すごかったです。

須永博士が、つぶやいていました。

「みんな、一生懸命生きているんだなぁ…」

「自分はまだまだだなあ…」
「もっともっとがんばらなくちゃ！いい作品を作らなくちゃ！」


最近は、須永博士美術館がある熊本を中心に、九州各地でのサイン会や講演会が多く、以前のように日本中を飛び回る事が少なくなっていました。

私も、以前はハイエースに作品を積み、熊本から仙台まで走り抜けた事も何回かありました。

その前は、東京ギャラリーのスタッフが須永博士につき、仙台も数多く訪れていたので、今回、仙台駅ビルエスパルを見たとき、すごく懐かしく、嬉しくなったそうです♪♪

また、東北でサイン会がしたいなあ(o^o^o)

みんながそんな想いで向かった石巻、昨日の講演会にも、たくさんの方にお越しくださり、本当に本当に感動でした。

31年前！

今日、この作品を持ってサイン会に来てくださった親子がいらっしゃいました。

1978年5月

今から31年前！

6歳だった「かつろう君」に書いた詩だそうです

(*^_^*)

固い握手

ソフトボール部の皆さんと

サイン会はじまりました

(^O^)／

元気百倍

400席を準備してくださいましたが、講演が始まる頃には席が足りなくなるほどでした。

仙台からの電車から眺める景色は、熊本小国に近い様な田園風景。山。畑。そして小国には無い海(o^o^o)

昨日の時点で、350人は越えそうだとのことでしたので、

「これはすごいことだ！！」

と、気合いが入っていましたし、毎日のように電話で打ち合わせをしていた津田さんにお会いできる事も、すごくすごく楽しみにしていました(*^_^*)

津田さんも、講演の準備を進めるに連れて、奇跡の様な出逢いや出来事があったそうで、想いが強く、いいエネルギーがあふれている事を感じていました。

今日の快晴も、その奇跡のひとつですね！

天気予報は、夜は雨でしたから……今思い出したくらいです。
文化センターからもきれいな青い海が見え、講演終了後も全く降っていません。
皆さんの想いが空に届いたと思います！

元気百倍で明日の特別サイン会も皆さんをお迎えします＼(^O^)／

1986年の詩

今日配布しましたプリントに書かれた、1986年、須永博士が石巻を旅した時の詩を紹介します。

この時は、展覧会などではない、放浪の旅だったそうです。




「宮城県石巻

小さな町に小さな優しさが生きています

仙台駅から仙石線の電車にのると

終点に石巻という港町があります

駅の改札口をでると

笹かまぼこ屋さんがあります

学割のきくラーメン屋さんがあります

それぞれの人が自然の姿で自然の心で生きています

行きかう人の声が元気です
笑顔がすてきです

魚がおいしいです

そして潮風が町を流れています

心安らぐ町

石巻を

あなたも一度

訪ねてください。」


今から23年前、石巻を訪れた須永博士の心のトキメキを感じます。

今朝、東京から新幹線に乗り、仙台駅につき、そして仙石線に乗り換えて海を眺めながらたどり着いた石巻、今わたし達も、あの日の須永博士と同じようなトキメキを感じています。

わたしも、つい昨日の朝、熊本にいたとは思えない程、地図を見ても信じられないです。

飛行機できてしまえば、あっという間かもしれませんが、日本も広いです。

やっぱり、旅はいいですね。

人間ってすごいですね。

出逢いって、素晴らしいですね！


小さな悩みも苦しみも、じっとしていたら何の解決にもならない。

動けない時があってもいい。

だけど、

動ける時がきたら一気にいく！！


昨日からの須永博士を見ていても改めて思い、教えられ、生きているってすごいことなんだ。と思いました。