須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

昨日

2015年06月07日 | スタッフより
昨日は、須永博士の大切な人が神奈川から来てくださり、北千住のお好み焼き屋「笑力」へ行ってきました。
須永博士の次女がしているお店です(*^^*)

昨日も満席でした(*´∀`)♪

お好み焼き、もんじゃ、海鮮の鉄板焼きをいただきながら、30年ほど前に須永博士と会い、それから自分の夢に向かって挑戦し、今もその叶えた夢の世界でご活躍されている方と須永博士とが久しぶりに会い、師匠と弟子?親と子?そのような言葉でも表現できないような二人なのですが、私も同席させてもらい、お話しを聞けました(*^^*)

人間のチャンスというものは、いつどこに転がっているか分からないですね。

目の前に何の希望も持てない時があったとしても、心のどこかでも、あきらめない気持ちがあれば、そのチャンスをつかめることもあるんだろうな

本当は、もう一人来る予定だったのですが、その人は、今、飛躍の時!

どうしても今やらなければならないものがあり、ぎりぎりまで来る気持ちを持ってくださっていたけれど、来られませんでした。

須永博士は「それでいいんだよ(*^^*)」とつぶやいていました。

今、手を止めてしまったら、まとまらないってことが須永博士もよくあるので、その時には一気に集中力でやることが大切なんだと(^^)



写真は、笑力です(*^^*)

【笑力】

東京都足立区千住3-19-9 1階

電話 03-3879-1112

午後5時半から

ラストオーダー午後10時

定休日 木曜日と、第二第三水曜日

さて、来週の北千住での講演会も残席はわずかです。

http://blog.goo.ne.jp/sunaga-hiroshi-b/e/969b10217e9f5c890bb153e3acbac950

来てくださる皆様に喜んでもらえるよう、あと1週間準備をします(*^^*)

ついさっきまで、須永博士も描き続けていました。





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新潟県十日町市での素敵な出逢い

2015年06月05日 | 講演会・サイン会のお知らせ
今回、茨城県結城市の金太郎ラーメンの村山さんの長年の夢が叶ったという講演会でしたが、須永博士の夢もひとつ、叶いました!

それが、「いろりのあるところで旅の話をしたい」ということでした。





今回の新潟行きが決まったのは、まだ1ヶ月半くらい前の事です。

村山さんは、もう20年来の須永博士のファンでいてくださっているのですが、村山さんの子供の頃からの同級生の高橋さんが、十日町の留守原というところでお米を育てていて、そのお米のパッケージを作りたい、須永博士の字で書いてもらいたい、と、今年春にご依頼がありました。

その時に、村山さんは、「自分の故郷である十日町松之山に須永博士を連れていって、実際にその田んぼを見せたい」という想いが湧き出てきていたそうです。

そこから話が始まり、せっかくいくのならば、皆さんに旅の話をしたい。

できれば、須永博士の夢だった「いろりのある場所」があるといいなと思っていたら、たまたま、村山さんの奥さまが「地炉」をひらめいたそうなんです(*^^*)

期日もせまっていたので、早速パンフレットを作り、須永博士に見せると本当に喜び、松之山に行くことを心から楽しみにしていました。

そしていよいよ、6月3日、須永博士が十日町松之山に向かいました。

十日町は、上野駅から越後湯沢駅まで新幹線で1時間半。

そこからは村山さんがお車で迎えに来てくださり、約1時間で十日町につきます。

須永博士も若い頃はスキーをしたこともあるそうで、石打丸山スキー場の看板をみて懐かしがっていました。

私も、中学校の頃の体育の先生(女性)が私たち友達6人を毎年あちこちのスキー場に連れていってくれていて、その頃は土地の位置なんて分からないで行っていたのですが、苗場、石打、中里、湯沢、妙高など、みんな行ったことのある場所の看板が出ていて、「ここに来ていたんだぁ」と、あれから20年以上経ち、知りました(^^)

そんな会話をしながら、昼食をいただいたのは、十日町の老舗のお蕎麦屋さん、「小嶋屋」さん。



元祖へぎそばのお店で、木の器の上にこのように並べるのも特徴で、さらに、つなぎに布海苔(ふのり)を使っているのは、ここでしか味わえない味と喉ごし、食感だそうです。

こしがあって、ツルツルとしています。

布海苔を使った理由は、この土地では着物の文化があり、つむぎに使っていた布海苔がたくさんあったそうです。

その布海苔をそばに使ったのが、小嶋屋さんの先代(*^^*)

