ここ小国町北里は、「北里柴三郎」の生まれ故郷です。
須永博士美術館から歩いても5分とかからないところに
「北里柴三郎記念館」があります。↓
http://www.town.oguni.kumamoto.jp/ognhtml/s_kitasatokinenkan.html
名前を知っている人は多いかもしれませんが、どんな人で、何をしたのか・・・。
なかなか詳しくは知る機会がないですね。
北里小学校では、授業の中でも、自分たちの育つ地に生まれた偉人のことをよく勉強しています。
私も、少しは知っているつもりですが・・・。
昨日、小学校で劇がありました。
今年3月に閉校してしまうのですが、その閉校式に、やはり最後は子供たちの姿で締めくくろうと先生方が一丸となって、「北里柴三郎」の生い立ちを基にした全校劇を作り上げています。
タイトルは
「熱風」
閉校式当日の前に2回公演するそうで、昨日は保護者に、そして来月は地域の方々にも見てもらうようにしているそうです。
破傷風菌という細菌を発見し、その純粋培養法と、破傷風菌抗毒素の発見に成功した人なのですが、昨日の劇を見て、柴三郎さんの生き方そのものが素晴らしいんだと感じました。
一言では言えないですが、みんなが「できるはずが無い」「あきらめろ」「無理だ」という中で、「病の人を助けたい」という一念で、研究に取り組む姿勢は、北里に生きる私たちの誇りだと思いました。
「人のために生きる・・・。」
そんなことを言っている人が近くにいますね。
須永博士美術館がこの地にいさせてもらっていることも、縁なのかも・・・。
そう、劇は本当に感動しました。
子供たちが堂々と自信を持ってひとりひとりセリフを言う姿・・。
その言葉がすべて、これからの道に役立ちそうな言葉ばかりでした。
先生が台本を作ったそうです。
きっと、このセリフひとつひとつに、これからの子供たちへの想いを込めてくださったんだろうな・・・。
そんな感じがしました。
劇を通して、先生方が子供たちに伝えたいことが、見ていて心に響きました。
息子の担任の先生が話してくださっていたことは・・・。
「ただの発表で終わらせたくない。」
ということでした。
北里柴三郎さんは、子供の頃からとても優しく、友達想いで、
「よわきをたすけ、つよきをくじく」という人間だったそうです。
人を想う気持ち・・・
その気持ちが、
病の人を助けたい
昔は神頼みしかなかった不治の病を、治療するすべを見つけたい・・
柴三郎さんのエネルギーになっていたように感じました。
そんな思いで研究に励む姿が劇の中で演じられていました。
ドイツのローベルト・コッホさんに師事して研究業績をあげ、明治25年に帰国、福沢諭吉の援助によって日本初の私立伝染病研究所を創設したけれど、知識の無かった人々から反対運動も起きたそうです。
下の写真がそのシーン。
努力、努力のその人生を描く劇・・・。
いつの間にか、子供たちの姿が、柴三郎さんを通して、これから生きていくための方法を自分たちの口から発しているような、そんな姿に見えてきました。
昨日の劇は、先生いわく
「今の段階での中間発表。でも北小の子供たちはさらに上を目指せると信じています。」
との事です。
充分感動して、涙がこぼれてしまうようなできばえだったのに、さらに上を・・・。
閉校式にはハンカチ2枚以上、いや、タオルが必要かも・・
「私は、最後まで子供たちの姿で終わりたい。
そこにこだわりたい。」
と、はっきりとおっしゃってくださる先生の心意気が、子供たちにも、そして保護者、地域の皆さんにもしっかりと伝わってきます。
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外は、太陽がたまに顔を出して、そんなに寒くないです・・・。
新聞を見てみたら、今日の夜から降り始めるようです。
明日朝の最低気温マイナス2℃、最高が4℃です。
最近、ブログを見てくださった方々からメールを頂くことが増えてきまして、日本各地、そしてオランダからも!!
アメリカでパイロットの教官をしている女性の方からも、須永博士の詩を毎日欠かさずみて励まされています・・・。
とお便りいただきました。
インターネットはすごいですね!
普通にいたら出逢えなかった人と、こうして繋がれていること。
寒い冬の小国でも、なんだか心はポカポカです
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart2_glitter.gif)
1枚150円です。
5枚から発送もいたします。(送料80円)
ハガキは他にも多数あるのですが、すべて載せられないけれど・・。
また紹介いたしますね!
