フランク・ロイド・ライトー世界を結ぶ建築

2024-03-17 23:37:56 | 行って 見た

3月10日まで、パナソニック汐留美術館でやっていた企画展。

フランク・ロイド・ライト?
落水荘と帝国ホテルの人だよね〜。そうそう、前にパナソニック汐留美術館の「子どものための建築と空間展」では自由学園の資料が出てたな〜。
ぐらいの知識で見に行ったのですが。
………。

すみません。
何もわかってませんでした〜。
フランク・ロイド・ライト、ものすごく色々なことをやってたのですね。

とても混んでいて、日時指定が必要と知った時点で、そんなにか〜?みんなそんなに好きなの?と疑ってすみませんでした!!
反省(涙)
そして、自分の知識の無さっぷりにも泣ける。

今回は図版や設計図、写真などの資料が殆どで、わからないと素通り。知っている人には宝の山らしく、めちゃくちゃハマって動かない人と、さらーっと流していってしまう人と、見学者の反応もなかなか面白かった。
私も多分半分もわかってない感じ…でしたよ。

自由学園からのつながりで、学校や幼稚園など子どもの教育施設を作ったり
帝国ホテルからのつながりで宿泊施設を作ったり、は、なんとなくわかる。

でも、こんな↓

成長することを考えた住宅があったり
機能的なオフィスビルやオフィス家具(ちょー格好良い!)を作ったことなんて知らなかったー!

更には、手塚治虫の漫画の近未来か!!な都市計画とか。フランク・ロイド・ライト、面白すぎる〜。

図録を買ったので、現在、復習中です。

↑面白いよ〜!!



おまけ

パナソニック汐留美術館のお隣りは旧新橋停車場があります。
これも好きな建物。
格好良いよね♪





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ご飯やら何やら(名古屋の話 その3)

2024-01-27 23:58:00 | 行って 見た

名古屋行きの新幹線。
…の尻尾がわ。

交通費を節約するなら、品川から乗れば、と友だちに勧められましたが(そんなこと考えたことなかったよ!それって普通?)気分の問題で、東京駅。

駅ナカのカフェとかで朝ご飯を食べようとしたのに、どこも混んでたので、仕方なくホームの自販機の珈琲と売店のサンドイッチ。
珈琲の自販機↑
ドクターイエローブレンドと迷ったけど、乗るのはコレだし、と、「のぞみ」ブレンドにしましたよ。
新幹線の中で食べると、何でも美味しいですね。旅気分増し増し。
斜め前の席の人は駅弁(深川めし)を食べてました。駅弁も悪くないけど、今回は名古屋に着いたらすぐ、昼ご飯の予定なので、敢えて軽めで。

車窓の富士山。カサかぶってました。この後、どんどん雲が増えていき、途中から雨になりました(泣)

11時ちょい前に、無事に名古屋到着。早めのお昼は名古屋駅地下街のエスカ内スガキヤで。
JR+宿泊セット旅行付属の体験クーポン利用、白ラーメン&チャーシュー丼(美味しかったです♪)に

名古屋めしエコバッグ、スガキヤのラーメンスプーンのお土産付き。
ラーメンスプーン、お店には置いてなかったな〜。使い勝手はどうなんだろ?持ってるだけでなんとなく楽しいから良し。

旅行のクーポンは色々選べるのですが(ホテルのお洒落アフタヌーンティとかもあった)時間節約のため、とっとと使えるものを選択。正解でした。

この後、大須観音骨董市→ミュシャ展に行き、


夕飯は名古屋コーチンの親子丼御膳。単品じゃなく、セットにして、ちょこっと豪遊(笑)
枝豆の酢の物・白和え・(何故か)甘めの梅干し。
お椀は鶏団子のお吸い物。
デザートに濃厚卵の一口プリン。
満足。

中部電力MIRAI TOWERを遠目に見て、(友だちに東京タワーじゃないよってラインした)

観覧車を発見!
…乗りそびれた。
一人で乗るのはどーよ?と思いつつ、動いてたらチャレンジしてました。

大阪のドンキの観覧車も「一人でも大丈夫ですか?」って聞いて、乗ったし。
それで、途中で怖くなって後悔するんだけど(東京タワーとか大阪のHEP FIVEの観覧車とかピサの斜塔とかヴェネチアの鐘楼とか色々ある)二度と来れないかもと思うと、やらないわけには!!