今では、十日町の他のお店でもへぎそばはあるそうですが、その歴史を女将さんから直接お聞きして、美味しさがさらに倍増しました(*^_^*)





「いつもは着物でいるんです。今日はたまたま事務仕事がありましたので洋装ですが、スタッフもみんな、着物でお客様をお迎えしています。」とおっしゃった、洋装でももちろん素敵な女将さん(*^_^*)
長野から嫁がれて、その当初のお話や、このお店を守り続けてこられたお話、それにものすごいフットワークで、情熱あふれる旦那様(この日は残念ながらご不在でした)の事などをお聞きし、到着したばかりで、この町はステキだなぁと感じた須永博士です。

美味しいお蕎麦と、素敵な女将さんに出逢えた須永博士。

次におじゃましたのは、いよいよ十日町に入ったところにある、村山さんのおばさんのお家です(*^^*)

スミおばあちゃんがいました。

3人のお子様を育て上げ、愛する旦那様と穏やかにしあわせに暮らしていたところ、昨年10月に何の前触れもなく、何のお別れの言葉も無く、突然ひとりで、自分の田んぼの横で天をあおぐようにした姿で旅立ってしまったそうです。

スミおばあちゃんがその時の事をくわしくお話してくださり、悲しいことなんだけど、おじいちゃんは幸せな人生を歩んできて、最後は自分ひとりで、おばあちゃんにそっと別れを心で告げて旅立ってゆかれたんだなぁ・・・と、おばあちゃんの優しい笑顔を見て思いました。

おばあちゃんが準備してくださっていた、美味しい心のこもった山菜のお茶うけをいただきました。


これは、お店で売ってるもので、ところてんの材料を使った「えご」というものそうです。酢味噌あえでいただきます。


ワラビと、根曲竹の煮物も、美味しかったです(*^^*)



1997年に須永博士が書いた「出逢い」の作品を玄関に飾ってくださっていました。



冬は、四メートルは軽く雪が積もるそうで、二階まで雪が来るそうです。玄関だけは、毎日雪かきをして、あとは雪かきにきてくれるんだそうです。近くに雪を棄てる場所があって、すごく広いとこに、まだ雪が残っていました。

そして、そこから5分ほどで松之山温泉に着きました。
何軒もの旅館が立ち並び、その旅館が並ぶ坂道の一番上に「地炉」がありました。









さぁ、ここでこれから、この場所を最高の空間にするぞ!!

と、気合いたっぷりの須永博士です。




東京の自宅から、書き上げてあったたくさんの作品の中から、自分が気に入っている作品だけを選び出して松之山に届けてあったそうです。

それを、自分の手で、飾っています。

この素敵な空間の中に、明日は自分の旅の話を聞きに来てくれる人がいる。こんなに嬉しいことは無い。
その人が、ひとりでも良いから「来て良かった」と言ってくれれば、それでいい。

そんな想いでいるそうです。







ある程度、形ができ、「よし、あとは明日!」と、さらイメージをふくらませている須永博士。

滞在中は松之山温泉の旅館街の中にある旅館「ひなの宿 ちとせ」さんに宿泊させていただきました。

http://www.chitose.tv/
↑ひなの宿 ちとせさんホームページ

玄関から入ると、ロビーの床が畳じき!
スリッパも無い!

さらに、エレベーターの中も、客室の廊下も!!

すごい!こんな旅館は初めてです(*^^*)!

お部屋もステキでした(*´∀`)♪

夜、子供たちから電話があり、LINEのビデオ通話にして、お部屋の中を見せました(*^^*)今は便利な時代ですねえ♪
私の顔も見れて大喜びな娘たち(*^^*)私も娘たちの元気な顔が見れて嬉しい♪

「母ちゃん、こんなとこに泊まってるの!良いなぁ~」って娘。

「ほんと、私一人でこの部屋もったいないくらいだよ。みんなと一緒に来れたらいいなぁ。家族で無理でも、大人になったら友達と来ると良いよ♪」

って話すと、「うん!!!そうだね!!」と(^o^)

ビデオ通話だと、電話の取り合いをすることも無く、みんなで話せるのが良いですね♪

夜はおかげでゆっくりと休ませていただき、お食事もすべて地元の食材を使った、とっても美味しいお料理ばかりでした。





お料理の説明書きもまた、心のこもったものです。

美味しくいただき、温泉に入り、ぐっすりと眠りました!

須永博士も元気げんき!

翌日はいよいよ本番!

