『ミュシャ ふたつの世界』書き忘れ

2024-12-04 22:51:43 | 行って 見た

府中市美術館のミュシャ展も12月1日まででしたね。行ったのに書き忘れてました。
公園の中にあります。近くの池には鴨が居たりして、のどか。
随分前に合唱のオケ合わせ絡みで、行ったことがありましたよ〜。
中に入ってから、ここ、知ってる!となりました。
 
後ろに見えているエスカレーターで展示室に行きます。

ふたつの世界、というタイトルですが、挿絵から始まり、ポスター、商業デザイン、リトグラフ、油彩、盛り沢山でした。
府中市美術館でも数点持っているようですが、堺アルフォンス・ミュシャ館館、OGATAコレクションにサントリーポスターコレクション、株式会社インテックの所蔵品…。
初めて見たものもあって、行って良かった。府中市、遠いけど!
今年の始めに行った名古屋の松坂屋美術館よりは近い(笑)

そもそもは、ポスターのミュシャ様式な曲線や装飾デザインが好きでしたが、ここ何年かはスラヴな油彩作品が気に入っています。
勿論、今回はスラヴ叙事詩は見られないわけですが〜!
堺から『ハーモニー』が来てました。
久々に見られて嬉しかったです。

展示品は撮影不可なので、ショップのディスプレイを撮りましたよ。
缶のデザインとか、可愛いですよね。
建物のガラス↑にもミュシャ。

おまけ
コラボメニューは↑こんな感じ。
美味しかったです〜




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田中一村展

2024-12-01 18:24:06 | 行って 見た

東京都美術館の『田中一村展  奄美の光 魂の絵画』に滑り込んできました。

何年か前に千葉市美術館で初めて田中一村を見た(ブログのどこかに書いてあるはず)わけですが。
その時は奄美時代の植物や風景の迫力と千葉時代のどかな雰囲気がとても良いなあ、と思ったんですね。

今回はNHKで何本か特集番組を見たせいか、ちょっと理解が深まった…かもと思いながら行ってみたところ。
思っているよりもっとずっと、絵が上手な人だったんだなあ、と自分の中の田中一村が、がらがら崩れました。
写実的な部分は勿論、デザインがとても洗練されてる!
ある意味力技のような絵、とか思っていて、すみませんでした!!!
奄美に行って〜みたいな生立ちの話に気を取られていて、絵自体をちゃんと見てなかったかも。
何事も先入観にとらわれてはいけないですね。



田中一村、また見に行きたい…と思ったら、千葉市美術館でも今日まで展示してた…とついさっき知りましたよ。も少し大々的に宣伝してくれよ〜。がっかり。

おまけ
東京都美術館1階カフェアートで田中一村とコラボなスイーツをいただきました。

ブリュレタルト、ココナッツとパインのアイスで南国風味。
アカショウビンのクッキーが可愛かったです。







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『あかり、ともるとき』

2024-11-10 23:57:45 | 行って 見た

東京都庭園美術館の
『建物公開2024 あかり、ともるとき』
に行ってきました。
建物公開は、写真撮影可能なので、いかないわけにはいきますまい!!!

見上げてときめいて。
というキャッチコピー。

はい。毎回、ときめいております。
まあ、ドキドキワクワクは照明だけじゃないですけれど。

玄関ホールのラリックのガラスとタイル。
大好き。


そして、正面玄関のシャンデリア。スキガケガラス、だそうです。


大客室のシャンデリア<ブカレスト>
の説明書↓
そうそう!こーいうのが見たかった。

大食堂のシャンデリア<パイナップルとざくろ>
今回、照明に特化した展示ですが、カーテンなどが開いていて、室内が明るい。照明器具がよく見えるようになっています。


若宮居間のシャンデリア。
このお部屋、日当たりが良くて、素敵なんですよね。
ほかの方も言ってましたが、若宮と姫宮の差別が…。
も少し姫宮も大事にして欲しい。
2階ホール。
天井の大きな照明にも細かいお花の細工があることに初めて気付きました。

東京都庭園美術館内で、一番可愛いのはこれだと思う(意見には個人差が…)
姫宮寝室前廊下のチェーンペンダント照明。
五色ガラスだそうです。
天井に映る色のついた影も素敵です。もっと色々グッズが出ても良いと思うんだけどなぁ。
いっそ、静嘉堂@丸の内の曜変天目茶碗のように、縫いぐるみとか、どーよ?(笑)