観覧車、再チャレンジしたいですね。
タワーも上ってみたい…怖いかもですけど。
(名古屋 4に続く)

















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ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者(名古屋の話 その2)

2024-01-24 23:56:00 | 行って 見た

骨董市の後、松坂屋美術館で開催中の「ミュシャ展」に行ってきました。今回の名古屋訪問はこれを見るためです。
雨が降っていたので、骨董市を先にしちゃったけど、おかげで閉館まで、時間を気にせず、じっくりゆっくり見られます。

「マルチ・アーティストの先駆者」展は、去年の夏頃に九州でやってたんですよね〜。堺のアルフォンス・ミュシャ館(美味しいミュシャ、楽しい企画でした!)をググっていたら広告が流れてきて、さすがに九州は遠いと思いつつも気になっていました。

私が今までに見ているミュシャの展示って、多分、ドイ・コレクション系列(だと思う)ですが、今回はチマル・コレクションという別ルート、知らないものがきっとあるに違いない!!!

後で、あの時に見ておけば良かった〜と後悔しないために、時間とお金の算段をつけました。
松坂屋美術館は初めて行きましたが、松坂屋南館の上の方にあって、その一角だけゴージャスな造り。
スタッフさんたちも親切です。
今回は、ほぼほぼ撮影okの太っ腹企画です。ありがたや〜。

第一章は挿絵画家としての出発

雑誌の挿絵やら雑記の表紙のイラストやら。
見たようなのも、初めて!!、もありました。

第二章はポスターと装飾パネル
ミュシャと言えば、やっぱりポスターが入口かな、と思います。
たくさん並んでる(一番上の写真)と嬉しいです。

第三章は生活の中のデザイン

香水瓶やら扇子やら。女性の装飾品がいろいろと。
お菓子のパッケージもたくさんありました。

第四章はプライヴェートな生活の記録

今回、これを見るために来たんだな、と思ってしまったテーマ。
↑の写真は学生時代のノートですが、手紙や家族の写真など資料写真とは違って、生身のミュシャを感じられるものが出品されていました。

最後の第五章は唯一無二のオリジナル作品ということで、油彩画、水彩画、素描、印刷物の原画など、宝物のような展示。

額縁もミュシャのデザインの油絵。ひなげしはミュシャが好きだったお花のようです。他にも何回か出ていますね。

肖像画の枠にもミュシャな装飾があったり。
見たことがないものがありすぎて、何を特筆すべきかわからない〜。

図録によると、チマル・コレクションはズデニェク・チマル博士のコレクションだそうです。博士のご両親及び祖父母が購入された作品でスタートしたそうで、公開されたのは2009年チェコのブルノでの展覧会が最初。

日本では2013年、2017年に巡回展があったそうです。そして、どちらも横浜までは来ていた…見落としてましたね。
否、「ミュシャのために横浜か、遠いよね」と思ったんだろうな。2017年って国立新美術館でスラブ叙事詩の展覧会があった年で、それでお腹がいっぱいになっちゃったのかな。
横浜、名古屋より全然近いよ。ちゃんと見に行って、私(笑)

今回は横浜巡回は無く、名古屋の後は熊本、天童、三重でおしまい。
思い切って、来てみて良かったてす。ミュシャ、まだまだ知らないものがたくさんある〜。そして、見てないものは、やっぱり見たい。
今後も、ちゃんとアンテナを張っておこう。
(名古屋の話3へ続く、多分)


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大須観音 骨董市(名古屋の話 1 )

2024-01-22 02:50:40 | 行って 見た

最大目的は別(次に書く予定)でしたが、月に2回だけ開催の骨董市と名古屋に行く日が被ってる〜となったら行かないわけには行きますまい。
大須観音 骨董市
多分、次に行けることはない…気がしたし
鳥居の向こうにテントが見えます。
雨のせいか、お店もテントも少し寂しげ。
朝、自宅を出た時は、晴れ間が出ていたのですが、新幹線が西に向かうに従って、どんどんお天気が下り坂で、名古屋に到着したらば傘が必須になってました。
日頃の行いのせい?
観音様の足もとにテント。
慣れ親しまれている感じがしますね
事前情報だと、お着物とかハンドメイド作品も多そうでしたが、雨だからかな?
レトロ雑貨やアジアン雑貨が多い感じでした。

