『ハニワと土偶の近代』

2024-12-29 21:08:01 | 行って 見た
国立近代美術館の『ハニワと土偶の近代』に行った時の話。

トーハクの「はにわ」展が、埴輪って、実物の埴輪とともに、埴輪って、こんなだよ〜と解説してくれるものだったのと比べて、国立近代美術館は、日本人が埴輪について、どう関わって、どう考えて来たのか、という展示でした。

学術的なものと芸術の間のようなイラストがあったり〜
ブームに乗っかったカルタがあったり〜

戦争中の扱われ方とか、
国粋思想に巧く使われてしまっていたり。


戦後は展示の仕方が変わったり、扱いが教育的…になった感じ? 
個人的には、部分上映されていた月の輪古墳の映画が気になりました。
全編見たい。


更に、キャラクタ化されて、埴輪をもとにした漫画や玩具の展示があったり。

勿論、はに丸とひんべえも居ましたよ。

とてもたくさんの資料があり、書籍や雑誌もあったりして、ともかく時間がかかる展示でした。
自分の知識が足りないので、わからないことも多かったです。
図録を買ったので、お正月休みに復習しよう。

ひとつわかったのは。
自分は埴輪そのものには、そんなに興味が無かった〜。
埴輪の顔が優しいと思ったり、その勇猛さに心惹かれたりする日本人の考え方の方が何倍も面白かった。

ハニ土偶展、行って良かったです。

おまけ↓

ハガキ、懐かしい〜。



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『儒教のかたち こころの鑑』

2024-12-27 22:14:55 | 行って 見た

サントリー美術館に行ってきました。
日本美術に見る儒教、ということですが、儒教、よくわからん〜。

チラシによれば、紀元前6世紀の中国で孔子と弟子たちが唱えた倫理思想、ということ。
日本には古代に伝来し、主に宮廷や寺院で享受されてきましたが、江戸時代になると、為政者から民衆、こどもにいたるまで、社会に広く浸透し、日本美術にも影響を与えた、そうです。
為政者のため、理想の君主像を描いた「帝鑑図」「二十四孝図」は、屏風などかなり大きな作品でした。
また、庶民向けの浮世絵や身の回りのものにも同じ思想が描かれていました。

儒教、知らない〜とか言ったけど、雪の中で筍を探す話は知ってた!
理想の君主で名前が出てくる、堯はていぎょうとうとうしは帝こくの子なり、の人ですよね。
帝王学とは?とか文治主義って?とか、知識の欠片がポロポロと落ちてくる。
道徳の時間みたいな展示内容だな、と思いましたよ、面白い。
でも、ホントに小さい欠片なので、これが誰ソレ、の判断はつきません。何故にわかる?
宗教画と一緒で、コレを持ってるのは誰とかヒントがあるのかも。
わからないのは、ちょっと悔しいなぁ。

今回の展示は珍しく写真が一切撮れなかった。
作品はブログを見れば良いとして、展示の仕方や、サブタイトルの表示がかっこよかったんだけどな。残念。

おまけ。
♪不室屋カフェで、企画展コラボの麩餅のごまあんぜんざいをいただきました。

お椀も素敵です


ごまあん、美味しい〜。
幸せなおやつでした。

おまけ その2
これで、今年の美術館巡りは終了です。
未だ、書いてないのがあるので、今後、少しずつupして行く予定です。
南天、たくさん実がついてました。
ミッドタウンのお庭も素敵で良かったです。
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映画『こまねこのクリスマス』

2024-12-25 12:45:32 | 行って 見た

菊川の映画館、Strangerに行ってきました。

『こまねこのクリスマス』のリバイバル上映 と
『こまねこのおるすばん』が目当。


可愛いポスター。
チラシもこの柄だったんですよね。今回は特別復活上映なので、無くて残念。
しかし、グッズ販売が!