頭の上にお花をのせた、とても明るいイラストですねっ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
3月の詩は、
「花のようなあなた」
新刊「奇跡への第一歩」の中にも、モノクロですがこのイラストが入ります。
しかも、実はこのイラストにはまだまだ仲間がいて、動物もあわせると8人の仲間が描がかれてあります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
お楽しみに・・・。
昨日の夢の話でも書きましたが、小国町内の小学校は、3月の閉校に向けて、それぞれの学校で様々な準備が進んでいます。
この3月のカレンダーを見る頃には・・・・。
いやいや、まだそんなこと考えずに、一日一日を大切に過ごすことが先ですね!!
今日は小国は雨です。
雨ならまだいいけれど、今週末は3日間雪マーク
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s4_win_snow.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_cry.gif)
【眠ってる時に見る「夢」ですZzz……】
今、すごくリアルな夢を見て眠れなくなってしまい、目が覚めたのでその夢のことを考えてみます。
…
多分、場面は、今度合併する小学校…
休み時間のようで、校庭でドッヂボールして遊んでます。
でも人数が多すぎて、実際に遊んでいる子供達よりもギャラリーの方が何倍も多いんです。
遊んでいる様子を見ると、1人とても気の強そうな女の子がいて、小さな子に集中して、意地悪にボールを当てている。
それを見ていた私が
「やめなさいよ」
って声をかけたけど、やめない。
何度も何度も言ってもやめないから、今度は私がその女の子がしている様にボールを当てました。
その瞬間、
「こら~~~!!」
と学校の先生が来て
「なんでそんな事をした!」
と私に飛びかかってきました。
だからすぐに、
「先生は、この子が何をしてたか見てましたか?」
と聞きました。
でも、先生は答えてくれない。
私を怒るばかり。
「ねえ、見てましたか?ねえ!!」
「私はあなたをずっと見ていたよ。
あなたが嫌いだからしたんじゃないよ!
あなたに、自分がしている事に気付いて欲しいからしたんだよ!」
って、その女の子を抱きしめたところで……
……………
そこで目が覚めてしまいました。
まだ続きが見たかったくらいです。
先生の冷めた顔が目に焼き付いて、あれからどうなったんだろう…
なんでこんな夢を見たんだろう…
私の脳の中で、何を考えていたんだろう…
今、こうして入力していながら思いだしました。
昨日、息子の部活が終わる頃、学校に迎えに行くと1年生の女の子がいて、話していたら
「あぁ、いやだなあ。
新しい学校、全然楽しみじゃない…。」
ってつぶやいてたんです。
子供なりに、いろんな不安があるんだろうな。
私は、
「友達がいっぱい増えるよ。」
って答えたけど、
「いっぱい いらない。」
女の子がまたつぶやきました。
「そうか、そうだね…。
でも、きっと、とっても仲のいい友達ができるよ。」
と付け足しましたが…
今は学年で8名なのが、4月からは合併した小学校2年生は60名になるそうです。
一気に7倍以上!
いろんな不安、期待が入り交じっているんだろうな…
今見た夢では、先生が過程を見ないで結果だけで頭ごなしに怒ってきたけれど、人数が多くなると、1人1人に目を向けるのはきっと大変な事でしょうね。しかも休み時間ともなれば、さらに。
都会では、この人数は当たり前で、少ない方でしょうが、小国では今まで地域密着、それぞれの学校の良さがあるけれど、合併したらどうなるのか、始まってみないことには誰も分からないですね。
親として望む事は、子供達がのびのびと、勉強はもちろんだけど、学校に毎日楽しく元気に通ってくれること。
心配な事や不安な事があった時に耳を傾けてくれる友達や先生がいてくれる事。
まだまだ低学年では、友達同士の解決は難しいから、トラブルがあった時にお互いの話をしっかり聞いて、的確な判断、指導をしてくれる人がいてほしいな…。
親は目が届かない学校生活だから、親としてもいろんな不安はありますが、なかなか学校にそれを言いには行けないものですね。
「そんな小さな事で」
と言われてしまうんじゃないかなんて余計な心配をしたりして。
その、小さな事にさえ、気付けないで日々過ごしてしまうこともあるかもしれないですね。