今回、ここに来ることになった最初のきっかけ、十日町に生まれ、ここで育ち、現在はお米を作っている高橋さん(*^_^*)

棚田で作っているので、広大な田んぼで作るようなたくさんのお米はとれない。

手入れも大変。

でも、最高に美味しいお米ができる。

たくさんじゃないけど、自分の育てたお米を販売したい。

そのパッケージの文字や絵を須永博士に書いてもらいたいという想いが芽生えていたのだそうです。

高橋さんが須永博士を知ったのは、長年須永博士の作品のファンである村山さんご夫婦が、故郷の同級生にカレンダーを送ってくださっていたり、紹介してくださっていたりしていたことがきっかけ

そんな事からご依頼があり、今その原稿の制作が始まっています。

ぜひ、その作っている田んぼを見たい!と、6月4日の朝、村山さん、高橋さんも一緒に見に行きました。

その場所は、留守原(るすばら)の棚田と呼ばれ、有名な写真スポットにもなっている場所でした。


高橋さんと須永博士。

この写真は高橋さんのご自宅です(*^^*)ステキですねえ!
以前はお店をしていたそうなのですが、しなくなり、店舗だった部分を改修して、こんな素敵な地炉(いろり)のある空間にしたそうです。

びっくりしたのが、高橋さんの住むこの辺りは雪が深く、冬の間は仕事が無いので東京に出稼ぎに行く人が多いそうです。こういうお話しは聞いたことがありますが、高橋さんは40年ほど前、冬場に東京などで焼き芋をリヤカーで売っていて、そのあとリヤカーから軽トラックに変わり・・・と話をされたとき、あ!!!私がS&B食品で働いていた20数年前、板橋の中仙道でトラックの焼き芋屋さんを見たことがある!!と思い出しました(*^^*)

あぁ、その辺りも行ってたよ。との事!

私の見た20数年前のトラックは高橋さんではないでしょうけれど、そんなふうにして、新潟あたりから来てた人だったのかも・・・なんて、思い出していました。


すみません、話が脱線しました(^^;

須永博士と高橋さんの初対面で、お互いを語り、お米に対する想いもお聞きし、それから棚田へ向かいました。

道の途中にも、山の斜面を棚田にしてある場所が何ヵ所もあり、大きなカメラを持った方が何人もいました。

その山をさらにのぼってゆき、着いたのが「留守原の棚田」





写真スポットの立看板もありました。

こんな奥深い山の中でお米を育てるのは、そんな簡単な事では無いでしょう!車も無い時代に、ここでお米を育てるのは、どんなにご苦労がいったでしょうね!

写真に見える小さな小屋。

田植えの時期、稲刈りの時期はここに寝泊まりをして作業していた時代があったそうです。

すごいなぁ~!

今はまだ田植え前で、このような景色でした。

植えられて、そして育ってゆき、ここが黄金色に染まる風景を想像してみると・・・

また見に来たくなります!!



向かいの山には、まだ雪も残っています。写真の光が反射しているところが、雪があります。

ご案内いただいて、素晴らしい田んぼを見せてもらった後、松之山温泉の地炉に戻り準備開始!!









村山さんの同級生の方々にお手伝していただき、着々と準備が進みます!













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昨日の講演会

2015年06月05日 | スタッフより
おはようございます(*^^*)
昨日は、松之山温泉の地炉での講演会に会場に入りきれない程の方々がお越しくださいました!
本当にありがとうございました(^^)









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素敵な十日町

2015年06月04日 | スタッフより
新潟県十日町「そば処 小嶋屋」さんの女将さんと(*^^*)



昨日、昼食に連れていってくださって、美味しいお蕎麦をいたしました!
女将の房子さんがご挨拶にきてくださり、お蕎麦に布海苔(ふのり)が練り込まれていること、明治の創業からの歴史などを教えてくださいました。






長野から嫁がれて、お子様をおんぶしてお店に立っていたころのお話、お店を守り続けてこられたお話、ご主人の素晴らしいフットワークや情熱も聞かせていただき、当時のご苦労やこれまでの努力に感動でした。

普段は、お着物を召されているとのことで、ぜひ次はお着物姿の房子さんにお会いしに来たいです!

美味しいお蕎麦をごちそうさまでした!

