須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

人間讃歌

2010年07月08日 | 作品紹介
須永博士詩集「人間讃歌」

《はじめに》より



「旅をしてきました。

そして、旅を通して人生を教えられ、人生を鍛えてきました。

今日一日、旅先で出逢った人の話を聞いただけでも、みんな、大変な人生とかかわりながら生きているのだと知らされます。

「十九歳の息子を交通事故で亡くしてから、生きるささえが無くなってしまって、何をする気力もおきないというお母さん」

「友達とちょっとしたことでケンカして、それからお互い口をきかなくなってしまい、困っている女学生」
「彼が仕事の転勤で遠く離れてしまって、この頃彼からの便りがないので不安で仕方がないという若い女性」

「自分の生きる道、やるべき仕事が見つからず、悩み苦しむ青年」

「夫婦の仲が冷めてしまって、一緒に暮らしていても何の喜びも感じないという主婦の人」

「勤めた会社の仕事が好きになれず、やめることしか考えていないという女性」
「持病が悪化して、つらい思いをしているおばあちゃん」

「お見合いをたくさんしているのだけれど、なかなか良い人に出逢えなくて悩んでいる女性」

と、数えたらきりがないほどの苦しみ、哀しみ、淋しさ、試練とかかわりながら生きている人達ばかりでした。

みんな、叫びたい気持ちをじっとこらえ、いつの日か幸せがめぐってくると信じ、歯をくいしばって生きていました。

あなた、泣いても笑っても、人生は一度です。

どれだけ自分らしく、自分の好きなように生きていくかです。

「自分の人生はこれでいいんだ。

これで悔いはないんだ。」
という素晴らしい人生を送って下さい。

あなた、人生頑張って下さい。

幸福になって下さい。

須永博士」


中には、様々な人の人生談、そして旅立ち、挑戦、仕事、愛情、家族、学校など、たくさんの詩が掲載してあります。

生きていく中には、いくつもの越えていく山があり、低い山、高い山、険しい山があるような気持ちがします。

一冊読んでみて

「みんな苦しみながら

大きくなっていくんだよ」
という、須永博士の詩が思い浮かびました。

人が生きていくには、楽しい、楽など事ばかりじゃないんですもんね!

でも、人は強いんです。

生きていく力が必ずあるんだから!

負けた日があっても

あきらめなければ、

必ず勝つ日がくる(^O^)

そう信じていますp(^^)q


コメント
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