親も今は働いている人の方が多いから、なかなか子供の小さな変化にきづいてあげられなかったりもあるけれど、そうならないように心がけていきたいです。
さっき見た、ほんの短い夢から、長々と書いてしまいました(((^^;)
書きながら、私が不安に思っていることが何なのかが少しわかった気がして、あと2ヶ月しかない今の小学校での生活と、新しく合併する小学校での生活、自分の子はもちろんの事だけど、みんなが楽しく元気に、心の中の不安を取り除き、学校に通える事を心から願っています。
先生方も、毎日とってもとっても忙しく大変だと思います。
親としての目線から書いてしまいましたが、日々、日本全国のすばらしい先生方が学校でどんなに大変なのか、一生懸命子供達に向き合ってくださっているか、自分の家庭や生活もある中で、多くの時間を教え子の為に費やしているんだという事も、保護者として感謝して、理解して、そして話し合ってゆきながら一緒に歩んでいけたらいいなと思いました。
こうして書く事で、自分が何を考えているのか、これからどうしていくのかが整理できた感じがしました(*^^*)
1年で一番楽しみにしているかも!というくらいに(*^^*)
でも今年、
「柏木から年賀状が来ていない。小国には来たか?」
と電話がありました。
柏木さん、
「たった一冊の詩集」
という須永博士の詩集の中で写真と文が載っている、私よりひとつ年上の女性です。
大学生の頃、横浜でサイン会をしていた須永博士に出逢い、将来の目標が定まっていない時に
「一緒に旅をしよう。須永博士の写真を撮って欲しい。」
と、それから須永博士と全国旅を共にして、素晴らしい写真を撮ってくださいました。
純粋で、まっすぐな瞳でシャッターを押した写真は、心から感動します。
今、須永博士美術館内に飾られてある写真もほとんどが柏木さん撮影です。
私が須永博士の手伝いを始めた1996年から2年間位かな…
一緒に生活しながら、須永博士の旅も共にしました。
いろんな事に一緒にチャレンジしたり、泣いたり、笑ったり…
湧蓋山に初めて登ったのも柏木さんと二人でです。
須永博士と二人で旅して撮影した全国の写真は今も大切な宝物です。
小国の人や、全国の方々の記憶の中にも柏木さんは残っていると思います。
「アラスカにオーロラを見に行きたい。須永先生に迷惑はかけられないので、辞めます」と旅立ってから、
オーロラの写真が届き、日本に帰ってからも結婚式場で撮影したり、書道家の写真撮影をしたりと近況は知っていたけれど
「どうしているかなあ」
「また会いたいなあ」
と、心の中でいつも思っていました。
おととし、写真館の方と結婚した事をお聞きし、うわぁ、良かったなあ…
写真家さんと結婚されたんだ~!
すごいなあ(*^^*)
と喜んでいましたが、今年は年賀状が届かない…
どうしたんだろう…
私たちだけでなく、やっぱり須永博士も心配していたようです。
そうしたら、今日、届きました!!
昨年12月、かわいい、3688グラムという大きな男の子を出産しましたと!!
主人がポストから持ってきて「柏木さんが赤ちゃん産まれたって!」
と渡された瞬間、
「え~~~~☆!」
って飛び上がりました(^o^)
柏木さんをご存知の方なら、きっと同じ反応をされる!
柏木さんがお母さん…
一緒に生活していたあの頃は、まさか私も母親になるなんて思ってもいなかったけれど、今、実際に子供を育てている。
手紙を書くよりも電話しよう!とかけてみたら、柏木さんも、
「私達もまだ信じられないほどです」と電話で言っていたけれど、こうして大切な命を授かり、元気に産まれてくれた事…
届いたハガキを見ながら、何度も何度も
「柏木さんがお母さん…(*^^*)」と、嬉しくて可愛くて、つぶやいてしまいました。
いつか、響来くんも一緒に小国に来てね(*^^*)
おめでとう、柏木さん\(^o^)/
http://www.mbs.jp/shittoko/data/09_01_17/1.html
今朝、TBS系の番組「知っとこ!」を見ていた主人が「わいた」って言いよるぞ!!
というので見てみたら、2009年上半期トレンドランキング第1位!!
なんと我が小国町の、そう、ここからも毎日眺めている湧蓋山のふもとにあります「わいた温泉郷」でした!
昨年、「満足度1位」と新聞に載っていたのを紹介したことがありましたね。
ついに今年は「トレンドランキング1位」って、すごいことですよね!!
今日の湧蓋山は、いつもよりさらに誇らしげに見えます
今日紹介されていたのは、
「豊礼の湯」さんと
「おかもと豆腐店」さんhttp://www.okamoto-toufu.com/でしたが、まだまだお勧めのところはありますよ!