そしてそして、今回、心底行って良かった〜と思ったのは

書庫の窓が明るい!!
書棚をちゃんと見られたのは初めてですよ。いつも暗くて、背が高い本棚でハシゴがある〜くらいしかわかってませんでした。
本がほとんど入ってなかったのは残念でしたが、こんなお部屋だったんですね。
良いものを見せて貰いました。

館内のカフェで、お茶したかったけれど、混んでいて並ばなくてはいけないため、諦めました。
次こそ!!
多分年内は無いかな。
また来年にぜひ。









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英一蝶―風流才子、浮世を写す

2024-11-06 23:30:38 | 行って 見た
サントリー美術館に行ってきました。没後300年記念の英一蝶展。

英一蝶、気になっていたんですよ。
そして、日曜美術館の特集番組で、生い立ちや、作品解説をちらっと見て、これはもう、見なければ!!

展示品の撮影は舞楽図屏風のみ可能てした。


右側と
左側
コレはコレで綺麗なんだけど、裏側の唐獅子図の方が、動きがあって面白かった。

そして、個人的に好きなのは、『雨宿り』の絵たち。
メトロポリタン美術館が持ってるのも、トーハクが持ってるのも、個人蔵の少し小さめのものも、どれもみんな見ていて飽きない。
雨が止まなくて困っている色々な人たちの様子がとても面白いです。
そして、何故か傘は破れている…破れてなければ、まだまだ歩けるから?
学芸員さん(だよね?)の「誰待ち?」という解説コメントにも笑ってしまいました。

サントリー美術館は初めて行った時に、展示のPOP…で良いのかな?章ごとのタイトルや解説のボードなんてすけど、それがオシャレで良いなと思ったんですけど、ココが見どころ、のようなコメントも共感できます。良い美術館です。

うっかり前期展示に行って、ポスターの布晒舞図を見損ね、展示替リストを見返したら、場面替えを含みますが、ほぼ入れ替え。通期展示が殆ど無く(泣)
後期にも行ってしまいましたよ。
でも、後期だけで良かったかといえばそうでもなかった。
英一蝶、良く知らなかったけれど、絵だけでなく、文章もとても好きになりました。見られるものは全部見ておいて自分的に正解です。

ただ、サントリー美術館の展示替は、次から、ちゃんとチェックしておこう。

おまけ。
カフェ加賀麩不室屋『没後300年記念 英一蝶 ―風流才子、浮き世を写す―』展限定メニューは
よもぎ麩餅 ~ニッキ蜜をかけて~

よもぎの団子や餅は食べたことがありますが、お麩のお餅って初めてでした。ふわふわだけどもちもち。
きなことナッツのトッピングに黒蜜かと思いきやニッキ蜜。
面白い味で、楽しくいただきました。

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『空の発見』

2024-11-02 23:58:00 | 行って 見た

松濤美術館に行ってきました。
『空の発見』という企画展。
タイトルだけで、コレは見なきゃ、と思ったわけですが

松濤美術館は『月』とか『廃墟』とか、心惹かれるテーマの展示をやってくれますよね。
もともと、何も飾って無くても、建物だけでも素敵なんですけど。


展示物の撮影は不可なので、文字だけの記録になります。

浮世絵など、昔の日本の絵画に描かれた空とは、どういうものか。
空間から空への意識の変化、西洋から入ってくる絵画や科学の知識により空を描くようになる。
さらに進んで、目に見える空だけでなく、心象を空に託した絵画が出てくる…とここまでが第一会場の展示。
ターナーやコンスタブル、その影響を受けた作品も多く、来て良かった〜と思いましたよ。
前に見たことがあるような空の絵も、もし、こんな空に出会えたら、絶対写真に撮る!!と思う絵もたくさんありました。

第二会場は、震災や戦争に影響された空や、空から派生する現代表現の作品が展示されていました。

ポスター、チラシに使われている「水色の星空」の絵は、香月泰男のシベリア・シリーズの中の1枚、「青の太陽」。 深い穴底から空を見ると昼間でも星が見える、という話がもとになっているとのこと。
三菱一号館美術館で見た、ヴァロットンの「これが戦争だ」を思い出しました。
一緒に、中村研一「北九州上空野辺軍曹機の体当たりB29二機を撃墜す」も展示されていました。
どれも、激情や無念や残酷さとは、一歩引いたところにある描き方ですが、それ故に、戦争の悲惨さを感じさせるものなっている気がします。


ご存知の方もいるかもですが〜。
松濤美術館は吹き抜けになっていて、お天気が良ければ、青空が見えるはずなんですけれど、雨降りだった。残念。
次は、晴れてる日に来ようと思います。




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