『欧文活字の銀河』

2024-09-23 23:58:00 | 行って 見た

印刷博物館に行ってきました。
『欧文活字の銀河』最終日にギリギリ滑り込みました!
割と最近になって、インスタのPR記事で知った展示で、行くかどうか迷ってたんですけど、見ておいて正解。

ざっくりした説明だけど、わかりやすい

可愛い活版印刷機
組んだ活字をプレスして印刷。

前に印刷工房の体験コーナーで栞を作ったことがありますよ。
楽しかった。またやりたいです。

活字〜
年季が入った感じも、またたまらない。

活字を作るための機械。
こんなものがあるのか!!

そして情報を送るのは紙テープですよ。
昔のコンピュータ、というより、オルゴールみたい。



すり減った活字。
溶かして再利用されます。


たくさんの種類の活字。
ずらーっと並ぶと天の川みたい。

自分が好きな字体は、どれだ〜?と探すのも楽しい

アンケートに答えると図録がもらえたのですが、当然、間に合わず。
残念


前に来た時に、綺麗で美味しかったレストラン(社食兼な感じでしたよ)はお休みで、これも残念

今回はいろいろ準備不足だったからな〜、しかたがない。
飯田橋から歩(くのが大変で腰が重くなってた〜!)…かないルートを見付けたので、行きやすくなったし、また次回を楽しみにしよう

コメント (2)
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「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」

2024-09-22 23:58:00 | 行って 見た
東京ステーションギャラリーに行ってきました。

チラシ(3種類あって、全部貰ってた・笑)の綺麗なグラデーションが気になっていたフォロン展。

ファンタジーな作風なのかと思っていたらば、Eテレの日曜美術館で取り上げられていて、哲学ぽかったり、メッセージ性のある作品も多いようで、
見ておいた方が良さそう?
→見ておこう! となりました。

展示物は撮影不可なので、案内用のPOP↑

矢印↑→↓←はフォロン作品では重要。
ポスターなどの絵画的作品だけだなく、彫刻、アニメーション、立体的なコラージュなど、興味深いものがたくさんありました。

テレビで紹介されていた、環境問題、戦争、世界人権宣言などのメッセージ作品は、なるほど!でした。
ストレートなものも、こーいう表現も有りか、というのもあって、わかりやすいけれど深い…見ておいて正解。

雑誌の表紙や商業ポスターなどは
すぐわかるものも多いんだけど、もしや、こうですかね?と裏を読みたくなったり。


チケットは、この↑柄でした。
個人的に、なんとなく微妙にEテレ風味で親しみ有り。
綺麗だし、温かい色味なんだけど、なんとなく淋しいような、物悲しさもあったり。

展覧会のタイトル『空想旅行案内人』は、フォロンが自分の名刺に使っていた肩書きだそうです。
空想旅行…だけど、フォロンの空想じゃなく、自分の内面と向き合っているのかも?
イマイチ消化出来てないなぁ。
図録をgetしたので、じっくり向き合おうと思います。


おまけ
日常の空間から人の顔を見つけ出している写真作品があったので、真似っ子↓
レンガの壁の中に顔。
展示室に、もっと顔に見えるのがあったんだよね〜。
勿論、撮影不可。残念。

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Come on!九曜紋 ―見つけて楽しむ細川家の家紋―」

2024-09-21 23:33:27 | 行って 見た

永青文庫に行ってきました。
23日までの企画展です。
ギリギリ、滑り込めました〜!
館内は展示物だけでなく、全て撮影不可なので、せめて外側を。

内容はこんな感じ
(外のポスターも年季が入っています)

細川さんち(と言ったら失礼?)の家紋の九曜紋をメインに、桜紋や五三桐紋などがついた品々を見せてもらえます。

殿様のお道具たちなので、身の回りや普段使いの御品であっても、ゴージャス。
あちこち手を変え品を変え出てくる家紋がとても楽しい。
さりげないものから、ドーンと!主張の激しいもの、裏紋のようにバリエーションもあったり、見ていて飽きませんでした。

