気の向くままに

山、花、人生を讃える

例え一瞬でも・・・

2011年08月24日 | 信仰
ユウスゲ (8月14日 伊吹山にて)



例え一瞬でも、
山の頂に咲く花になったとしたら、
きっと気持ちがいいに違いない。
山に湧いた霧が、
わたしの身体、花や葉を心地よく濡らしていくだろう。

例え一瞬でも、
空に舞う鳶になったとしたら、
きっと嬉しさにはじけてしまうだろう。
入道雲もいっしょになって踊りだすかもしれない。

例え一瞬でも、
珊瑚の中を泳ぎまわる魚になったら、
きっと「夢よ、覚めないでくれ」と願うだろう。
そして、いつのまにかイルカになって、
大海原を嬉しさいっぱいで泳ぎまわるだろう。

例え一瞬でも、
家族や兄弟姉妹を思いつつ、
「みんな神の子、円満完全」と心の中に描いたら、
きっと、その時、そのままで、天国にいることだろう。

人間は宇宙に咲き出でた美花である。

≪注≫
「人間は宇宙に咲き出でた美化である」というのは、「生長の家」創始者である谷口雅春先生の言葉を拝借したものです)
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