須永博士が、詩人として人生で初めて作った詩集
「小さな夢の詩集 ひとりぼっちの愛の詩」
昭和47年(1972年)3月12日発行 (須永博士 30歳)
2冊目を作ることを考えていなかったので、最初の詩集には、「第1集」とは書かれてありません。
その詩集の最初のことばです。
「字あまりがあるかもしれません
誤字があるかもしれません
でも ゆるして下さい
わたしはガムシャラに旅をしてきました
わたしは心の思うままに書いてきました
そこには わたしの目に映ったものしかありません
わたしの心にひびいたものしかありません
それが あなたのさみしさを
少しでもやわらげることが 出来るのならば
それが あなたの心を
少しでも幸せにできるのならば
それだけで わたしが ひとりぼっちで歩いてきた旅が
むくわれるように 思うのです
生きてきたならば
幸せになって下さい
苦しむことは本当にさみしいものです
あなたの人生が
幸福であることをねがっています」
旅をしながらノートに書き溜めた詩を、この本に詰め込みました。
手書きの文字も挿し絵も今とはタッチが違って、とてもほっこりします。