ。
お目当てはコーラスグループ「フォレスタ」のコンサート。

BSの歌番組でたまに観ているのですが、生で聴きに行くのは初めて。
そしてコンサートホール「りゅーとぴあ」も初めてです。

早めに到着したので、白山公園を散策。
つい先日までの猛暑はどこに行ったのかと思うほど爽やかな気候で気持ち良かったです。









コンサートホールは正面にパイプオルガン。
豪華で荘厳な趣きあるホールでした。




コンサートはとても楽しくて、やはり生の音楽は素晴らしいですね。






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寒いけどアイス

2023-10-07 20:57:55 | スィーツ
年中アイスを食べている私。
さすがに猛暑の頃に食べていた氷菓は食べませんが😁

最近見つけたこれ、クリームチーズのアイス饅頭!

美味しかったです😋




コメント (2)
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不細工な野菜巻き😅

2023-10-04 18:36:20 | 料理
昨日のあさイチは、巻き巻き料理。
一番美味しそうに見えて真似をしたいと思ったのが「野菜巻き」

早速豚バラ肉でレタスを巻いて作ってみたものの😁😅

何と不格好な…(笑)

あ、味はね、美味しかったのよ😆

お見苦しい画像ですが。




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9月の読書記録

2023-10-01 09:45:04 | ブックレビュー
9月の読書メーター
読んだ本の数:33
読んだページ数:10278
ナイス数:3643

この夏の星を見るこの夏の星を見る感想
2020年春、コロナ禍で様々なものが制限された中高生たち。コンクールも全国大会も中止になり、自粛自粛の真っ只中。茨城の高2・亜紗、渋谷区の中1・真宙、五島の高3・円華は天文活動でつながり、「スターキャッチコンテスト」を開催する。それぞれ抱えるものは違うが、星を探すという目的で一つになる。そして彼らが次に目指したもの…、感動の涙で読了。爽やかな青春、お薦め本です!
読了日:09月01日 著者:辻村 深月
あんとほうき星 お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-10)あんとほうき星 お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-10)感想
おやす18歳、安政5年は大老が彦根の井伊直弼に代わり世情が騒がしくなる。おやすは御殿山の花見弁当で江戸中の話題をさらう。勘平との嬉しい再会、若侍姿も凛々しく会津藩士の養子となっていた。そしてとめ吉が病に倒れ紅屋の皆が必死に看病し、祈り、無事に回復を果たす。時は幕末にむかいおやすのこれからは料理人としてどうなるか?次巻が楽しみ。
読了日:09月02日 著者:柴田 よしき
夜果つるところ夜果つるところ感想
鈍色幻視行の核となる小説。おそらくは昭和の初期、山間の遊郭「墜月荘」に預けられた子どもの目を通して語られる世界。産みの母・育ての母・名義上の母、館に出入りするカーキ色の男たち。耽美的で頽廃的なこの世界観、確かに映像化したくなるかも?。ビィちゃんの出自と本当の姿には驚かされた。
読了日:09月03日 著者:恩田 陸
月夜行路月夜行路感想
45歳の誕生日、冷えきった夫との仲、成長するにつれ言うことを聞かなくなった子どもたちとの生活に我慢出来なくなった専業主婦の涼子は、家を飛び出した。偶然出会った美しいバーのママ・ルナ(元男性)と大学時代の元彼を探すために大阪へと旅立つ。文学好きなルナと共に彼の消息を尋ねながら行く先々で事件に巻き込まれて…。軽く楽しい読後、ハッピーエンド。