ちょっと前、Eテレの「デザインあ」に家紋のコーナーがありましたよね。
家紋の描き方や種類ごとのバリエーション、あれ、好きだったなぁ。

ちなみに我が家は、父方が山形の農家のはずなんだけど、何故か笹竜胆、母方は群馬の農家(養蚕をやっていたらしい)で抱き茗荷。
デザインとしては可愛いけど、複雑で描けそうにないのが、ちょっと残念。家紋のついた何か、も持ってないなぁ。
せっかくだから、この機会に何か手に入れようかな?
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「平田晃久 人間の波打ちぎわ」

2024-09-18 22:02:41 | 行って 見た
練馬区立美術館に行ってきました。

今回はスルー…と思っていたらば、美術館が建て替えになる!と。
そして、新しい美術館の企画を、今回の展示で見せてくれると。
それは見ておきたいかなぁ、否、見ておくべき。

練馬区立美術館は、面白い企画をやってくれるので、私の中では結構上の方にある。もっと近くにあったらなぁ…な場所です。
1階にピアノが置いてあって、階段で2階に上がるのも良い。

今回は展示物になってしまったピアノ↑


基本的には、建物についての展示ですが、こんな考え方で作りました、の解説が面白かったです。


建物の役割をワークショップで考えたり

みんなの意見を取り入れて…ってほんとにやってるところがあるんだなぁ、と吃驚でした。

かと思うと、AIと人間の思考を繋げて建築に活かしたり、アナログなんだか最先端技術なんだかよくわからない(失礼!)方法があったり。

こんなノートとか、わかったら面白そうですが、
私の知識&常識では理解が足りず、
いろいろ悔しい気持ちになった展示でした。


新美術館の模型はこんな感じ↑(多分)

実際にどんな建物になるのか、楽しみです。


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『東山魁夷と日本の夏』

2024-09-14 23:56:00 | 行って 見た

山種美術館に行ってきました。

『没後25年記念 東山魁夷と日本の夏』展です。
亡くなってから、そんなに経つんでしたっけ?
割と最近の人な感じがしていたので、ちょっと驚きました。

そして、土曜日なためか、やたらと混んでいたことにも吃驚。
チケット購入に列が出来ていましたよ。
今更ですが、人気があるのですね。

今回のメインは、ポスターにもなった 満ち来る潮
大きな絵というだけでなく、動いているような迫力のある波。
金や銀の箔のゴージャス感も良し。
同時に展示されている、岩や波、海のスケッチと小下図、これがこうなるのか!と何度も見返してしまいました。

撮影可能(相変わらず山種美術館は太っ腹です。有難うございます)だったのは、こちら↓
緑潤う
夏のきらきらした日差しと緑が美しい作品。緑と言っても、青みがかった色が素敵です。爽やかな空気を感じます。

また、東山魁夷だけでなく、師匠筋の川合玉堂や結城素明など。
さらに、日本の夏の絵ということで歌川広重の浮世絵に、私が好きな(山種さんでは、ちょくちょくお目にかかる)奥村土牛や小林古径などもあって、盛り沢山の展示でした。
そうそう。林潤一の桐板に截金の作品も面白かった(←これは自分のためのメモ)

も少し、空いてる時に、ゆっくりじっくり見たかったかなぁ。ちょっと惜しかった…かも。

おまけ。
混んでいましたが、カフェでお茶しました〜。前回は諦めたけど今回は並びましたよ!
満ち来る潮のイメージの「あげ潮」
粒あんが美味しかったです。
幸せな味。

9月も半ばですが、まだまだ暑いですね。今日も日中の外は焦げそうな日差しでした。
昔の夏は、今日の絵画のように涼し気だった気がするんですけど。
とか言うと、年寄りくさい?(笑)
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