葛飾応為「吉原格子先之図」

2023-11-04 23:55:00 | 行って 見た

太田記念美術館に行きました。
葛飾応為の「吉原格子先之図」は何年か前に公開された時、行けなかった分。今回は絶対見なきゃ、と思っていました。

サブタイトルに「ー肉筆画の魅力」トあって、小林清親の作品も見られました。
LUCKY☆彡

葛飾応為についての知識って、杉浦日向子の漫画『百日紅』しかない。足りない〜!
鑑賞ガイドブックを購入しました。
勉強せねば〜




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装飾の庭ー朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術

2023-11-03 23:58:00 | 行って 見た

文化の日なので、ちょっと文化的な活動をしたよ〜。
東京都庭園美術館の企画展示。

庭、あんまり興味無いしな〜と思いつつ、建物が大好きなので一応見ておくか、と行ってみたら、見逃せない部分が!!

ラリックの玄関は、いつも通り素敵。

香水塔と大客室だけじゃなく、
朝香宮邸と言えば…のアンリ・ラパンの資料が、今回はたくさん出ていました

こんな人なのね。
ラリックは他でも聞くけど、ラパンは、ここで知って、ここで聞くぐらい。でも、ホントは流行作家のように活躍していて、偉い人だった〜。
そして、朝香宮邸だけでなく、素敵デザイン(建物だけにあらず)をたくさん作ったり考えた人だった〜。
雑誌に取り上げられている設計図やら何やら、読めない。面白そうなのに。悔しい。フランス語を学ぶべきかしら。

雑誌『現代の鉄工芸』の記事。
雑誌のタイトルだけでワクワクですよ。

そして、今回、もう一つ。
1925年のアール・デコ博覧会の資料が!!

随分前の企画に、朝香宮ご夫妻がアール・デコ博を見学されている映像があったと思うのですが

今回も見られる、ほんの数分の映像が、この場所か!とわかるようになるコレクションされた絵葉書たち。

今、見ても楽しいです。飽きない。

今回はウィンターガーデンの公開もあったりして。
じっくり見ていたら、建物内展示だけで時間切れ。
庭までは。やっぱりまわれませんでした。
次こそは、ぜひ。

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濱野年宏 伝統と現代のハーモニー

2023-10-07 23:29:53 | 行って 見た

丸紅ギャラリーに行ってきました。
『聖徳太子絵伝四季図大屏風(中宮寺蔵)と新作』
です。

物知らずなので、濱野年宏というお名前を知らなかったのですが、わからないまま見ても、大屏風は凄かった。

和紙に墨、金泥、銀泥、岩絵具、アクリル。
大作なのに繊細な描写が多く15年かかっただけのことはありますね。

水の流れ=時の流れと季節の植物を背景に聖徳太子の様々なエピソードが描かれています。

ちょっと面白いのは、年齢順ではないところ。
ここまで↑は、春の屏風。
ここから↓は秋の屏風。

春には春の、秋には秋に起こった出来事を配置。大きさは重要度に比例する…わけでもないような。
鎌倉時代に描かれた『聖徳太子絵伝』にならったものだそうで、実際の聖徳太子の時代の衣装や風俗とは異なり、更に現代テイストもあり。

薔薇の花とか、咲いちゃってます。
改めて考えると。
聖徳太子って、何着てましたっけ?どんな住まいでした???
十七条の憲法とか、遣隋使とか、冠位十二階と推古天皇の摂政ぐらいしか覚えていない〜。

奥さんのエピソードや亡くなる時の話、愛馬の話など、初めて知ったことがたくさんありましたよ。

今回は春夏の展示でしたが、勿論、秋冬もあるそうで。
でも、展示の予定は未定だそうです。
太子が亡くなった後、残された一族が滅ぼされてしまうような場面も描かれているとか。
あと半分があるなら見たいですね。
ぜひ公開して欲しいです。

それと。丸紅ギャラリー、外からわかりにくい〜。
正面入口から入ってよいのかちょっと悩みましたよ。何か表示があると嬉しいんだけどな。
詳細
今回の展示は14日(土)まで。
※日曜祝日がお休みなので要注意