読了日:09月03日 著者:秋吉 理香子
星合う夜の失せもの探し: 秋葉図書館の四季星合う夜の失せもの探し: 秋葉図書館の四季感想
秋葉図書館シリーズ第3弾。前作から7年経っているので内容はうろ覚えだったが問題なく楽しめた。6つの短編のうち、曾祖母の残した開かずの文箱のお話と、図書館開設準備のお話が良かった。前作で登場した佐由留くんが成長していて嬉しかった。
読了日:09月04日 著者:森谷 明子
たわごとレジデンスたわごとレジデンス感想
シニアのための高級分譲マンション「レジデンス悠々」。ここに入居出来るのはセレブだけ。老害をまき散らす入居者に振り回されるスタッフ、「スポーツは悪だ」と声高に叫ぶ元高校教師、皆さんと映画を撮りたいと言い出す高名な女流監督。今までの自分を捨ててリボーンすると爆買いに走るマダム、閉じ込め症候群の社長と世話をする男性看護師。管理組合を私物化して牛耳ろうとする元パイロット。ブラックな原作品。
読了日:09月05日 著者:原宏一
掬えば手には掬えば手には感想
勉強もスポーツも容姿も普通の梨木匠。そんな彼には人の心を読むという特殊な力が…。匠が気になるのはバイト先で知り合った常磐さん。全く心を開かない彼女からふと聞こえてきた別の女の子の声。匠自身、人のことが気になっても自分のことは語らない。口の悪いオムライス店の大竹店長が良かった。もっと河野さんに寄り添って欲しかったかな。
読了日:09月06日 著者:瀬尾 まいこ
命のクルーズ命のクルーズ感想
コロナの恐ろしさを日本が実感したのが豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号。乗員乗客3711名が巨大なホテルのような客船に閉じ込められ下船出来なくなるという異常事態。未知のウィルスに対する恐怖、陽性になった患者の受け入れ先探し。乗客の不安や不満、DMATの医師や看護師の献身的な姿。当初は受け入れの不備で感染拡大したととらえられたが、実際は横浜入港前に船内で感染した人が多数いたことなどを知ることが出来た。差別・偏見が怖いということを実感。
読了日:09月06日 著者:高梨 ゆき子
夫妻集夫妻集感想
神保町にある景談社を舞台に、結婚30年の人事部長夫妻・新婚の足立夫妻・子連れ再婚した船戸夫妻・夫が突然植木職人になるため沖縄に行くと言い出した江沢夫妻。4組の夫婦が直面した危機に向き合い、それぞれの答えを出してゆく。作家の小倉琴恵が良いアクセントになり、ゆるくつながる物語の鍵に。過去作や他作品の登場人物も出て安定の面白さ、そして表紙が可愛い!
読了日:09月08日 著者:小野寺 史宜
桜の血族桜の血族感想
目の前でマル暴刑事の夫を銃撃された元マル暴刑事の桜庭(仲野)誓。下半身不随になった夫を介護しながら自らもマル暴刑事として職場復帰する。誓の父も伝説のマル暴刑事、夫を撃った犯人をあげるため復讐捜査が始まる。分裂した日本最大の暴力団、ベトナムマフィア、捜査情報の漏洩や血で血を洗うような凄惨なシーン…。片腕の向島組長と誓の対峙。最強の女マル暴刑事・桜庭誓、これは新たなシリーズかな。グロいのが苦手な方はご注意を。先輩の藪哲子刑事が良い!
読了日:09月09日 著者:吉川 英梨
ホテル・カイザリンホテル・カイザリン感想
なんと、ほとんどが既読の作品…。内容をほぼ忘れていたものもあったので、それなりに楽しめたが。ほとんどがブラックな作品の中で「金色の風」は爽やかで、既読作品だが好き。
読了日:09月10日 著者:近藤 史恵
伝言伝言感想
