須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

私たちの見ていない、見えてないところで

2014年10月15日 | スタッフより
台風19号が過ぎたら、急に寒くなりましたね!皆様、体調には充分お気を付けてくださいね。

須永博士美術館のある、熊本県阿蘇郡小国町は、自然に囲まれた山々の中にあります。

九州と言っても標高は500メートル以上のところも多く、夏は涼しくて過ごしやすいけれど、冬は寒い(≧∇≦)

春夏秋冬もはっきりしていて、それぞれの季節を感じることができます。

東京で生まれ育った私には、ここに来てから18年が過ぎた今も、いろんな感動を味わっています。

虫や、鳥、昆虫、生き物もいろんな種類がいて、かわいいと思ったり、ギョッとしたり・・・

弱肉強食、食物連鎖を生々しく見るときもあります。

生きるための、それぞれの命の当たり前の営みは、私たちが知らないところで毎日繰り返されてるんですよね。

わぁ!!と思う場面に出逢うこともよくあります。

そんな時に思うのは「私たちの見えてないところでは、こんなすごいことが起きてるんだ」ということです。

ものすごい迫力で獲物を捕まえる生き物、逃げる生き物。

私が衝撃を受けた場面のひとつに、カマキリがバッタを捕まえて食べている場面があります。

そのカマキリ、須永博士美術館のまわりで良く会います。

近隣にバッタもいるので、住みやすいんでしょうか。

主人が作っている田んぼに、バッタがたくさんいるので、最近は、須永博士美術館のまわりにいたカマキリを、田んぼに連れていってます。

今年は7匹は連れていきました。



↑9月半ば



↑つい先日


こう見ると、田んぼの稲もだいぶ実ってきてますね!

捕まえて袋に入れた時は、カマキリもあばれて、「助けて~」という感じだけど、田んぼに連れていって放すと、すぐに飛んで行かずに、決まって私の方をじ~~っと見るんです。

「お願いしますね」と、カマキリにひとり話しかけてる私…

稲の葉を食べてしまうバッタに罪は無い、こちらの都合で、「害虫」にしてしまう人間ですが・・・その命がカマキリに繋がるのならば・・・

ごめんね、バッタ。


それに、こうして私達が勝手に田んぼに連れてきて「エサになるバッタがいっぱいいるよ~」なんて思っても、カマキリにとってそれが幸せか分からないですよね。カマキリにとっての天敵、鳥に狙われてしまうかもしれないし・・・
あぁ、勝手なことをしてしまったかなぁ。

なぁんて、田んぼに囲まれた中で、思うのでした。



着実に季節は変わってゆきますね。

いよいよ、須永博士も小国へ来る日が近づいてきて、到着しているカレンダーにサインを入れてもらうのを待っています。

ご予約いただいているお客様へ、ひとつひとつ心を込めてお送りいたします。もう少しお待ちくださいね。


須永博士2015年カレンダーについての詳細は

こちら

をご覧ください。


コメント
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