そういえば「カーズ」を見たんだった

2006-07-16 23:00:58 | 映画
Disney・PIXARの新作なので~、予告のときから見ようと思ってましたよ。
車の擬人化って発想が面白いですよね。
お話はまあ、良い話系。
新人(車?)の小生意気なレーシングカーが、迷い込んだ町でイロイロなことを学んで
内面的に成長する話。
ラストあたりになかなか感動的なシーンがあったりしてね。

だけどさー。

なんでトラクター苛めるの?
あれだけは後味悪いんですけど。

ライバルが思いっきり汚い手や根性悪いところ見せるのは気にならないんだけどなー。

それに。
どーしてレースのとき女性は町で待ってるの?
行って応援してあげたっていいじゃん。

今のアメリカってそーいう国なんだなっていう気がしちゃうのは間違ってますか。

とは言え、あの技術はすごいと思います。
目とか口とかあってものすごく人間くさいのに、タイヤで走ってもおかしくないんだもんなー!
車体のピカピカ具合も景色もとってもリアルで、ちゃんと溶け合ってるあたりがすごい。
(チキン・リトルとは雲泥の差だったよ。ビックリだ!)
画面を楽しむだけでも十分価値があると思うので~とりあえずアニメ好きさんは見ておいてください。

そうそう。
主人公が使う「kachow!」
ってどーいう意味なのか、稲妻のイメージと言われても今一ピンとこないのですが、米語ではありなのでしょーか?
どなたか解説よろしく~♪

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「バルトの楽園」を見ました

2006-06-29 01:00:09 | 映画
第一次大戦末期、青島で降伏したドイツ人を収容した徳島県鳴門市の板東収容所のお話。
収容所長の松江氏が会津藩士の子で苦労したため、たとえ捕虜であっても人道的に扱わなくては駄目だー!という方針のもと、過去にも現在にも例がないような素晴らしい施設だったという、事実に基づいたとてもよい話なのですが!

はい、この先は覚悟して読んでくださいね。

いい話なんですけど、1個1個のエピソードが割と淡々としてる。。。
のは、勿体無い気はするけど(なんかさー、もっと長い時間かけて連ドラみたいなので丹念に描いて欲しい)そんなに厭じゃないです。
決して悪くない。
坂東俘虜収容所で日本初のベートーヴェンの第九交響曲の演奏会があったのは良いんだ~!
クライマックスにその演奏会のシーンがあるのも素晴らしいよ。

が、最後の最後で

何故カラヤン?!

カラヤンの演奏シーンが唐突に出て来るんですよ。
別にカラヤンの第九は嫌いじゃないけど(私はフルトヴェングラーのが好きだが)
不自然すぎ。

おうちに帰ってプログラムを見たらば、表紙開けたところに堂々と
「カラヤン指揮のベートーヴェン作曲交響曲第九番がスクリーンに蘇る」
って大きいフォントで書いてある。
アレが売りのシーンなんですか?
カラヤンに混ざって墨田の第九(どっかに知人がいるんだけど)とか、三越の第九の場面とか出すのも変じゃない?
すべての人々は神様の翼の下で兄弟となる!って(超意訳?なんかこんな歌詞があるんですよ)いう意味ならば、ベルリンの壁の崩壊シーンとか出せば?
ドイツと日本の交流ということであれば、第九だけじゃないんじゃないの!?

協賛とかお金がらみであんな変なラストなのでは?とそこまで勘繰るのは私の下衆根性かもですが。
林家正蔵のナレーションとヘルマンがお母さんにあてた手紙文のナレーションのバランスも超悪かったけど、最後にはテロップですよ、統一感なさ過ぎ。

日本人と敵だったドイツ人が心の交流を持った美しい友情の話…がラストで、第九って素晴らしい歌なんだ~!に印象が変わったのは、致命的なミスとしか思えない~!