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『テート美術館展 光』

2023-09-30 23:55:00 | 行って 見た

国立新美術館に行ってきました。

テート美術館展 光
 ーターナー、印象派から現代へ

という企画展。
チラシによると、見たような絵もあるんだけど、今イチ理解できない現代美術の立体モノがあるらしく、どーするかな?と悩んでいたのですが。

テレビで特集をやってて(ぶらぶら美術・博物館、終了って嘘でしょ)見たことがない、ターナーが来ていると言うので、行っておいた方が良いかな?と思った次第。
『陽光の中に立つ天使』
(今回は一部、写真撮影可能)
こんな宗教画なターナー、私は見たことがなかったので、吃驚。
大概ぼんやりな風景に綺麗な光+ちまちました人や動物なイメージ…そこが好きなのですが
宗教画、ちょっと恐いけど悪くない

後は…
気に入ったものを忘れないようにツラツラ書いておきます。

ポスターやチラシになっていた
ジョン・ブレットの『ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡』
天使の梯子の空気感が素敵です

エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ『愛と巡礼者』
ぶらぶら美術・博物館でも取り上げてたけど、なんかコレ、変な圧がある絵でざわざわする

立体モノも案外好きかも〜というものを見つけたのでメモ

ペー・ホワイト『ぶら下がったかけら』
一つ一つはカケラだけど、ひとかたまりで見ると、懐かしいような優しい気分になる…何故だ?

ディヴィッド・バチェラー『ブリック・レーンのスペクトル2』
作者のインタビュー映像があって、興味深かったのですが、何より、ネオンの色が綺麗だなと思えましたよ


オラファー・エリアソン『星くずの素粒子』
大きくて綺麗な球体と影と、周りに散らばるキラキラのカケラの影。
ずーっと見てられます。魂、持ってかれた〜っ
(IKEAの電気みたいってチビッと思ったのはナイショ

そうそう。
太陽や電気の光も好きだけど
月の光は格別。
あんまり、人気が無さそうでしたが、私のイチオシはコレ↓
ジョゼフ・ライト・オブ・ダービー『トスカーナの海岸の灯台と月光』
波の音、潮の香り、明るい月の光、自然の中に割って入ってくる人工の灯台の明かり。
画面の下で働く小舟の人々がぼんやりと浮き上がっているのも良し。

ジョゼフ・ライト・オブ・ダービー、名前に記憶がないけどもう1点出品されている『噴火するヴェスヴィオ山とナポリ湾の島々を臨む眺め』も噴火する火山と綺麗な月の対比のような絵で、悪くない。
覚えておこう

お昼は地下で

企画展コラボメニュー
ついでに1階の企画展コラボの

バナナジュースも飲んじゃった。
何故にバナナジュースなんだろ

そもそも、光がテーマの企画展って不思議。
観ていて楽しかったけど、出品基準&意図がピンと来ず、図録を購入してしまった。
これはもしや罠?
まんまと思う壺にはめられた?(笑)

開催期間は10月2日まで。
気になる人は、見ておいた方が良い展示です




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海ー生命のみなもとー

2023-09-14 21:35:13 | 行って 見た

国立科学博物館に行ってきました。
そもそも海とは、というところから始まって…るわけなのですが。
イマイチ、わからなかった〜。
そもそも、生きてるってどういうことなんですかね?どこから生命なのさ?と悩んでしまう。

そこで止まっていても、仕方がないので
小惑星リュウグウの資料、スゴイ〜とか
海の生き物、イロイロだね〜、とか、さらっと見ることに。

無人探査機『ハイパードルフィン』格好良い。

シャチ、顔を見ると案外可愛かったり。


グッズはそんなに心惹かれず。
ガチャを回してしまいました〜。
アンモナイトが当たりましたよ。

お昼は海展コラボメニュー。
海老のソースが美味しかったです。
…と、ここまでが本来はメインなわけですが。


科博と言ったら、アレを見ねば!!
子どもの頃から、大好き。
日本館のフーコーの振り子。


重りがちみちみ動くのを、ぼーっといつまででも見ていられます。
あまり人気が無いらしく、独占できるのも嬉しい。

ついでに。

ステンドグラスもチェックしてきました〜。
日本館、重文指定の建物だったんですね。

素敵階段〜♪
他にも気になる場所が!!
一度、建物メインで見学をしてみたいところ。
そういう企画は無いのかな。



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