「平田晃久 人間の波打ちぎわ」

2024-09-18 22:02:41 | 行って 見た
練馬区立美術館に行ってきました。

今回はスルー…と思っていたらば、美術館が建て替えになる!と。
そして、新しい美術館の企画を、今回の展示で見せてくれると。
それは見ておきたいかなぁ、否、見ておくべき。

練馬区立美術館は、面白い企画をやってくれるので、私の中では結構上の方にある。もっと近くにあったらなぁ…な場所です。
1階にピアノが置いてあって、階段で2階に上がるのも良い。

今回は展示物になってしまったピアノ↑


基本的には、建物についての展示ですが、こんな考え方で作りました、の解説が面白かったです。


建物の役割をワークショップで考えたり

みんなの意見を取り入れて…ってほんとにやってるところがあるんだなぁ、と吃驚でした。

かと思うと、AIと人間の思考を繋げて建築に活かしたり、アナログなんだか最先端技術なんだかよくわからない(失礼!)方法があったり。

こんなノートとか、わかったら面白そうですが、
私の知識&常識では理解が足りず、
いろいろ悔しい気持ちになった展示でした。


新美術館の模型はこんな感じ↑(多分)

実際にどんな建物になるのか、楽しみです。


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『東山魁夷と日本の夏』

2024-09-14 23:56:00 | 行って 見た

山種美術館に行ってきました。

『没後25年記念 東山魁夷と日本の夏』展です。
亡くなってから、そんなに経つんでしたっけ?
割と最近の人な感じがしていたので、ちょっと驚きました。

そして、土曜日なためか、やたらと混んでいたことにも吃驚。
チケット購入に列が出来ていましたよ。
今更ですが、人気があるのですね。

今回のメインは、ポスターにもなった 満ち来る潮
大きな絵というだけでなく、動いているような迫力のある波。
金や銀の箔のゴージャス感も良し。
同時に展示されている、岩や波、海のスケッチと小下図、これがこうなるのか!と何度も見返してしまいました。

撮影可能(相変わらず山種美術館は太っ腹です。有難うございます)だったのは、こちら↓
緑潤う
夏のきらきらした日差しと緑が美しい作品。緑と言っても、青みがかった色が素敵です。爽やかな空気を感じます。

また、東山魁夷だけでなく、師匠筋の川合玉堂や結城素明など。
さらに、日本の夏の絵ということで歌川広重の浮世絵に、私が好きな(山種さんでは、ちょくちょくお目にかかる)奥村土牛や小林古径などもあって、盛り沢山の展示でした。
そうそう。林潤一の桐板に截金の作品も面白かった(←これは自分のためのメモ)

も少し、空いてる時に、ゆっくりじっくり見たかったかなぁ。ちょっと惜しかった…かも。

おまけ。
混んでいましたが、カフェでお茶しました〜。前回は諦めたけど今回は並びましたよ!
満ち来る潮のイメージの「あげ潮」
粒あんが美味しかったです。
幸せな味。

9月も半ばですが、まだまだ暑いですね。今日も日中の外は焦げそうな日差しでした。
昔の夏は、今日の絵画のように涼し気だった気がするんですけど。
とか言うと、年寄りくさい?(笑)
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『どうぶつ百景』江戸東京博物館コレクションより

2024-06-16 23:57:00 | 行って 見た

東京ステーションギャラリーに行きました!