あの第九初回演奏会が現在の日本での第九に繋がってるっていうのがサブにしろ一つの柱ならば、そこまでにもいろいろ伏線張るべきな気がする。
中途半端に詰め込みすぎな感じっていうのかなぁ。散漫?

俳優さんたちがガンバってる(ドイツ語の台詞たいへんだったと思うよ)のに勿体無い。。。
ちょっと残念な映画です。


と思ったらYAHOO!の映画評では「良い話」評が多いもよう。
うーん、うーん。。。世間はあのラストシーン、気にならないのか。

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「トランスポーター2」を見た

2006-06-14 23:44:57 | 映画
黒ジャケ白シャツ黒ネクタイのかっちり(ポイントはこれ!)スーツ姿のオヤジ(少なくともにーちゃんではないよな)が黒い車ガンガン飛ばしてごんごん戦闘かます!

カーチェイスと格闘シーン抜くとかーなりうすっぺらい話ですが、そんなことはもうどーでもいい

ジェイスン・ステイサムのスーツ姿だけでOKですよぉ(断言・笑)
ええ、堪能致しましたとも。

前作よりストイックになってるのもおいしーし!
否、あんなのばっかりだったら、そうならざるを得ないんですかね。
(どーしてこのシリーズには美人が出ないんだー!!
 今回の人妻も殺し屋もちょい役の女子高生もみんな美人でも可愛くもないってある意味すごい。
 おもしれーキャラだけどもさ。
 審美眼変なのはリュック・ベッソンなの?)

一度くらいは美女と絡んで欲しいぞ。

なんとなく続きがありそうなラストシーンでしたよ、3作目に期待したいなぁ。
シリーズ化って駄目かなぁ???


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「陽気なギャングが地球を回す」を見ました。

2006-05-31 23:30:37 | 映画
原作全然知らなかったので(イメージ違うとか…あるらしいよ)思いっきり楽しかったです。

微妙な特殊能力を持つ4人がロマンある銀行強盗をしちゃうチームを組んでたんだけど、何やら怪しい雲行きで…てなお話。


以下ネタバレありです。
ご注意ください。

ナニが何って大沢たかおas成瀬の腕カヴァつけた公務員姿がナイスではないでしょうか。
(あんなんで役所の窓口に座られて淡々とウソ見破られちゃったら絶対怖い・笑)
銀行強盗時のイっちゃってるスーツ姿もあれですが、カタギのリーマン好きとしては、強盗されちゃうがわの銀行員さんたちが気になるのでございますよ。
というわけで彼の場合は公務員姿をプッシュ!(してどうなるものでもないですけど)
とはいうものの。
佐藤浩市as響野のお派手なアロハも捨てがたい~!!(スーツも悪くない)
あれで滔々と語られちゃったらすっごい鬱陶しくてイイ感じに違いない(爆)
天才スリ師で動物愛護精神溢れる久遠as松田翔太は見てて可愛いしー!(発言がおばちゃんになってますね、私)
勿論、紅一点の鈴木京香as雪子は体内時計云々より、あのスバラシイ運転技術に惚れます、かっちょいー!
というわけで、見た目だけで十分OK!な4人が横浜の街を駆けまわるんだから、楽しくないわけないです。
ちょっと予想通りな展開も、微妙なCGもスピード感にまぎれちゃいますよ。
あっという間の92分でございました。

個人的には『田中商店GOODS』が欲しかったり。
あのロゴかわいーですよね!
出してくれればいいのになぁ。

ところで「キリンを冷蔵庫に入れる4つの条件」自力でわかりました???

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「ダ・ヴィンチ・コード」をみました

2006-05-24 23:00:29 | 映画
映画館の出口に向かう途中。前でも後ろでも「話わかった?」って声がしてました。
あれは原作読まんでも(予備知識がなくても)わかるのか、非常に疑問。
因みに私が見たのは字幕版です。
フランス語とかスペイン語(で良いのかな?)のときは下に英語字幕右に日本語字幕が出る。
原作に比べて映画は情報量がメチャクチャ少ないですよ。
案外吹き替えが正解なのかも?