家族風呂なら
「くぬぎ湯」さん 0967-46-3222
http://www.lemonet.com/~kunugiyu/
宿は、「たけの蔵」さん(まだ新しくて、食事もすごく良かったとお客様からも聞きました。→http://www5b.biglobe.ne.jp/~joma/w%20takenokura.htm
「まつや旅館」さん、http://e-matuya.com/index.htm
他にもありますが、私が行ったことのあるお勧めを紹介しました。
岳の湯温泉の「白地商店」さんでは、蒸し鶏が食べられます。
予約すればお持ち帰りもできますよ。0967-46-4533
http://page.freett.com/shirachi/
1羽丸ごとの蒸し鶏に味噌味のたれがかかって、蒸されてやわらかくて・・・最高です!
上に紹介した宿でも宿泊するとそれぞれの宿独自の味付けがされた蒸し鶏が食べられるので、それも楽しみの一つですね。
須永博士が初めて小国に来た時に泊まった宿「山翠」さん
0967-46-4547
は、現在全館改装中で、7月いっぱい予約は受付けていないそうです。
新しく生まれ変わる宿も楽しみですね!
先日、成人のお祝い用
http://blog.goo.ne.jp/sunaga-hiroshi-b/e/a69ea16b995d926b95f836b9428be2baに紹介しましたタオル&ハガキ&携帯ミニストラップセット
(1230円相当を1000円に!)の、卒業用のご依頼もお受けしておりまして、また紹介させていただきます。
あわせてラッピングいたします。
もちろん、別々に販売もしております。
(タオル 630円、ハガキ 150円、携帯ミニストラップ 450円)
タオルはピンクと、ブルー(グリーンに近いブルーです。)があり、
ハガキもこの他多数ございます。
ストラップは同じくピンクとブルーがあります。
ご希望の方は、お電話・FAX またはメールでお願いいたします。
電話&FAX 0967-46-5847
メール sunaga-h-b@hello.odn.ne.jp
今朝も、息子が学校へ出て行くとき、「うわぁ~~!すげぇ~~!」
と息子が叫んだほど、頂上付近が輝いていて、絶景でした。
本当に美しいです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
http://smilecoach.otemo-yan.net/e146721.html
昨年4月、新学期が始まってすぐに、この高校へ須永博士を講演で呼んでいただき、行ってきました。そのときの様子がこちらです。(2008年5月1日に掲載しました。)
http://blog.goo.ne.jp/sunaga-hiroshi-b/e/4b13ea254cbb0d2e1da9f3b75b5b5708
このときの高校生の皆さんのキラキラした瞳が目に焼きついています。
その皆さんももうすぐ卒業・・・。
卒業式が近づくにつれて、友達と別れる日が迫る、あの淋しい思い・・・。
自分のあの頃と照らし合わせてしまいます。
その気持ちとは反対に一日一日が早くて早くて・・・。
高校3年生といえば、これから社会に出て働く人、進学する人、目指す場所に向かってさらなる挑戦をする人・・・それぞれの道に向かって希望あふれるときでもありますね。
大人になってからも、あの日々や仲間は宝物ですね。
昨日のスマイルコーチさんのブログを読んで、あ、こんな詩があったな・・・と浮かんだ作品を紹介します。
(今度の詩集には載せられなかったので、特別サービスです!)
人生の中で、どんなに明るく前向きに生きていこうと思っていても、アクシデントやつらいこと、悲しいこと、苦しいこと、落ち込むことは起きますが、その時にありのままの自分の気持ちや状況を話せる人って、そんなに多くはいないですよね。
ひとりで抱え込んでしまう事もあると思います。
そんな時、ひとりでもいいから話を聞いてくれる人、友達がいたらどんなに救われるか…ただ、聞いてくれるだけでいい。
スマイルコーチさんの教室での出来事を読んで、人の温かさ、共感できる人がいるありがたさを感じました。
高校生の頃を振り返ると、まだまだ自分で答えが出せなかったり悩んだり、泣いたり、明るく振る舞いたくて友達には言えないようなこともあったり…
ブログに書いてあった女の子は、きっと、この先生だから、あふれた言葉なんだろうな…と、そのつらさが伝わってくるようでした。
そんな時に、心配してくれる仲間がいることを感じられて、どんなに心強かっただろうか…
さまざまな道を歩んでいくこれからの人生に、「あの日々」を懐かしく想い、がんばれることも出てくると思います。
もうすぐ卒業を迎える皆さんの大切な毎日が充実したものになりますように・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
「希望」
この詩の中には「希望」という言葉は含まれていないけれど、
須永博士自身が人生に夢や希望を持って生きていきたい、また、出逢った人に
希望あふれるすてきな人生をつくってほしいという願いが込められています。
ちなみにこの作品は、木製のフレームに入り、4500円です。
今日は成人の日ですね!