江戸東京博物館の収蔵品を、お引越し展示しています。

館内展示物は撮影不可なので、こんなのがあった〜!と、ここでは、お見せできないのですが。
江戸時代の日本では、人と動物がとても近かったことがよくわかる、楽しい企画でした。
浮世絵の人物とペットのような肖像画もありますが、町の片隅にちょこんと居たり、人と一緒に働いていたり、野生の動物たちも案外居たりして。
さらに、図案化された動物が、玩具や衣装や装身具となったものも楽しかったです。
出品点数が多いので、興味がある人はぜひ。
23日(日)で終わってしまうので早めにどうぞ。

動物が好きじゃなくても、鉄道好きな方にはステーションギャラリーならでは、の展示企画。「東京の鉄道馬車」がオススメです。
客車を引いた馬車が線路の上を走ってる!絵の構図上なのか、たくさんの馬車が走ってるのな吃驚ですよ。

そして、個人的には、多分、おまけ?な大きく引き伸ばされた「旧新橋停車場」の昔の写真が素敵で。ちょっと前の『フランク・ロイド・ライト展』で通りすがった建物(汐留パナソニックミュージアムの前にある)に、こんな時代が!!と、タイムスリップしたような不思議な感覚でした。

まあ、タイムスリップ感覚と言えば、美術館内の昔の東京駅の部分がまさにソレですね。

煉瓦の壁


綺麗な螺旋階段


半円は窓の跡でしょうか?



東京駅と言えば撮らないわけに行きますまい(笑)

復元されたばかりなので、まだピカピカですが、古いものが残っていたとしたら、どんな風になっていたんでしょう。見たかったなぁ。
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「こまねこのかいがいりょこう」完成試写イベント

2024-04-07 01:04:11 | 行って 見た

去年、公開撮影を何度か見に行った『こまねこ』
新作の『こまねこのかいがいりょこう』が遂に完成しました

公開撮影時に募集していた”サポーター”に、なってみたので、試写会に呼んでいただきましたよ。
会場は渋谷のユーロライブ。

大きい画面で動くこまちゃん、もう「可愛い」しか言えない
去年撮影中だったシーンや絵コンテが、つながるとこうなるのかー!!!
完成してホントに嬉しいです。

上映後にトークショーがあって、貴重&良い話がたくさん聞けました


合田監督 と Godhand峰岸アニメーター
Q&Aコーナーや、完成までの道のり(スライドあり)抽選会(当選者2名、当然ハズレ
盛りだくさんの1時間でした。

『こまねこのかいがいりょこう』は、今年の秋ごろに全国の劇場公開を目指しているそうです。
無事に劇場で、こまちゃんと再会できますように!!

 


帰りにお見送り~の おじい と こまちゃん

おまけ
舞台上は勿論ですが、客席もなかなかに面白かったです。
みんな、こま愛が溢れてました
こまぬいを連れてきている人も結構多かったし、隣の席の方ともちょびっとお話したよ。
劇場上映も盛り上がって、次回作につながると良いなぁ

 

 

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ミュージカル『カム フロム アウェイ』を見ました

2024-03-29 22:56:10 | 行って 見た
新聞のミュージカル評に
12人のキャストが出ずっぱり
島民、乗客からパイロット、役場職員、果ては動物の声まで計約100に役にふんする
とあって、12人で100役って、一人の分担はどんなよ?って観に行ったわけですが、動物だけじゃなかった!飛行機の離着陸の音も人の声(には聞こえなかったよ~)だったそうです。
パワーのある歌声だけでも格好良いのに、効果音も担当って大変。

そして何より
旅客機の客室も一瞬で島のバーへ変容する
まるで精密な寄木細工
な舞台も、キャスト自らが椅子を移動させることで作ること、に吃驚でした。
キャストさんたち働きすぎ~!

ストーリーは、2001年9月11日に、「ハイジャックされなかった」飛行機38機がカナダのニューファンドランド島ガンダーという街に不時着することになり、受け入れる島の人たち(みんな良い人だ~!)とわけもわからず知らないところに連れてこられた乗客たちの5日間の実話をもとにした物語。
作り方によっては重たいものになりそうですが、舞台上のパズルのような展開に心を奪われることもあって、ツラいorキビシイにはならないのが有難かったです。
ちょっと引っかかることがあっても、悪人が出てこないのはポイント高い。


若干理解できていないところもあったようなので、もう一度見てみたいですが~地方公演の最後の高崎…もちょっと遠いですよね。
再上演を切望しております😊 








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