満州国・新京、女学校の生徒ひろみは軍の機密の作業を担っていた。それが何に使われるものなのか、知らされず「お国のために」と真剣に。やがてソ連軍の侵攻により、過酷な運命をたどり四国へと引き上げることが出来た。戦後、様々な資料から、満州で自分がやっていた作業の意味を知る。自分が見たこと聞いたことを忘れてはいけない。もう二度と同じことが繰り返されないように。戦争の愚かさを知るために、多くの人に読んで欲しい1冊。お薦め。
読了日:09月10日 著者:中脇 初枝
ことり屋おけい探鳥双紙ことり屋おけい探鳥双紙感想
第2弾を先に読んでからこちらへ。夫の羽吉が幻の青鷺を探しに出て戻らないまま3年、ひとりで飼鳥屋を切り盛りするおけい。おけいの元に持ち込まれる鳥にまつわる出来事や謎。鳥好きの戯作者・滝沢馬琴や定町廻りの永瀬、おけいを気遣う周りの人物が良い。月丸が可愛くて魅力的、そしておけいの気丈な生き方に惚れた!
読了日:09月11日 著者:梶よう子
27000冊ガーデン27000冊ガーデン感想
県立高校の図書館司書の星川駒子。統廃合が決まっている工業高校・県内有数の進学校での勤務を経て戸代原高校へ。生徒たちから持ち込まれる本にまつわる謎を解き明かす。良き相談相手の書店員・針谷とのコンビが良い。馴染みの作家さんの作品がたくさん登場して、読んでいて楽しかった。図書館は生徒たちの良き居場所で、成長を助ける場であると思う。中高時代の私は学校図書館と縁が無かった。今から思うと残念。
読了日:09月12日 著者:大崎 梢
櫓太鼓がきこえる櫓太鼓がきこえる感想
親との折り合いが悪く高校を中退した篤は、相撲ファンの叔父の勧めで相撲部屋に「呼出見習い」として入門。相撲のことを全く知らない篤が力士たちと生活を共にし、先輩の呼出たちの姿に憧れ、失敗に落ち込みながら成長してゆく。とても清々しい若者の成長譚、今まで知らなかった角界の裏方の仕事。大相撲秋場所の最中に読了出来て良かった。鈴村ふみさん、初読み。
読了日:09月13日 著者:鈴村 ふみ
藩邸差配役日日控藩邸差配役日日控感想
神宮寺藩江戸藩邸の差配役・里村五郎兵衛には、藩邸内のあらゆる揉め事や厄介ごとが持ち込まれる。妻を亡くし2人の娘と時折訪れる妻の妹との穏やかな暮らしと、藩邸に蠢く不穏な動き。若君の行方不明事件、入れ札の不調、雇い入れた女中を巡る騒動、奥方の飼い猫探しと、大きな陰謀。全てが明らかになったあとの更に大きな衝撃。若君・亀千代さまはきっと名君になるだろう。大満足の1冊、お薦め!
読了日:09月14日 著者:砂原 浩太朗
残照残照感想
ベテラン騎手の飯倉元春は6年ぶりにG1レースで優勝する。馬主との喧嘩別れや減量苦を経ての復活。しかしその後に様々なトラブルに巻き込まれる。知人女性の不審な転落死、愛車の盗難未遂、空き巣被害。いったい元春は何に巻き込まれているのか?ミステリーとしてのストーリーより、騎手の減量苦や精神的な苦痛がより印象に残る。そしてラストの衝撃、ハッピーエンドなら良かったけど、うーん…。
読了日:09月15日 著者:本城 雅人
鎌倉駅徒歩8分、空室あり鎌倉駅徒歩8分、空室あり感想
読み友さんたちの感想から手に。越智月子さん、初読み。父が遺したカフェを営む香良のもとに離婚したばかりの旧友三樹子が転がり込み、シェアハウス共同経営を持ちかけられる。最初は無神経で図々しい三樹子に辟易しながら、里子・あゆみが加わり最後に年長の千恵子が。それぞれ面倒な事情や屈託を抱えながらも香良の淹れるコーヒーと美味しいカレーを軸に打ち解けてゆく。隣人・倉林さんと叔父さんが良いアクセントに。読みやすく良い時間を持てた。
読了日:09月16日 著者:越智 月子
未明の砦未明の砦感想
