「亀は意外と速く泳ぐ」を見ました

♪あずきパンダちゃん♪♪♪の音程が耳に残ってます～。

以前‘イン・ザ・プール’を見た時に予告を見たんですよぉ。モーターつけたカメがだーって泳ぐヤツ。あれも変だったけど、本編も微妙な味わい。

普通の主婦が平凡なところを買われてスパイになる話って一体どうやってオチつけるんだろ！？って思っていたら、とんでもないところへ！
幸せは足許にあるよ…な青い鳥話かと思いきやとんでも（←ポイント）SFだった！
まさかそう転がるとは思ってもみなかったのでちょっとビックリ。
よく考えると最初からいろいろありえねー！ってこと続出だったんですね。

平日の午後の映画館は、皆さんノリが悪かったけど、私は結構ツボにはまっておりました。
あんまり考えずに素直に見ると良いかも。くすくす笑ってちょっとだけ切なくなれます。
主人公と親友ちゃんはかわいーし、脇は達者な方々だし小ネタうますぎ！！
カメが外来種っぽいのが今一ですが（私はクサガメが好き）亀太郎って言う名前が可愛いので許す！ちゃんと出番もあるし。

イン・ザ・プールと監督さんが同じって後でプログラム見てわかったんですけど、どっちも好き～♪
次のもちょっと気になってますよ、タイトルが‘仕事の前にシンナーを吸うな！’ってマジっすか（笑）

「姑獲鳥の夏」を見たよ

歌舞伎町の映画館は入り口が姑獲鳥仕様。
このいろんな意味で怪しい門をくぐって地下へ。

原作ファンはせっかくの映画化だから一応見とけば。
でも、わかってると思うけど…期待はするな！！！

実相寺監督作品ってことで、きっと原作者様は気に入ってるんだろーなぁ。
嬉しそうに出演してるし！どーでもいーけどやっぱりもう中禅寺＝作者さまのイメージは無理になっちゃったのね。丸くて誰かと思っちゃったよ。

役者さんもがんばってるんだろうなぁってのは伝わるんだけど。
（キャスティングに無理があるのはおいといて、それぞれ努力はした気配濃厚）
監督さんもアレだけの話をあの時間内におさめるのはがんばったんだろーなぁってのは理解できるんだけど。

全然全く微塵も映画として面白くない！！！

ホラー映画にしては怖く無いし、推理モノにしては話がとっちらかってるし、特撮モノだと思えばいまどきあんなチャチい作り（いや、実際は大変なのかもだけど、画面から受ける印象は安っぽい）は無いだろって気がする。文字とか月面とかがいきなり出てくるのも意味わかんないし。単なる受け狙い？ギャグ…にしちゃ面白くないし、大真面目だとしたら、ワラっちゃう。

ちと脱線：犬神家っぽいのを想像してたわけじゃないけど。
私のMY　BEST of金田一の獄門島（映画版）とは雲泥の差だぜぃ！！比較するなんてオコガマシイって感じさ。
獄門島は映画と本で犯人が違うんだよね～。でもね、そんなこと無問題なんですよ。
映画の方がイカガワシサが増しててホントは違った美味しさがあるっていうかね。

更に脱線：ツツミン、金田一似合うかも！と思いつつ見てたんですけど（あの滑舌悪いとことか湿っぽい喋り方とか）若い頃のへーちゃんなら秋彦さんできるかも…と今書いてて思いました。
あの声で滔々と喋ってくれたら良くない？！甘すぎ？？？

何がいけないのかな～？
無理に原作なぞったとこかなぁ？？？
それにしちゃあんな健康的な涼子は厭かも。。。雪ちゃんと配役チェンジして欲しいです。
絶対そのほうが似合うと思うな。

とりあえず、姑獲鳥（新書版）読んで口直ししておこう。