せっかくなので〜(旅先は財布の紐が緩みますね
ブローチをget
わかる人にはわかる『ひみつのお花』のブローチちょびっと、何かお話が書きたくなります
台に平置き。値段をお店の人に聞いたら「何も刻印が無いけど、可愛いよね」と言われ、お手頃価格を提示されたので、即購入を決意しましたよ。

その前に、ガラスケースの中のブローチを見せてもらって、ニ万円近かったので、そっちは諦めました。薔薇の蕾が一輪。蕾は黒っぽい赤い石?で花弁が綺麗に刻まれていました。お店の人の話では「何も書いてないけど琥珀かなんか」だからお高いそうです。気に入ったけど、そこまでじゃないし(負け惜しみじゃないです
旅先で買ったブローチは大概、使ってて落とすので、無理ない範囲でしか買わない…と友だちに言ったら、骨董コレクターになると破滅するからそれぐらいの気持ちで居なさい、と言われました(笑)

そして、もう一つ。
スプーン…って見ればわかりますよね
そもそも、柄の端の騎馬像が気になって手に取った(平台にナイフと並んでいた)のですが、風景の細工が細かい&TOKYOって彫ってある。よく見ると皇居のお堀と、お堀端の街並みでは?一体コレは何モノ?
裏の模様も素敵だし、アルファベットでチマチマ書かれている右端には『JAPAN』だから、国産ってことよね〜。
外国人向けのお土産かな?
見る人が見ればわかるのかな??

お店の人に聞いても「よくわからない」と言うし、一緒に並んでたナイフは全然違うものだし。
謎だけど、気になる…ケースに入ってないから、多分そんなに高くない。ちょっとぐらい高くても、後であの時に買っておけば…となりそう
というわけで、関東に連れ帰ってきました。我が家が東京じゃないのは、ちと残念ですけど。
今度お堀端に持っていこうかな。

お値段はお手頃価格でしたよ、全然迷う必要がなかった。悩まずパパっと買っても良かった…けど、色々悩むのも楽しみのうちかな。
他のお客さんの様子とかも面白かったし。

というわけで、大した散財もせず、良いものが手に入り、幸先良いスタートが切れたのでした。
(名古屋2へ、多分続く)

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癒しの森日本美術―ほのぼの若冲・なごみの土牛―

2024-01-07 22:35:28 | 行って 見た

2024年最初の美術館めぐりは、山種美術館です。
去年の12月から始まった特別展。
テーマが、もう。コレは新年に見るに限る!と取っておいた分です。

ポスターにもなっている伊藤若冲の『伏見人形図』は、とってもカワイイし、奥村土牛の『兎』は、丸っこいのもフワフワのも可愛い竹内栖鳳の『みゝづく』『鴨雛』は触り心地良さそう山口華楊の『生』の仔牛は一度見たら忘れられない優しい瞳
心ほんわかで和む〜

林功の『篁韻』『凍音』はシンとした音が聞こえてくるし、横山大観の『春の水・秋の色』も絵なんだけど、自然の素晴らしさがわかる。横山大観、前より好きになってきた〜。長年、見続けると変わってくるのかなぁ。千住博も前は尖ったところが格好良かったのですが、最近は内面描写なのかな?と思ったり。年齢のせいですかね
小川芋銭の『農村春の行事絵巻』の一昔前の村の人々の生活に親しみを感じたり、その小川芋銭を描いた山口晃の『肖像画・小川芋銭』も微笑ましい

そして、今回は
長沢芦雪の『菊花子犬図』が撮影可能でした。

ころころの9匹のワンコ。それぞれ表情が違います。顔が見えない子たちも、絶対楽しそうで、嬉しくなりますね
山種美術館さん、いつも有り難うございます


本日のお茶は、お正月和菓子(めで鯛)セットに和菓子を一つ追加、お正月だから有りってことで『伏見人形図』をイメージした「富貴」
お茶は、いつもの金箔緑茶。
やさしい甘さが心に届いて美味しかったです

というわけで、今年の美術館始めはアタリでした。
2024年も良いものいっぱい見るぞ〜!












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