すごい本を読んだ。大手自動車メーカー・ユシマの工場で働く4人の非正規工員。ある日彼らに「共謀罪」で逮捕状が出る。いったい彼らは何を企んでいたのか?使い捨てにされる労働力、政治権力と経済界の癒着。若くして命を落とした工員、それに怒りを持ち裁判に協力しようとしたベテラン。何かがおかしいと感じた警察官や雑誌記者。彼らが立ち上がり少しは労働環境や雇用条件が良くなれば良いが、現実の日本はどうなる?今年のベスト本候補。
読了日:09月18日 著者:太田 愛
からさんの家 まひろの章からさんの家 まひろの章感想
複雑な生い立ちをした神野まひろは、高校を卒業してすぐに、血縁関係のない祖母の家で暮らすことに。古い煉瓦造りの洋館、作家で画家のからさんと同居人たち。悪人は出てこないし、まひろの才能をあっと言う間にからさんが見いだす。トントン拍子にストーリーが展開するのは小路作品のお約束。あまり面倒なことを考えずサクッと楽しむのに最適な1冊。続編も読みたい。
読了日:09月18日 著者:小路幸也
夜空に浮かぶ欠けた月たち夜空に浮かぶ欠けた月たち感想
憧れの東京での生活に心がついて行けなくなった女子大生、ADHDの青年、恋愛がうまく行かないOL、産後うつの女性。様々な人が救いを求めて訪れる「椎木メンタルクリニック」と純喫茶・純。ドクターもカウンセラーも、喫茶店オーナーの純さんも、悲しい過去があったから、人に優しく寄り添える。東京の片隅の町で起こる癒やしの物語。とても良かった。
読了日:09月19日 著者:窪 美澄
黒い海 船は突然、深海へ消えた黒い海 船は突然、深海へ消えた感想
著者の熱意と真摯さを感じさせられた。2008年6月23日、千葉県沖で起きた漁船の転覆事故。乗組員20名・生存者3名・死者4名、そして行方不明者13名。この海域でしばしば起こっていた横波による転覆事故と結論づけられたこの案件の不審さ。この第58寿和丸と同じような謎の事故は世界各地でも起きていた。おそらくは某大国の潜水艦が原因と推察されるが、事実はまだ闇の中。深い海の底に沈んだままの船とそこに眠る13名。どうにかして引き上げることは出来ないものなのか…。
読了日:09月20日 著者:伊澤 理江
二周目の恋 (文春文庫 わ 17-50)二周目の恋 (文春文庫 わ 17-50)感想
豪華な執筆者たちのアンソロジー。波木銅さんは初読み。綿矢さんのは楽しくて何度も笑った。どれも読み応えがあり面白かった。
読了日:09月20日 著者:一穂 ミチ,窪 美澄,桜木 紫乃,島本 理生,遠田 潤子,波木 銅,綿矢 りさ
マリエマリエ感想
40歳を前に離婚し自分の思うままの暮らしを楽しみ始めた桐原まりえ。粉物の料理の楽しさに目覚め、歳上の友人マキさんと語らう。歳下の恋人との関係、ふとしたきっかけで登録した結婚相談所。恋愛と結婚、40歳という年齢のリアル。中々面白かったが、ほぼまりえの親と同世代の身としてはイマドキの恋愛事情に驚かされるばかり。でも、まりえの母親には共感できない。
読了日:09月21日 著者:千早 茜
つまらない住宅地のすべての家つまらない住宅地のすべての家感想
ごく普通の住宅地、コの字型に並ぶ10軒の家。静かな町に降ってわいた脱獄犯のニュース。その女はこの町に向かっているという。自治会役員の丸川は住宅地を見張ることを提案して…。最初はどこの家の人なのか把握しづらかったが、どんどん物語に引き込まれた。犯罪予備軍のような若者や、我が子を監禁しようとする親、ネグレクトされている姉妹。色々な家庭が逃亡する犯人をきっかけに変わっていき、ラストはハッピーエンド。なぜ脱獄したのか、理由にも納得。長谷川家の祖母は酷い。
読了日:09月22日 著者:津村 記久子
万葉と沙羅万葉と沙羅感想
通信制高校で幼なじみの万葉と再会した沙羅。中々学校に馴染めず前に進めない沙羅は本好きな万葉に読書の楽しさを教えられる。万葉も通信制の大学に進学し、様々な人たちから影響をうける。迷いながら前に進む若い人の物語。作中の本は若い時に読むと良い本。中江有里さん、初読み。