それにしても。
こんな記事(ほんとに唐突に出てくるので吹き出しちゃったよん。
もうちょっと巧い出し方はないのか。
思えば‘セルラー’のNOKIAはかっちょ良かったよなぁ)を読んでたので、出てくるのはみんなSONYの携帯なのねってわかってたのですが、
TVにもSONYってどどーんとロゴが入ってたのには笑っちゃったぞ。
お友達は「きっと‘導師’の盗聴機械もSONY製だよね」と言ってました。
さもありなん。
(実際映画には出てこないけど。出せないのかな?スポンサー製品で犯罪なんてね)

以下ネタバレ注意



原作読んでた時から思ってたんですけど、ダ・ヴィンチ・コードの面白さってどこにあるんだ?
私の持ってたイメージはダ・ヴィンチが残した作品の中に、いろんな謎があって、それを解き明かしてくと壮大な何やらが浮かんでくる…気がしてたのですが
実は違うんだよね。
秘密結社の幹部のじーちゃんが自分が死ぬことにより、次に伝えるべきものが伝わらなくなる…それは困るぞ!ってんで、自分の知識他を駆使して他人にはわからないように孫娘に伝える話。
彼が‘他人にはわからないように’って隠れ蓑に使うのが、ダ・ヴィンチの作品に隠されてるといわれる諸々(以外もありけど)…映画『ナショナルトレジャー』と印象がすっごく似てるご近所内宝探しの話。
結構ちまちました内容なんですよねぇ。あんなに売れてる理由が全然わからん。

キリストの外典なんてのは実はいっぱいある…って知ってる人は知ってるはずだし、ああ、でも。
なんだっけ、アントニオ・バンデラスの「抹殺者(このタイトル最悪)」みたいに、「キリスト教とは現在普及してる聖書の通りの教えじゃないと困る」人たちにはセンセーショナルな内容なのかもね。
この辺の感覚は信者ではないのでわからない~。

原作ではダ・ヴィンチについての長い解説や暗号の解き方が結構面白かったよん。
映画ではさらっと流されててサクサク進んじゃうからアレですが。
その分、ときどき映像がとっても綺麗なので(ニュートンのお墓前のシーンとか!好き)みてて楽しいですね。
守護者の末裔だと思ってた人が実は庇護者だったってのは映画のほうがより明確だったし。。。あ、もしやあの話内最大の謎はここなの?
(情報ばっかりに気が行っちゃっててよくわかってないかも)
明確になってたけど、ソフィーの兄弟(原作では弟・映画では兄)殺しちゃったのはいかんのでは~?
あれは男女一組の末裔というのがポイントだと思ってたんだけどな~。
一人だけが末裔っての背負うもの多すぎて気の毒な気がする。
原作からそうだけど、孫のくせに(映画ではここも違うんだな)今一頭悪いし、キャラたってないから、いきなり末裔だって言われて大丈夫?って心配したくなりますよ。

気の毒といえば!
映画のシラスの扱いはひどいかも。
人殺しなんだけど、彼は同情できる点があって、最後納得行く死に方のはずだったのに…ありゃあないぞ。
うそーん(T□T)て感じだったよ。
見た目、よかったから余計にかわいそうじゃん(もっとごつごつした岩みたいなヤツだと思ってた)
おともだちはアリンガローザの指輪のエピソードがない~!と言ってましたが(笑)彼もイメージ違ってましたね。もっと使われただけの人だったのになー、積極的に悪役になってたね。気の毒。

ところで。
原語で読んでないし、映画でも聞き取れなかったし、映画も一度しか見てないから、勘違いか私の間違いかもですが。
シオン修道会のことを「異教徒」と訳すのはどうなんですか?
イメージとしてはカトリックではないけど異教徒ではないのでは~と思うのですが。
あくまでもキリスト教の一端だと思うんだけどなー。
違うのかな?

コメント (6)
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