国立新美術館に行ってきました。
テート美術館展 光
ーターナー、印象派から現代へ
という企画展。
チラシによると、見たような絵もあるんだけど、今イチ理解できない現代美術の立体モノがあるらしく、どーするかな?と悩んでいたのですが。
テレビで特集をやってて(ぶらぶら美術・博物館、終了って嘘でしょ
)見たことがない、ターナーが来ていると言うので、行っておいた方が良いかな?と思った次第。
『陽光の中に立つ天使』
(今回は一部、写真撮影可能)
こんな宗教画なターナー、私は見たことがなかったので、吃驚。
大概ぼんやりな風景に綺麗な光+ちまちました人や動物なイメージ…そこが好きなのですが 宗教画、ちょっと恐いけど悪くない
後は…
気に入ったものを忘れないようにツラツラ書いておきます。
ポスターやチラシになっていた
ジョン・ブレットの『ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡』
天使の梯子の空気感が素敵です
エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ『愛と巡礼者』
ぶらぶら美術・博物館でも取り上げてたけど、なんかコレ、変な圧がある絵でざわざわする
立体モノも案外好きかも〜というものを見つけたのでメモ
ペー・ホワイト『ぶら下がったかけら』
一つ一つはカケラだけど、ひとかたまりで見ると、懐かしいような優しい気分になる…何故だ?
ディヴィッド・バチェラー『ブリック・レーンのスペクトル2』
作者のインタビュー映像があって、興味深かったのですが、何より、ネオンの色が綺麗だなと思えましたよ
オラファー・エリアソン『星くずの素粒子』
大きくて綺麗な球体と影と、周りに散らばるキラキラのカケラの影。
ずーっと見てられます。魂、持ってかれた〜っ
(IKEAの電気みたいってチビッと思ったのはナイショ
)
そうそう。
太陽や電気の光も好きだけど
月の光は格別。
あんまり、人気が無さそうでしたが、私のイチオシはコレ↓
ジョゼフ・ライト・オブ・ダービー『トスカーナの海岸の灯台と月光』
波の音、潮の香り、明るい月の光、自然の中に割って入ってくる人工の灯台の明かり。
画面の下で働く小舟の人々がぼんやりと浮き上がっているのも良し。
ジョゼフ・ライト・オブ・ダービー、名前に記憶がないけどもう1点出品されている『噴火するヴェスヴィオ山とナポリ湾の島々を臨む眺め』も噴火する火山と綺麗な月の対比のような絵で、悪くない。
覚えておこう
お昼は地下で
企画展コラボメニュー
ついでに1階の企画展コラボの
バナナジュースも飲んじゃった。
何故にバナナジュースなんだろ
そもそも、光がテーマの企画展って不思議。
観ていて楽しかったけど、出品基準&意図がピンと来ず、図録を購入してしまった。
これはもしや罠?
まんまと思う壺にはめられた?(笑)
開催期間は10月2日まで。
気になる人は、見ておいた方が良い展示です