「浮世絵 六大絵師の競演―春信・清長・歌麿・写楽・北斎・広重―」

2016-09-13 23:19:11 | めもめも☆彡
朝から雨だったけど!
うちの方は竜巻注意情報とか出たけど!
山種美術館
に行ってきました

今回は、開館五十周年記念特別展ということで、超太っ腹企画
東洲斎写楽の大首絵3枚展示
鈴木春信「梅の枝折り」展示
に加えて
歌川広重の保永堂版「東海道五拾三次」表紙も含む全56枚一挙展示ですよ

何が何って。

東海道五拾三次が一度に見られるってすごくない?!
私にとってそもそも浮世絵と言えば、お茶漬けについてるカード(わかる世代だけわかってください)だからさ~。
ばらばらしたものだったわけですよ。
揃いって聞いただけでワクワクする。
それが前期後期とかでなく、全部続きで見られる。
山種美術館、有難う
今まで見たことがあったものも、今回の初摺りのとはちょこっと違っていたり
全く見たことがないのもたくさんあったり。
表紙なんてものがあるとは思ってもみなかったよ~。
いやぁ、東海道五拾三次、奥が深い。

他にも、鳥居清永の数点は当時の風俗がわかって面白かったり。
個人的には、大首絵のような人物画はあんまり魅かれない(役者絵とかもいっぱい人がいないとつまらん)
のですが、着物の柄や装飾品の様子がわかって良かったです。
あの細かいのも版画なんだよね、すごいよねぇ…。

約90点の出品ですが、いいものがたくさん見られて、充実しました


山種美術館と言えば
カフェの和菓子が楽しみの一つですが~
今回はこれ。

広重の「武陽金沢八勝夜景(雪月花の内月)」がイメージの
海辺の月
月に照らされた海と舟がロマンティックで、美味しさ2割増し(笑)
シアワセな味でした



おまけ
今回も、絵の脇や端っこにちょこちょこっと書いてある文字が読めたらなぁ、と感じましたよ。
広重の「近江八景」に和歌が書いてあったり、歌麿の「美人五面相」にも何やら書いてある。
後で図録を見たら出てたけど、その場で読むのとまた違うもんねぇ。
市民講座の古文書を読むみたいな講座に、通ったら良いのかなぁ?
(と言うだけ言ってみる)




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