須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

6月14日の講演会

2015年06月11日 | スタッフより
6月14日の講演会



↑今回の東京滞在の目的である、東京都足立区北千住での講演会まで、あと3日になりました。

大きな会場で、大人数の方々の前で旅の話をすることは、もうこれまでに1000回以上してきた須永博士です。

対人恐怖症だった須永博士が、大勢の人の前で話すなんて、奇跡的なこと。たくさんの旅、出逢いの中から、弱い自分を、自分の力で強い人間にしたい。たった一度の人生を、小さな夢をもって生きてゆきたい。

そう願い続けて生きてきて、自分の書いた詩で、生きる気力を持てたり、夢がつかめたりした人をたくさん見てきた。

出逢う方に、その「言葉の力」はすごいんだということを伝えたい。

でも、いま73歳という年齢になり、肉体の衰えもある。今までのような旅はできないだろう。だけど、苦しんでいる人や、悩んでいる人、助けを求めている人に力になるような詩を書きたい。

どんな小さな場所でもいい、自分の心と相手の心が通じるような場所で、旅の話をしたい。

そんな、さまざまな葛藤の中にいる須永博士です。

私も、もう20年以上須永博士のそばにいますので、言いたいことは分かります。

講演会や展覧会のその場に立てば、私たち周りも着いてゆくのが大変なくらいパワフルでエネルギッシュです。

ものすごいエネルギーで、真剣勝負!全身全霊!その日、命が終わっても悔いなし!という場面をたくさんみてきました。

73歳という年齢を考えると、「まだまだ大丈夫!!!」と言っても、全力で走り続けてゆくことは容易なことでは無いのかもですね。

目の前に与えられたことに、手を抜くことができない須永博士ですから、これからもご依頼をいただいたお仕事には、同じように力を注いでゆくと思います。

ただ、方向転換の時が来ているのだろう・・・と、私も感じています。

須永博士に出逢ってきた方々、それに、こうしてインターネットでつながり、ブログやFacebookを見てくださる方々にこれからもずっと、元気な須永博士の姿を紹介してゆきたいので、そのための方向転換をどうしていったらいいのか、今、須永博士も私たちスタッフも一生懸命考えている最中です

それが、どのような形になるのか、どのように皆様に喜んでいただけるようにするのか、まだまだ「助走」の辺りにいます。

スタートラインに立つ前のウォーミングアップというところかもしれません。

そのスタートラインが、6月14日の北千住での講演会になるような気がしています

定員60名ほどの場所です。  関東の各地から、来てくださいます。

とっても どきどき、わくわくしています。



昨日は、午前中は須永博士の仕事場に私も朝からいて、横でパソコン作業をしていました。須永博士の一日は、朝起きて体操。そして、新聞を読み、お茶を飲み・・・すぐに自分の描きたいもの、作りたいものを作り始める。あとはコピーをしに行ったりしながら、一日のほとんどを絵と詩を書いています。

ご注文をいただいている作品もほぼ毎日あるので、自分の創作の合間に書いてもらいます。でも、ただペンを走らせるだけでなく、目の前にある紙の中に自分の魂を入れるので、書くまでに集中します。

ただ「○○さんへ」とお名前を入れるだけでも「この人はどんな人生の人なんだろう」と想像したり、お祝いのものは心からお祝いし、応援のための作品には心の底から応援し・・・

そんなふうにして、ご注文のお名前入れをしています。

そして、私は午後は、江東区に住む姉の家へいってきました。

須永博士の仕事場にはインターネットの接続環境がありませんので、いろいろとしたいこともあり、姉のところへきました。

姉は、以前も書きました、2012年2月に急性リンパ性白血病を発症し、弟から造血幹細臓移植をし、それから1年後に再発。姉の長女から再移植をし、今それから1年、元気にしています!

本当に、大変な治療を乗り越えて、今笑顔でいてくれていること・・・それが、私たちの何よりもの幸せです。



では、また今日一日も、皆様にとって素敵な一日になりますように

コメント
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