須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

36年前の絵

2008年06月09日 | 小国の風景・情報・つぶやき
最近の原稿を見ながら、昔の詩集も読ませてもらっています。
この絵は、今日の東京に合いそうなレインコートを着た女の子です。
ひとりぼっちの愛の詩第二集(昭和47年発行)の中のイラストです。詩は、愛の詩が多いです。
その第二集のあとがきを紹介します。

「あとがき

人々が生きています。あの街にもこの街にも、皆それぞれの人生を持って心を持って、あの人もこの人も生きています。

自然が生きています。あの山にもこの海にも、皆それぞれの憂いを持って美しさを持って、あの自然もこの自然も生きています。

わたしはこれからも、生きる喜びや哀しみを、自然の息吹きや優しさを、ひとつでも多く詩いたいと思うのです。
そしてそれらの詩が、あなたの心に、少しでも何かを語りかけることが出来るのならば、幸福です。

第二集「ひとりぼっちの愛の詩」を読んで下さったあなたに、そしと今日までわたしを導いて下さった方々に、深く感謝致します。

須永博士」

とありました。

今から36年前です。

読みながら、今も同じ気持ちで旅を続けているなあ…と思いました。

8集(昭和53年発行)には、こんな言葉がありました。

「あなたはいまどんな人生の中を歩いているのですか。
自分の心のままに生きていますか。
せつなく、淋しい日々を送ってはいないでしょうね。
耐えしのんでも明日に夢のある人生を送って欲しいのです。

わたしは旅をするたびに淋しさが増します。人の生命のはかなさを思い知らされます。
でもいつか終わりのくる人生です。誰がなんと言っても自分の心に決めた道を歩いて行こうと思います。
真実の愛がつかめるならば、夜も朝もなくあなたに尽くそうと思います。

人間はやっぱりひとりぼっち。ひとりぼっちの人間がまごころつくして行動すれば、必ず愛は生まれると思います。
あなた、どんな苦境に立っても頑張って下さい。あなたの信じる愛の中でしあわせになってください。」

現在発行されているひとりぼっちの愛の詩は、再編集されたものなので、今わたしが読んでいるものは絶版になっています。
でも読んでいると、とても心に響く詩がいっぱいあります。

どうにか、皆さんにお見せできないか滞在中に考えたいと思います。
コメント (2)
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祭りのあと…

2008年06月09日 | 小国の風景・情報・つぶやき
昨日まで賑やかだった町内は、祭りのあとの静けさと雨でなんだかちょっとさみしいです。

須永博士の仕事場もきれいに片付き、次の作業の準備をしています。

小国の須永博士美術館から電話があり、主人も一人で土日、忙しかったそうです。

私はたくさんの須永博士の原稿を整理しています。
本当に、3,4月は山ほど原稿を書いていたようで楽しいイラストや読み入ってしまう詩もいっぱいあります。

今、昼食をとり、また午後から整理です!
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宮入り

2008年06月09日 | 小国の風景・情報・つぶやき
つい先ほど、全ての神輿が順番に宮入りしました。
須永博士も見に来ていたそうです。

こんなに遅くまでかかったのは初めてじゃないかな…

本祭りということもありすごい盛り上がりでした。
担ぎ手の迫力もすごかったです。
この雰囲気はなかなか上手く文で表せないですが…

血が騒いだ2日間でした(*^o^)/

元気を充電した分、明日から、仕事をさらにがんばります!
コメント (1)
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