SASHIY エイガニッキ

メモ書きです、遊び心です、それでも、力です、どこにも、どちらにも、収まりつかない、思いです、可能性です、

SASHIYエイガニッキ

2021-03-06 12:00:40 | 日記

ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅧ「どこでもないところで羽ばたいて」を見る聴く
  電柱、高所作業車、電球カバーの中に水が,雨が入り込んだか、電球工事の仕事、取り外した器具を闇で売る少年、ガールフレンド、身ごもってしまっている、生むか降ろすか判断出来ないままに,困惑する主人公の娘、娘のことを心配する女装の金髪青年、だらしない主人公のボーイフレンドを詰る、帰ってきた少年、語らう二人、優しい少年、だが,妊娠した今、降ろすにも金がない、生むにも,生活力が無い,少年にはその力が無い,そんな少年は,一攫千金、闘鶏博打、廃墟の屋上で,若者たちが集まり,闘鶏に、少年は負けてしまった、主人公は医者に、順調だと医師、降ろしたいと主人公、ならば,考えて,早く決めなくてはと、決めかねるままに、大学生の主人公、トイレで吐いて,友人は,金ならば教授がと、あなたならば,何とでも出来ると,教授を訪ねて媚びを売る,口紅の美しい主人公、見とれるが,連絡しても返事か無いと拗ねる教授、やはり,金は手に入らないか、何とかしなくてはと少年は電球を闇で売って金にして主人公に差しだす,これで処理しろと,受け取る主人公、日を決める,医者に出かけて,少年は一緒に行けないと,駄目少年、訪れた医師はなんと,既に遅いと拒んでしまった、女医師は,いいところを紹介すると,医者も怪しい,こうして闇で金にしているのでは、高所作業車の二人、住宅の横に二人で乗って高見に,相棒の運転手は出かけてしまった,二人は高見で抱き合うのだ、果たして,今度は,決意通りに降ろせるか,いや,主人公は,生みたいのでは,判らない,曖昧な二人、彷徨う二人、夜の闇の中を走る作業台の中の二人、可愛い二人、揺れ揺られる二人、少年は,友人から新しい闘鶏を買い入れて,勝負に,主人公に渡していた金を手にして賭場に、結局負けてしまって,さんざんな目に逢わされて,顔は痣だらけ、こうしてまた,解決の手立てを失ってしまって、金髪女装青年に相談、可愛い二人、いつもお粥を食べて、金髪娘は,商売の時には黒い鬘姿で、男には知らせずに仕事をしているのだ,少年故に,身ごもることもない少年、貧しい長屋の住人達、皆から好かれて元気な少年、しかし,男と知られても抱く客、時には怒りの客もまた,酷い目に逢うことも、困り果てた主人公を連れて少年は,女衒の女将の元に、美しい女、身ごもっている主人公を知って,いい人があると紹介、ホテルに、優しい顔立ちのブルジョア男か、抱くでもなく、優しく語らい,擦り、笑みを作るばかり、そして,大金が、彼の狙いは,欲望は、どうだったと金髪少年、惹かれて仕舞った、ブルジョア、金持ち、ボーイフレンドとは大違い、危うさの中に、男の見詰める視点は,何処に,主人公にか、お腹の子どもにか、車、郊外の邸宅、優雅な暮らし、男が見えない、寝てしまった,優しく肩掛けを、恋してしまった、だが,何に恋した、生活にか、男にか、心配な金髪娘、5度目までは、女衒の女将に金が、それが終われば,捨てられると、邸宅で抱かれてしまった、弄ばれているのか、恋か、求めて居るのは,肉体、恋、赤ん坊、支配欲、誰の為の赤ん坊、知らず,男に,采配されて,支配されて、金は手にしたが,降ろせない,ままに,ボーイフレンドは、あの邸宅の外のプールでの,大きな風船上の透明な小舟の中の二人、男は。一人、去って行く、抱かれてしまったのだ,弄ばれてしまったのだから,もはや,戻る事はないのでは無いか、そもそもに於いて,この男は本当に居たのだろうか、女将に唆されて,招かれて、夢を見たのではないのか、バルコニーで、花々に水をやる主人公、背景のベトナムの街、そこには、下町の人々が、貧しい人々の喧噪が、お粥の屋台が、一つはネギ抜き、ボーイフレンドは何処に,仕事か,闘鶏か、友人の金髪少年は,仕事か、彼もまた,何処へやら,連れ出されて仕舞ったかも知れない、主人公の観て居る夢の中、こうして,何処までも,得体の知れない男らに,弄ばれていくのでは無いか、子供が生まれれば,その生活の為に,また,身を売らなくては、主人公の衣装が可愛いです、白い衣装、赤い衣装、花柄の衣装、ボーイフレンドと飛び出すのでもない,男を血まみれで追い掛けるのでもない、現実の苦悩を忘れて,夢の中、幻の中に羽ばたかされて、

