「ラ・ラ・ランド」を見ました

天文台のシーンのテスラコイル（と表示されていたと思います）が格好良かった～！！
あ、あと多分。フーコーの振り子もね！！

以下、ネタバレあります。
これから見る人の参考にはならないと思うので、ご注意くださいね。



どっかで見たようなミュージカルの場面の再現的なところは悪くないけど
ぶっちゃけ、「ザッツ・エンターテインメント」のDVDの方が歌も踊りも綺麗だと思う～。
良くできてるなぁって思うシーンは（劣化した）「雨に唄えば」っぽかったり。
音楽もミュージカルなのに、ピアノの曲しか残らないってなぁ。

歌も踊りも駄目で、じゃあ、せめて話がって思ったら
ヒロインに全然共感できなくてつらかったですよ

野心を持ってる主人公は嫌いじゃないけど、カフェの仕事では同僚に迷惑かけてるし、オーディションを受ける態度も真剣さに欠けてるよね（仕事着で受けるのかよ！って突っ込んでしまった）
恋人の家族との食事会、すっぽかして別の男に会いに行くとかさ。
ものすごくいい加減に生きてないか？
その後の展開も、運よく降ってきたもん（彼との出会いも偶然の積み重ねだしね）に流されてるよねぇ。彼女にしては頑張ったらしいお芝居だって、あの内容でそんな抜擢される？って言われるのを避けたんでしょうけど、どんな内容だかわからないから、良いものかどうか全くわからない。
逃げ帰っちゃうのも、引き返すのも、成り行きっぽいしね。
抜擢された上のオーディションだって、歌唱力も内容も微妙だったしなぁ…まあ、個性が通ったんでしょうねぇ。
（ところで、舞台のチラシ？プログラム？の連絡先が直接本人でないってありなんでしょうか）

最後の回想シーンが云々というTVでの映画紹介を見ましたが～！
あれ、感動ポイントなの？
付き合ってた男を置いてパリに行って５年で別の男と結婚してさらに子供までいる（結構大きかったよね？）…って。
まあ、彼とは一年しか付き合ってなかったから（だよね？季節が一周したんだもんね）５年も経ってたらいろいろあったんだろうとは思いますが。
もし、この人と…っていう空想は美味しいよね。ただ、彼女の場合、良い想い出のオトコが他にもいっぱいいそうな気がした～（偏見だけど）
なので、感動とか切ないよりも、しらーっとしてしまいましたよ。
泣いてる人もいたけどね！！！

んじゃ、見ない方が良かったかと言えば
部分部分、綺麗な絵がある（私は冒頭の渋滞のシーンが好き）ので、どうせなら大きい画面の方が良いです。
映像はお洒落なんだよなぁ…これで歌と踊りと話が良ければなぁ。惜しいなぁ。