北のパラダイス

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道産米の消費向上

2014年02月15日 | グルメ
昨年一年間の道産米の消費量が、北海道の米消費量全体の91%に上ったそうです。

一昨年が90%でしたから1%の向上でしたが、着実に毎年向上しています。

「ゆめぴりか」や「ななつぼし」などのブランド米は、他府県のブランド米、例えば「こしひかり」や「あきたこまち」などと比べてみても、食味は優るとも劣りませんし、価格もわりとリーズナブルなので、首都圏などでも道産米は年々評価を高めています。

私のところでは主に「ゆめぴりか」を直売していますが、年々販売量は増え続けています。

その一番の理由はやはり美味しいからです。

しかも価格は市販のものより安く設定してますし、低農薬栽培・自家製堆肥使用・今摺り米など製法にもこだわってますから、コストパフォーマンスは非常に高いと自負してます。

昨年、始めて購入して下さったお客様から、「このお米を食べたら他のお米はもう食べられないね」という有り難いお言葉をいただき、それ以来続けて食べていただいてます。

お米の生産・販売に携わっている者としてこれ以上の喜びはありません。

ひと昔前には「やっかいどう米」と市場から揶揄されていた頃とは、隔世の感があります。

それもこれも、長年にわたり道産米の食味向上や耐病耐冷性向上などの品種改良に努力を重ね来た結果であるとともに、生産基盤である土地改良事業などに力を注いだ結果です。

北海道北広島市の島松沢で中山久蔵翁が、初めて寒冷地米「赤毛」の栽培に成功してから約140年経ちましたが、「やっと」と言うべきか、「ついに」と言うべきか、北海道の米消費量の9割以上が道産米となりました。

学生時代も含めて農業生産基盤の整備を行う業界に40年以上身を置き、また、自ら農畜産物を販売する業界に進出して5年が経ちましたが、道産米の消費拡大・向上はとても誇りに感じています。

最近、炭水化物の摂取を制限するような健康法・治療法が流布されていますが、お米は炭水化物のみならず、様々な栄養素をバランス良く含む優良な食材であり、短粒種のジャポニカ米は日本人固有の主食米です。

海外でも日本のお米は健康食として高い評価を受けていると聞きます。

これからも、北海道産米をたくさん食べて戴いて、消費量が向上し続けて行くことを願って止みません。


ところで、男子フィギアの羽生結弦選手、金メダルおめでとうございます!!
大いなる感動を戴きました。ありがとうございます。






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