 


SASHIYエイガニッキ

2021-03-06 11:47:16 | 日記

ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅦ「狩り場の掟」を見る聴く  
 内モンゴル、狩り場の掟、集まった狩人達、村人達、掟が語られて、コンビが決められて、疾走する、ライフルを構え、猟犬が走り、獲物達が遁れ走る、銃弾、銃声、疾走、素晴らしい、動きです、走りです、倒れる獲物達、血まみれ、カメラもまた、この疾走の中に、主人公の獲物が掟破りと、獲物の首が斬られ、木に撃ち付けられる、掟破りと称されて、聞き入れるしかない主人公、長の若者、そこに兄が戻る、何が在ったと、掟破りと、羊の毛が剥かれ、女たち、赤ん坊、袋詰めされて、売られる、村人の生活、男、女、家族、草刈り、大きな鎌、緑の平原、何処までも、売られる獣の革、商人、主人公は探す、己の捕らえた革、だが、何処にも、そんなに良い物で在れば、気付かないはずがないと、掟て破り故の事だろうか、何が起こったかは判らない、とにかくに、主人公の困惑、狼、娘が死した、誰の、怒り、追い掛ける男、疾走、山間の穴蔵、外の狼、一頭、一頭、撃つ、倒す、誰かに狙われたか、己のしくじりか、判らない、放られる狼、家畜の中に、草原の狩りだし、己の土地だと、言い張る者たち、草原は誰のものでも無いと、一方の者たち、法、掟、縄張り、権力、闇の中の映像、暗がりで、何処かはっきりしない世界、薄暗く、誰が何をしてるのか、誰が捕らえられているのか、誰の仕業か、主人公か、他の者か、それぞれに思惑が、祭り、酒、祝い、総べては、祭りの中に、溶け込んで、諍いは何処に、消えたのか、忘れたのか、果たして、季節が移り、冬、そして、また春、男と女、子供、屋敷から煙が、一人の女が、煙の中、入り込み、助けに、誰を助けたのだろうか、はっきりしない、煙の屋敷にドアを開けて呼びかけ、入り込むばかり、また狩りの時期が、長は主人公をコンビに選ぶ、だが、一人納得しない主人公、一人、前に出向かないままに、そして、猟犬の走り、主人公の猟犬は他の猟犬に遅れ、負けてしまう、最初に噛み込んだ犬の主人の物になるのだ獲物は、主人公は負けたことを知りながら、獲物を担いで運ぶ、長の兄は、弟の語らう、狼の事も、己の仕業と、兄は、主人公に謝りに、母を助けて貰った、主人公も理解したか、己の掟破りの獲物の首を斬り、木に打ち付ける、掟破りを知らしめるべく、跪き、祈り、そこに長と兄らも、主人公と同様に、跪き祈るのだ、諍い、争っていては、駄目だ、血を流すことに、娘が死した、誰の娘だ、嫉妬、権力、争い、商売、おろかしい、争いを癒やすべく、祈り、謝り、和解、決めごととは、祈りのことなのだ、村人の、過去の、未来の、神、人、馬、羊、獲物たち、緑、空、雲、緑、小屋、美しい自然の中、石の家々の美しさ、色彩、ロング、美しい自然の中の、苦悩、痛み、欲望、怒り、悲しみ、全てを背負って、今、共に在る、和解、果たして、この和解とは何であるのだろうか、希望、夢、幻想、錯覚、含めて、祈り、弔い、癒やし、叫び、静かなる、叫び、疾走、風、匂い、色彩、光、影、走り、倒れる、ものたち、馬も、獲物も、そして、ラストには人も膝を屈する、走り、噛みつき、撃ち、倒れ、項垂れ、血が流れ、ラストの木からも、赤い血が流れた、何処までも、何時までも、この血の中から、共産党の掟とは、あくまで、傲慢では無いか、己の愚かしさ、人間の生きることの滑稽を、間違いを、忘れてしまっている、正義もまた、一つの権力なのだから、此処に在る掟とは、党の彼方に、生活の中に、中から、現れた、権力には違いないのだから、それぞれがその血まみれの自覚の中に、
始まる、何度でも、