8月27日のN響高知公演の神尾真由子さんが、6月13日、第13回チャイコフスキー国際コンクール、バイオリン部門で優勝したので、曲目をサンサースからチャイコフスキーに変更したと知り、チケットを買いにプレイガイドに行くも、どこも売り切れ、探していたら、フジに5枚残っていました。そのプレイガイドで映画「サラバンド」のポスターをみつけ、躊躇するまもなく購入。シニアだと前売りより200円も安かった。残念。でも「サラバンド」は是非みたかった映画、まさか高知で上演されるとは。ベルイマン、奇跡の作品の誕生と絶賛のコメントも。J・Sバッハ、無伴奏チェロ第5番、オルガンのためのトリオ・ソナタ第1番、オルガン作品集から、Jブラームス弦楽四重奏第1番、A・ブルックナー交響曲第9番が使用曲。それも嬉しい。
高知へは来ないだろうとあきらめていた映画が県立美術館でありました。写譜師となる作曲家志望の女性と交流のなかに、ベートーヴェンの狂気と孤独を、苦悩を綴らせながら完成した「第九」を観る、聞くに、鳥肌がたった。
☆このよる世界的チェロ奏者「ロストローヴィチ」の死去の報に接す。
なにもしないでじっとしているのもつまらないので、車にのせてもらって東宝シネにいきました。観たのは、ウィル・スミスが演じるクリス・ガードナーが、ホームレスから億万長者になったという実話が題材。共演の男の子はウィル・スミスの実の息子。親子の呼吸はぴったり、それにしても素晴らしい親ゆづりの演技でした。ウィル・スミスがサンフランシスコの車のラッシュのなかを駆け抜けるシーンは、さながらアクション映画のよう。苦闘の末、採用の瞬間に凝縮されたラストシーンは、感動しました。