SASHIY エイガニッキ

メモ書きです、遊び心です、それでも、力です、どこにも、どちらにも、収まりつかない、思いです、可能性です、

SASHIYエイガニッキ

2024-10-15 14:03:38 | 日記

CⅩⅩⅩⅩⅠ「あらくれ」1957を見る聴く

  婚礼の日に飛び出した主人公、両親の怒り、結婚相手は、主人公を養育してくれた育ての親の息子、だが、養家の息子とはいえ、いやなものはいや、飛び出して、再婚とも、新婚とも、旦那の再婚相手、色男、だが、主人公に対して何所か不審で、直ぐに身ごもったのも、怪しいと、美しいばかりに、何所か不審がられて、溜らない主人公、働き者ではあるのだが、聞き分けなどは無い、夫は毎晩遊び暮らして、諍いから、喧嘩に、追われて、父親は困り果て、家にも置けずに、またしても、養家の両親に頼み込むが、既に、先の結婚相手息子には嫁が、居場所は無い、山間の村に、女中として送られて、そこに旦那が優しい人で、子供たちも可愛くて、だが、旦那の妻は病がち、故に、若い美貌の主人公に惹かれて、抱いてしまう、拒む主人公も、拒めずに、旦那のいたずらだ、だが、仕方ないでは済まされない、女将も組合長も、皆が分かってしまって、狭い山間の村、更なる、山奥の村に行ってくれと女将、受け入れるしかない、この旦那には、強引に、抱かれはしたが、惹かれるところもあって、恋してもいるのだが、女将と組合長の厭らしい関係、彼らは、己らに子とは棚に上げて、主人公と旦那のことをあげつらって、山奥に、それでも、それなりに暮らして、旦那はたまに訪れて、優しいのだし、いや、だらしないのだが、父は知って、やってきた、そんな不埒なことをして、妾の様に山の奥に住まわせるなどもってのほかと、確かに、理には叶っているとも、主人公は、それでも、旦那の許に居たいのだが、妻の病気が癒えて、屋敷に戻ってきているのだ、こうなっては、旦那も自由に動けない、所詮、囲い者同然の暮らし、父親とともに、山を下りて、さて仕事だが、叔母の家で、針仕事、腕は巧みで、体は丈夫、何をやらせても、見事なのだ、かくて、針仕事を見事に仕上げて、仕入れの男に見込まれて、これでミシンが有れば、なんでも出来ると、仕入れの男はこの主人公の腕と、美貌に惹かれて、店を出すことに、働き者の主人公は、仕事取りに走り回って、そこそこの暮らしに、街中に、見出す、過去の知り合いの女、再婚相手の幼馴染の女、落ちぶれて、過去の、女の妬みの厭らしさの愚かしさを晴らそうと、少し詰って、あしらって、別れて、散々に云われて、溜らない女、だが、すでに年も取って、今さらに、しかし、着飾って、営業して、上手く行っていたかの様に見えて、少し時が過ぎると、さんざんで、しかも、少し鐘が出来て、夫は、だらしなく、遊び人、これまで、何のため働き詰めで、疲れ果て、朝も起きられず、昼も、何所か、やっとの目覚めて、それでも、働かなくては、店には、若い者たちも、入ってきて、そこそこに、だが、旦那は、全くの遊び人に成り下がって、しかも、なんと、その妾にした、相手が、なんと、あの始まりで結婚した、いいなずけの女なのだ、彼女にとっては復讐のつもりなのだろう、知って、追いかけ、乗り込み、散々に、喧嘩し、殴りつけ、水を撒き散らし、旦那は顔に水を浴びて、溜らず、逃げ去るばかり、諍いの最中、相手の上に、跨って、殴りつける主人公の、元気、女の元気、近代化に日本など、破壊尽くせ、だが、それでいながらも、恋する旦那には、惹かれたままに、この両義性がよいのだが、かくて、覚悟の、主人公は、店を出る覚悟、若いやり手の男と、昔からの丁稚の少年を連れて、来てくれるかと、新しく私は始めるよと、笑みの若者、さて、この成瀬の映画だが、まさに、成瀬のシーンが、前半は屋敷の籠って、宿に籠っての仕事ぶり、養家の両親の前では、庇の横に、父の座る庭先の横に、ここでは、あの成瀬の、境界線、庇、の、間は、場は無い、ミシンを手にして、通りから見える、近所のバルコニー、そして、ミシンの音、次第に、いよいよ、最前線に向かうよとま合図、こうして、夫の浮気相手の屋敷の内側から、庭先を捕えるカメラ、雨の中、庇から、逃れ行く愛人、主人公はこの庇の間に佇み、成瀬の最善を生きる、雨の中、夫は既に、この庭に、さっさと逃げ去り、玄関から現れて、靴を手にして、逃げ去るのだ、一人この愛人宅の庭先の、ひさし、成瀬の最前線に、佇む主人公、素晴らしい、見事に成瀬の映画だ、そして、主人公は、そこから、外には決して飛ばない、戻って、後ろに下がって、若者と丁稚を呼ぶ、電話する、店先に向かうのだ、今や、ついに、成瀬の最前線に、辿り着いたのだ、これまでの仕事は、何所か、夫のため、だが、今や、始まりだ、始まりだ、
 

 