読了日:09月23日 著者:中江 有里
ヨルノヒカリ (単行本)ヨルノヒカリ (単行本)感想
母親が家を出て「普通の生活」を知らない28歳のヒカリと、恋愛したことがない35歳の木綿子。台風の日に従業員募集の張り紙を見て住み込みでいとや手芸店で働くことになったヒカリと店主の木綿子の間を付き合っていると思う周囲の人々。不思議な関係だが、それそれを思う気持ちは強い。この先の二人を見てみたくなる。
読了日:09月24日 著者:畑野 智美
青春をクビになって青春をクビになって感想
35歳無給のポスト・ドクター瀬川朝彦は、不安定な毎日を送り研究を続けることを悩んでいる。そんな時10歳歳上の先輩・小柳が大学の貴重な史料を持ち出して失踪してしまう。研究者の置かれている過酷な現実に胸が痛くなる…。何とかポスドクと呼ばれる人たちが報われるようになって欲しいという思いで読了。
読了日:09月25日 著者:額賀 澪
二律背反二律背反感想
20年ぶりのリーグ優勝を目前にしたプロ野球チームの投手コーチ・二見里志。リリーフ起用を巡る監督との意見の相違、ベテランエースと急成長した若手のリリーフ投手の不仲、悩みながら日々を送る里志に届いた訃報。かって尊敬する先輩でもあり、13年前に球界を追放された檀野晋の不審な死。檀野の死の真相解明からの優勝がかか143試合目のゲーム。読み始めは中々乗れなかったが最後は一気に読破。野球のコーチって心身ともにキツそうだ。
読了日:09月27日 著者:本城雅人
黒い糸黒い糸感想
結婚相談所でアドバイザーとして働くシングルマザーの平山亜紀。息子の小太郎のクラスでは女児が誘拐され、クラスメートの女児も大怪我をおう。顧客とのトラブルに悩まされる亜紀、問題のクラス6年2組の担任を引き受けさせられた長谷川。不審な女が真犯人なのか?ラスト近くの展開には驚き、そしておぞましい家族と姿を消した少女。これ、続編ありだよね?あー、怖かった😱
読了日:09月27日 著者:染井 為人
夜空にひらく夜空にひらく感想
傷害事件を起こした鳴海円人17歳。補導委託先の山梨県の煙火店での成長譚。罪を犯した少年、更生を支えようとする人々、それを良しとすることに反発する人。頑なな円人の心が清さんの気持ちに応えることが出来て良かった。花火作りのことも知ることが出来てとても良い。いとうみくさんの本はハズレが無い。中学生以上の皆さんにお薦め。
読了日:09月28日 著者:いとうみく
ヒロインヒロイン感想
1995年3月、渋谷駅で宗教団体による毒ガス散布事件が起き、実行犯として指名手配された信者の岡本啓美。23歳の啓美は何も知らずに同行しただけの「無実」。この日から長い逃亡生活が始まる。名前を変え見た目を変えて他人を演じて17年。最後に捕まることは分かっていてもハラハラしながら読み進める。逃亡というより女たちの逞しさや強かさを感じた。桜木さんの新たな名作を堪能!
読了日:09月28日 著者:桜木紫乃
サドンデスサドンデス感想
経済的に困窮した21歳の女子大生・理子は、ミカコという女性にスカウトされラウンジで働き高い評価を受け、京都の新規の店でママになることに。その成り上がりと充実した暮らしぶりをSNSに投稿し、多くの称賛と同時に嫉妬するものも増えてゆく。世間で相次ぐ無差別殺人とそれを調べる警視庁サイバー犯罪対策課の長峰。ネット上の不穏な書き込みから推測した不審な動き。理子を狙うものの存在と隠されたおぞましいゲームの行方。一気読み!
読了日:09月29日 著者:相場 英雄

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