成人を迎えたみなさん、おめでとうございます!
私の頃は、1月15日が「成人の日」としての祝日でしたけれど
今は1月の第二月曜日、3連休ということもあり、テレビなどでももうすでに土曜日や昨日の日曜日に式典を行ったところも多かったようですね。
この世に生を受けて20年。
「大人」としての自覚を持って、これから社会で生きていくのですが、
自分が20歳の頃を思いだしてみると、
その時は一人前のつもりでいて、親に偉そうなことも言っていたような気がする・・・。
今振り返ると、今の自分でさえまだまだ勉強していかなくてはならないことがいっぱいあるのに・・。
斉藤広将くん 著「Ring」の中に、「大人」という詩があります。
斉藤さんのご家族に承諾を頂きましたので紹介させてください。
「大人
大人って いつから大人なんだろう?
二十歳以上はみんな大人なのかな?
僕は違うと思う。
大人って 大きい人って書く、
きっと、心が大きい人なんじゃないかな?
僕は十代でもたくさんの大人を見てきた。
きっと大人って年齢じゃなくて、
人から見た目で決まるんだな。
人から認められて決まるんだな。
意外と素直な少年、少女の方が
僕から見れば、
六十代の地位だけ見た政治家よりも大人だな。
僕もいつか僕の父くらい、人に認められるくらいの
大人になりたいな。」
昨年の編集段階から、この詩を読んで私もすごく考えさせられました。
「心が大きい人」
が大人・・・。
確かに、いい大人なのに「大人気ないなぁ。」なんて場面があると思う・・・。
私がよく感じるのは温泉でのマナーなど、当たり前のことなのに若い子たちのほうがしっかりできていたりする場面にあいます。
大人が手本を示さなければいけないのに、できないこともよくありますね。
逆に昨年は、私達も講演会などで若い皆さんに教えてもらう事があったり、おおいた国体では高校生の皆さんの姿にも「しっかりしてるなぁ・・。」と思いましたし、人間として大人になるって言うことは、年齢じゃない部分もありますね。
広将君が思い描く「大人」が世の中にいっぱい増えたら、きっと今の大人たちのほうがこれからの若い大人に教えてもらうことがありそうだな。
広将君も昨年12月6日に20歳のお誕生日を迎えました。
玉名では1月4日に成人式をしたそうです。
「お赤飯を炊き、ビールもあげました。」
とお母さんが教えてくださいました。
ご家族、いとこの皆さんがあつまってお祝いし、親戚の皆さんからのお祝いで仏壇はいっぱいになりましたと・・・。
天国で喜んでくれていますね!
http://ring.otemo-yan.net/←「斉藤広将 Ring 応援サイト」
http://blog.goo.ne.jp/sunaga-hiroshi-b/e/72ec4ec003d719c4a7b46786c26962ce
↑須永博士と斉藤広将くんとの出逢い
「なんで最後まで出来ないの!」と思ってしまうのだけど、頭ごなしに怒るだけでは良い結果にならない事はいつも思っていて、だからと言ってどうしたらいいのか、主人とも日々話しながら悩んでいます。
最近、担任の先生と話す機会があり、主人から先生に相談しました。
先生は、よく見てくださっています。
一人一人の性格、性質を。
息子の人間性を良く理解してくださっていて、的確なアドバイスをくださり、私達も
「そうか、それでいいんだ。」
と安心したり、教えられたり、ものすごい力になりました。
そのお話の中で今回しっかりと頭に入れて実践していきたいと思ったのが、
「達成感」
という事です。
先生が常に実践している事で、子ども達にその時間内で目標を設定し、
その設定も初めから高いものでは無くて、例えば45分間の授業の中で最初から最後まで集中させるのでは無く、
「10分間で10問」
という課題を出し、出来たら褒め、
また翌日、
「20分間で20問」
と増やして、また出来たら、「出来たね!」と褒め…
そんな風に、達成感を味あわせていく事も大切な方法だということをお話しくださいました。
うん、うん…と聞きながら、今日1日仕事をしながら、私も今までの人生を振り返り、また、須永博士の今までを思うと、
須永博士は、常に、人生の中でその達成感を求め、生きてきたように思いました。
誰でも自分なりの目標はあり、それに向かって努力していくものだけど、その目標というものは設定は自分で低くも高くも作っていける。
ただ、その目標を実現できた時に自分がどれだけ納得できる達成感を味わえるのか、
私から見ると須永博士という人間は、まわりからみたら
「無理じゃないのかな?」と思える様な発想だったり挑戦だったりします。
だけど、私達には見えない努力や苦悩を積み重ねてその目標に立ち向かっているんですよね。
だからこそ今まで詩人として、生きてきて、皆さんに力を与える作品を書き続けてこられたエネルギーがあるんだな…なんて思いました。
と同時に、子育て真っ最中の今、これから大人になっていく子供達に、小さな事でも努力して達成していく大切さや感動を味わせながら、もしも上手くいかなくても出来るまで頑張ってみる力をつけさせていき、できたら褒めてあげる、そんな見守ってあげられる大人の心。
明日成人の日を迎えますが、今の成人の皆さんを見る前に大人である自分自身の心も見つめてみながら、これから生きていく世界についても考えてみたいと思う私です。
達成感…
人それぞれ感じ方は違うと思います。
だけど、その話しを聞いた今日、とっても大切な事だって気付かせてもらいました。
明日も自分なりの目標を持って、1日を終えた時に達成感を味わう事が出来るような日にしたいと思います!