小嶋屋さんホームページ
http://www.hegisoba.co.jp/

お礼に詩を書かせていただきました。





さて、今回の松之山温泉での講演会が決まったのは約一ヶ月半前くらいなのですが、この地に須永博士を連れてきたい!と願って願って願い続けてくださっていた、茨城県結城市の「金太郎ラーメン」の村山さん(^^)

その村山さんの故郷が、この新潟県十日町市で、生まれ育った場所は、まさに会場となる松之山温泉「地炉」さんの真上だそうです。今はもうご自宅も無いそうなのですが、やっと念願叶ってこうして須永博士が来ることになれたのは、村山さんの熱くて強い思い、それに村山さんを守ってくださっている目に見えない存在の方々の力まで感じています。

今日は村山さんのおばさんのお家にもおじゃましてお茶をいただきました。





ワラビや、まがり竹の煮つけや、ところてんの材料で作った「えご」という酢の物など美味しい心のこもったお茶うけもいただきました。

昨年10月に長年を共に生きた旦那様が84歳で突然天国へと旅立ってしまったそうで、生前のお話をお聞きしながら、新潟弁の温かい言葉や、お人柄に胸が熱くなりました。

冬は、雪が4m50cmほどは毎年積もるそうです!

玄関には、1997年に書いた須永博士の「出逢い」が飾られてありました。ここでこの作品と出逢えるなんて、感激です!



普段の講演の旅とはひと味違う旅をさせていただいています。

村山さんが時々突然車をとめて、通りすがりの人に話しかけると全てがお知り合い!

15歳の時に十日町を離れたとのことですので、現在68歳の村山さん、53年経ちますが故郷を愛し、ちょくちょく帰ってきてるそうです。

明日の講演会は村山さんの同級生の方々もたくさん待っていてくださっているとのことで、私たちも気合いが入ります!



今夜の講演会場となる、松之山温泉の一番上にある「地炉」です。

来るまで、想像することが出来なかったけれど、そうかぁ!こんなに素敵な場所だったのか!と改めて感激o(^o^)o

須永博士が以前から「いろりのあるところで、人生を語りたい」と言っていたのを、聞いたことがある方もいるかと思います。ずっと前から、こういう場所で旅の話をしたかったそうです。

昨日午後着いて、早速創作が始まりました。

東京からここに届けた作品も、須永博士の思うように飾り、明日はこの場所で詩を書きたいそうです。 明日午後6時半からの講演会、その時間まで須永博士の挑戦が始まりました(*^^*)









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湯沢に到着しましたo(^o^)o

2015年06月03日 | スタッフより






越後湯沢駅に着きました!

上野から、早いですね~(*^^*)あっという間!という感じでした(*^^*)

ここから車で一時間ほどで十日町市です(^^)

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新潟県十日町へ出発!

2015年06月03日 | スタッフより
昨日のお昼頃、東京に到着し、今朝は須永博士と新潟へ向かって出発しています(*^^*)

大きなリュックを背負い、ここから先にどんな出逢いが待っているのか、わくわくします!

外は雨が降っていますが、それもまたいい。

朝7時半の南千住駅は、通勤ラッシュのちょっと前という感じで、でも久しぶりの人の波に飲まれそうになりながら、電車に乗り上野駅まで着きました。

新幹線ホームでは、金沢行きの新幹線も停まっていました。
私たちは上越新幹線で、越後湯沢まで行きます(*^^*)








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東京到着(*^^*)

2015年06月02日 | スタッフより
昼過ぎに東京に到着しましたo(^o^)o

お天気も良くて、ありがたい(*^^*)

明日は朝、新潟県十日町に向かって出発です!須永博士は、いろいろな資料を整理したり原稿を書いたりしていました。

体調もばっちり!

今日は早めに休んで明日に備えます(^^)おやすみなさいm(__)m

http://blog.goo.ne.jp/sunaga-hiroshi-b/e/707ee36f550f308403eb64b6f2170232
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心機一転(^^)出発です!

2015年06月02日 | スタッフより
6月に入りましたねぇ~~!

いろいろとお伝えしたいこともある中で、気づけばもう出発の日です!

これから飛行機に乗ります。東京へ行ったら、時間ができると思うので、また更新しますね!












5月30日、我が家の田植えをしました(^^)
父ちゃんの育てたお米を食べて大きくなってきた子供たちも、手伝ってくれました。

中学生の娘、高校生の息子もこの日は部活が休みだったので、小学生の娘も合わせた3人で苗を運んだり、田植え機が通ったあとの田んぼをならしたり、カエルと遊んだり・・・(^_^;)

私は開館時間までの手伝いでしたが、子供たちのおかげで早く終わった!と主人も喜んでました♪

私が留守の間、父ちゃんと子供たちの生活です。

大変なこともあるだろうけど、みんなで力を合わせてがんばってくれるでしょう!

では、また・・・(*^^*)


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