北のパラダイス

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寛ぐ(くつろぐ)

2013年12月10日 | 日記
植物にも人間の気持ちが通じる、ということを実感した人はたくさんいると思います。

昨日の後藤農園の黒豆もそうですが、手塩にかけて植物を育てるとちゃんと応えてくれます。

以前、自宅で発砲スチロールの中に土を入れて、「ハマボウフウ」の試験栽培を冬の間におこなったことがあります。

一日中ストーブを付けて、部屋の温度を20℃前後に保ちました。

水もこまめにやり、部屋に陽が差し始めたらレースのカーテンをあけて陽を入れました。

そして、毎日、毎日、愛情を込めて接し続けました。

その結果、摘んでも積んでも次から次へと葉を茂らして、毎日いろいろな料理にして食べることができ、試験栽培は大成功でした。

生い茂る模様を写真に取ってハマボウフウ研究会のメンバー達に見せたら、同じように自宅で栽培していたメンバーの1人が、「我が家のハマボウフウと生長の勢いが違う」と驚いていました。

要は、いつも気にかけて上げることです。

起きた時には「おはよう」、寝る時は「おやすみ」と、声を出さなくても心の中で声をかける、それだけでも違うと思います。

自宅に少しばかり観葉植物の鉢植えを置いていて、ほとんどの物が自宅を新築した頃の15~16年前からある物です。

見栄えのあまり良くない物もありますが、でも、懸命に生きている観葉植物に「頑張れ、踏ん張れ」と心の中で声掛けしていると、それが植物達にも通じ、頑張って生きようとしているんじゃないかと思えてきます。

ところで、私の名前は「寛」です。

寛容とか、寛大とか、寛ぐ、とかの「寛」です。

「寛」という字を分解すると、「ウ冠り」に「草冠り」に「見る」に成ります。

「ウ冠り」は「家」、「草冠り」は「植物」を表します。

即ち、「寛」の意味は「家で植物を見る」と成ります。

ですから、「寛ぐ=くつろぐ」とは「家で植物を見る」状態のことを示しています。

私が家の中で観葉植物に声掛けするのは、まさに、名は体を表すからなのかもしれません...。

寛ぎたい時、リラックスしたい時には、家の中で観葉植物を見ながら声掛けするのも良いかもしれませんよ。








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