思わずNOKIAが欲しくなる映画！

緊迫感漂わせたキム・ベイシンガーのポスターを駅で見かけた『セルラー』
オペラ座の怪人と悩んで終わりそうな方を取ったらアタリでした♪
なんかもう陰気臭い張り詰めた糸のような映画かと思ったんですけど(ほら、あのおうちの中に閉じこめられちゃうのあったじゃない。娘が喘息の奴。えーとパニックルームだ!あれも大好きなんですよ♪)それはそれで面白いけどね、今日のは緊張感アリ、随所に笑いアリ、でスピード感もあって最後はきっちりカタがついて尚且つハッピーエンド
まあ、アラが無いっちゃ嘘になるんですけど、そんなことはまあ、いっか～！と最後までダレずに突っ走れます。
上映時間９５分ともともと短いけど、面白がってるうちにあっという間に終わっちゃうぞ。さくっと見るのに最適。。。だと思うんですけどね
上映館も少ないし期間も短いし、勿体無い。今日だってレディースディで女性は１０００円なのに、キャパの半分くらいしか入ってなかったような。
あれ、絶対戦略ミスだと思うな。
誘拐監禁されてるキム・ベイシンガー一人の重たい雰囲気よりも、携帯持って走り回る若いにーちゃん（あ、クリス・エヴァンスって言うのか）主体のお手軽サスペンスのイメージにしちゃった方が絶対いいって。途中コメディか！？ってノリになってたもん。
あのポスターじゃＪＡＲＯに訴えたくなっちゃうかもよ（嘘だけど）

『セルラー』知ってる人も少ないかも～！なのでちょこっとあらすじをば。
高校の生物教師のジェシカが息子を学校に送り出した後、家に戻ると５人の男がいきなり侵入。メイドを撃ち殺して、ジェシカを拉致…場所もわからない家の屋根裏に監禁された彼女の唯一の望みは、叩き壊された電話。
コードを繋いで修復（っていうのかなぁ？）繋がったのはライアンという若い男の携帯電話。。。
電波通じなくなったり、バッテリー切れそうになったり電話のトラブルは勿論（確かにMATRIXとの行き来はワイヤードじゃなきゃ駄目な気が！）電話が通じてることを犯人に知られちゃいかんというハラハラドキドキに加え、何故彼女が監禁されたのか？も徐々にわかって来て、謎が解けたら今度はライアンと犯人の交渉＆対決！と盛り沢山なのでした。
特に後半、めちゃめちゃオイシイですよ。オススメ

ＮＯＫＩＡ、ライアンが映画の中で最新機種なんだぜという自慢の携帯。
大活躍です。
確かにかっちょいい！欲しい！！

乙女じゃないからなぁ

プリティ・プリンセス２　を見ました。
うーん。。。ディズニーだからな～（^^;)
アメリカの普通の高校生だった女の子が実はヨーロッパの小国の王女様で、どっちの立場を取るか？が１作目。
今度は女王になるためには戴冠の前に結婚しなくちゃならないっていうのでゴタゴタする話。
王女様が偶然出会って‘良いな’と思っていた人が、実は王位簒奪を目論む子爵の甥っ子で手先（っていうか手駒）勿論彼は結婚相手としては却下。
王位継承のために早く違う相手を探さなきゃ…と選んだのは良いんだけど、彼女の気持ちは…てな恋愛話になるかと思いきや、その辺の描写はうすっぺらんだよーん。
そー言えば映画紹介でもパレードやらパジャマパーティの話ばっかりだったなぁ。恋愛は２の次３の次ってこと？
ミア（王女様）に女王の資質があるって見せたいんだとしたら、上のエピソードは余りにも単純な気がするんですけど。
悪者の子爵がパレードのシーンで‘国民への見えすいた機嫌取りだな’ってなことを言うんですけど、確かに！って思わず頷きそうに。
１に比べたら王女様の馬鹿度はちょっとマシになったかなぁ？
（１の感想読み直したら、主人公がバカでいけてない！って連呼してました・笑）そーでもないなぁ。
結婚式の前の晩とか、お話の起伏のためだからしょーがないけどもうちょっとなんとかならないのかなぁ。
立場や状況考えず、がーっと突っ走っちゃう女の子がきっとこの監督は好きなんだよね。１でそれはわかってることでしたよ、うん。
あんまり深く考えないでゴージャスなプリンセスライフをうっとり～と見ていただければ宜しいのではないか、と。

ちなみに～！
婚約者に選んだ彼はあくまでもスマートで紳士で良い方で、もうちょっと活躍してほしかったな。
＆王位簒奪者の彼は、ちょっと強引で軽い面もあるんだけど、意外と正義感が強くて行動がストレートで…ちょびっとタラシ…ってこのキャラどっかで知ってるよな～と見ながら思ってました。黒いお馬に乗ってたり肉親が叔父さんのみってとこもね（笑）

…とか、そんなことは置いといて。
ええ、もう。１同様ジュリー・アンドリュースが見られれば十分ですね。
今回はちょろっと歌ってくださるし、手術をされた後ということで、以前とは勿論違っちゃってますけど、でも。十分聞かせる歌になってましたよ～
もっと歌う機会増やしてくれ～！！！
これだけ文句を言っててアレですが３作って欲しいなぁ。
また元気なジュリー・アンドリュースが見たいです