クリアファイル、家のどこかにあるはず…だけど、買う〜。

アクリルキーチェーンは、箍が外れて3個get…。被ったら、友だちにあげようと思ったんだけどな。
全部自分のモノです(笑)


コラボメニューのアサイーフルグラボールも食べる〜。

そして、せっかく来たので、『こまねこのかいがいりょこう』も一緒に見る。
同時上映の『はじめのいっぽ』『こまとラジボー』『ほんとうのともだち』
のどれも、何度見ても、発見があって楽しいし、可愛い。
そして、前にも、言ってるけど。
『こまねこのかいがいりょこう』と聞いて、浮かぶ絵面の斜め上の展開で、そーくる?と、そーだよなぁ、こまねこだもんな、がぐるぐるします。



働くこまぬいとETさん。
『こまクリ』鑑賞は、絵はがきプレゼントがありましたよ。 
『クリスマス』は可愛いだけじゃない、いろいろな気持ちになれる話です。昔は、こまちゃん、可哀想(な話なんですよ、クリスマスなのに!)なだけだったのに、パパやママだって可哀想よね、とかおじいは大変、とかね。ストーリー展開だけでなく、(座談会でいろいろ教えて貰ったおかげで)画面の表現やアニメの撮り方にも気がいったり。忙しいけど楽しい。
『おるすばん』は初見だし、この一回が最初で最後かもだから、瞬きする間も惜しい。こまの動き、紙の動き、雨、もっとゆっくり繰り返し見たかった〜。
またの機会…があると良いなあ。
Strangerでの『こまねこ』上映は明日までとのこと。
明日は行けない〜。残念。
一回でも見られて良かった、素敵なクリスマスプレゼントだったな、と思うことにします。

メリークリスマス🎄












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トプカプ宮殿博物館・出光美術館所蔵 名宝の競演

2024-12-08 23:57:00 | 行って 見た
出光美術館に行ってきました。
この企画展を最後に、出光美術館はお休みに入ってしまいます。
ビルを建て直して、美術館がどうなるのかは明らかにされていません。
入り口からエレベータで9階へ。
休憩スペースの窓から見える皇居のお庭も、無料のお茶も、これで最後かも。
ちょっと淋しい。

今回はフォトスポットも無いので、ここから、文字だけになります。

日本・トルコ外交関係樹立100周年記念の企画展とのこと。
トルコからは、トプカプ宮殿博物館、トルコ・イスラーム美術博物館からイスラム文化の宝物たちがやってきています。
最初は宝石や貴金属、七宝の装飾品やうつわ。
子供の頃に読んだアラビアンナイトの挿絵のようでした。
宝石付きの水晶のマグカップや七宝製のカップのセット、正しくお宝でしたよ。
それから、壁に貼ってあるトプカプ宮殿?の室内がとても綺麗で、本物を見に行きたくなりました。

続いて、中国陶磁、日本陶磁にトルコのタイル・陶磁が展示されていました。
トルコ、東西交流の場所だし、オスマン帝国って巨大なんだよね〜、と思わせる品々が並んでいました…焼き物は、もともとそんなに惹かれなくて、ちょっと流し見。

ただ、最初の宝飾品たちも、陶器類も、お花モチーフはチューリップとカーネーション、時々バラ。よく見ると、ここにもチューリップ!といった感じで見つかりました。
チューリップって、原産地はトルコなんですね。日本の子どもが描くコロンと丸っこくてギザギザの花ではなく、ほっそりした花弁が3枚で描かれています。
ぱっと見、大きな柄かと思えるのですが、よく見ると、細かい草花が組み合わされている繊細な模様だったり、手間がかかる細工がたくさんあって良かったです。
綺麗なものを堪能できました。

おまけ
1階から美術館に上がるエレベータのドア。スタッフさんに撮っても良いか、伺いました。
これも見納めになっちゃうのかな。

ご近所にも解体が決まっているビルがあったり、有楽町界隈、今後はどうなるんでしょう。
古い建物はできるだけ残して欲しいんだけどなぁ。


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はにわ展

2024-12-07 23:55:00 | 行って 見た

トーハクに行ってきました。
ギリギリ間に合った!
めっちゃ混んでた
埴輪って、なんとなく人の形のイメージがあるけど、こんな容器のようなのから始まってるそうです。

今回のウリは挂甲の武人のようですね。5体一緒のお部屋に展示してありましたが、人が多くて、並んだ写真は撮れず。
この人(笑)は普段は佐倉に居る人です。兜のひさしで顔がよく見えない奥ゆかしいタイプ。

船があったり(船や鳥は死者の魂を運ぶらしい)
家があったり

私の目当ては、ひんべえだったので、会えて嬉しい。
カワイイ
説明ボードは自分のためのメモ


1階に、はに丸くんと写真が撮れるコーナーもあったり。
楽しかったです

さあ、次は国立近代美術館に行かねば〜!!










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