昨日は、お伝えしましたように小学校で「どんどや」の開催がありました
朝起きると外は一面真っ白!
まだ雪も降り続いていたので、「開催できるのかな・・・」って心配だったけれど、無事におこなうことができました!
http://blog.goo.ne.jp/sunaga-hiroshi-b/e/51f57ff3a033360ee2adfb9096dc7354
↑昨年の「どんどや」の様子
昨年も美術館で留守番だった私ですが、今年は主人が朝別の用事があったので、子供も一緒に、初めて準備の段階から参加(といっても子供を追いかけながらなのでほとんど手伝いらしいことは出来なかったけれど・・・。)しました。
どんどやの由来は昨年も書きましたが、
「どんど焼き」と呼ばれる地方もあるそうで、調べてみると面白いです。
小正月の行事で、竹や木でやぐらを組んで、正月のお飾りを持ち寄って燃やします。
どんどやの火にあたったり、残り火で焼いたお餅をたべて、無病息災を祈り、竹が焼けてはじける大きな音で、邪気を追い払うとも言われているそうです。
小学校では、子供達が書いた書初めも竹の枝に結び付けて、火が入ると天高く舞い上がる火の子と一緒に書初めも昇っていき、眺めていたら子供達がお正月に書いた今年の目標や抱負が、「必ず叶う!」と強く思えるような、そんな光景でした。
お父さん達が中心になって、子供達も一緒に小学校の裏山から竹を切り出してきて、高~~く組まれた櫓も雪化粧した校庭とたまにのぞく青空とで、とっても迫力もあり綺麗でした。
「どんどや」の呼び名のとおり、どんどん火は強くなって、炎の柱がものすごい太さで立ち、それと一緒に
「ボ~~ン!!! パ~~ン!!」
という竹の割れる音が響いて、すごい迫力
去年も火が入ってから小学校へ来て見たのですが「怖い~~!」と子供が泣いて、すぐに帰ったけれど、今年はなんとか大丈夫でした。
火が収まってきたら、竹の先にアルミホイルでくるんだお餅を残り火で焼いて、おしるこに入れて食べました。
焦げてしまった子もいたけれど、焦げを取り除き半分くらいの大きさになってしまったお餅でも自分で焼いたものはその美味しさは格別ですよね!!
お母さんたちが校庭の横で焼いてくれていたサツマイモや、スルメ(これが子供達に大人気!大人に行き渡る前に子供達があっという間に自分のを確保ポッケに焼けたスルメを忍ばせて、遊びながらポッケから出してスルメをかじっている姿がかわいかった
)とおしるこ、それにお手製のお漬物もあって、みんなお腹がいっぱいになりました
地域のおじいちゃんがくださった竹とんぼでしばらく遊んで、気づいたらお昼のチャイムが・・・。
朝早くから雪遊びして走り回っておなかいっぱいになって、子供達みんな大満足の昨日の「どんどや」でした。
そうか、来年はもう、この小学校は閉校してしまっているんだ・・・・。
帰る道を歩きながら、楽しかった時間を振り返ると、急に淋しさがこみ上げてきて、やっと小さい子も参加できるようになったのに、もう来年は先生方も一緒にこうしてする事も無いんだ・・・。と、写真を見ながら思ったのでした。
地域の行事としてでも続けていってくれたらいいのにな・・・・。