SASHIYエイガニッキ

2024-10-15 13:56:37 | 日記

CⅩⅩⅩⅩ「進めオリンピック」1932を見る聴く

  波止場、営業マンを待つ男、そこに駆けつける主人公、ブラシの営業マン、走る走る、美しい娘と幼い弟の二人と衝突、こうしてアメリカと、この愚かしい国の改めての再会、恋、一目ぼれの主人公、娘もまんざらではない、語らう二人、嫉妬か、弟が主人公に矢を射る、お尻に突き刺さって、これも再会一つか、主人公は急ぎで、波止場の待ち合わせの時間に遅れていたのだ、馬車タクシーを呼び留めて、御者が降り立つと、何とも背の高い男、膝まづく御し、実はこの馬車は、大様の馬車、娘は大様の娘なのだ、知らず、タクシーと思い込んで乗り立つ主人公、走る走る、馬車の中、大様の演説、繰り返される帽子のずれ、落下、苛立ちかぶり直す大様、波止場では船長は時間だと、いま少しとビジネスマン、やっと馬車が付いて、走る走る、主人公とビジネスマン、話がすれ違って、主人公にとっては、恋こそが、ビジネスマンとお別れ、かくて、主人公のこの国での仕事の再開、いや、恋の再会、娘を求めて、きっとあの弟と一緒だろうと、また弓を射ってもらいたくて尻を出す、かくて、二人は再会して、王様と臣たちの閣議、長テーブル、何時も勝負しか頭にない王様、一人一人、腕相撲、全てに勝ってご満悦、納得のいかない臣たち、彼らは、王様の傲慢な権力を貶めようと狙っている、こんな彼らの影に隠れて、忍びの男、黒づくめ、斜視の不気味な男、隠れて、伺ってメモを取って、誰のスパイだ、臣たちの、集まり、娘は王様に、父親に、主人公を紹介しようと、お屋敷の中、探していて再会できたのは、御屋敷の壁の内側で、花占いの娘の声が聞こえて、主人公は壁をよじ登り、中の様子を見ると花占いの娘が、御屋敷の囲いの壁の上の上り落下する、大の字に倒れこむ主人公、だが、漸くに再会、こうして、招かれてお屋敷の中、ドアの前、王様の部下たちが、散々に、投げ飛ばされて、ここでもまた勝負が行われたか、困惑気味の主人公、追われるように外に、お屋敷の窓から見える、部下と主人公の姿、娘と王様の立ち姿の、ガラス越しの、庭に、遠く見える、部下と主人公、まさに、これは、バッゾリー二ではないか、かの権力構造の中に、入りこんだ主人公、アメリカ、始まりの馬車もまた、タクシーのごとに止めてしまって入り込んだ、この度も、お屋敷の壁を乗り越えて、落下した、そして、また弟の矢が当たる、お屋敷の内と外の、権力構造、支配者と、被支配者、その間を行き来する主人公、果たして、この権力構造のなか、いかに、どこに、何やら、不審な王は、ガラスを割って、怒鳴り散らす、全ては、己の采配の中にないと、許せないのだ、ブラシを手にしている、部下たち、ビジネスの始まりとも、さて、臣たちは、庭の中、大木の横、地下の秘密のアジトに、臣たちが固まると、地下に降り立つ昇降機、主人公と娘もまた、歩いて、この大木の横、椅子に座る娘、これがスイッチ、地下のアジトに、臣たちの、たくらみを知り、臣たちの前に現れた美貌の黒衣装の娘、歌、踊り、男たちは、見事に貶められて、これこそが、臣たちの狙い、このむすめならば、王を篭絡できると、王様に夜つて、体の上げ下げで弄ばれていた執事、娘と主人公の様子を差ぐり、ぬいぐるみの被り物で、伺う、娘と主人公は、この化け物から逃れようと、車を走らせて、ボートに乗り、馬に跨り遁走、だが、走りの速い執事は、走る走る、二人が、逃れて、もう大丈夫と安心していると、その横に寛ぐ執事、先についていた、何とも、驚きの走り、二人は美しい風景の橋の上、お宝か、古い破れた布地、何やら曰くが、が、間違って、川に投げ落としてしまう、ところがなんと、娘が欄干から舞い飛ぶのだ、慌てる主人公、浮き輪から、なんでも、投げおろして、子供まで、だが、流石に投げられない、すると、娘はさっさとお宝を手にして、泳ぎ川岸に、走りと言い、飛び込みと言い、王の腕相撲、手を握りあってのレスリングといい、スポーツ万能の人々、名前は、娘の名を呼ぶと、皆がはいと、夫人も、娘も、老婆も、赤ん坊も、今度は、村の中、ここでも、見事に小川をを飛ぶ男の姿、男の名を呼ぶと皆がまた、集まってくる、資金難の国を助けるべく、オリンピックに参加することにしたのだ、こうして、万能選手たちを求めて、そして、あの破れたシャツ、何やら過去の曰く付き、こうしてロサンゼルスオリンピックに向かうのだ、競技に勝利すれば、金が手に入る、まさに、アメリカの資本主義の出番とも、恋のため、国を助けるため、相変わらずのスパイの蠢き、船の中の選手たち、そこには、臣たちも、彼らの企みの怪しい娘もまた、乗り込んでいる、王と臣たちの、壁を挟んでの覗きあい、ついには、紐で繋がって、壁を壊してしまって、娘と主人公のデイト、そこに、入り込む怪しい娘、歌とウクレレ、恋する娘の嫉妬、付きまとう怪しい娘、アメリカについて、列車の中、その横を走る、執事の男、走りの鍛錬に余念がない、こうして、到着の列車、だが、見当違いの駅、そんな列車の機関士は何と弟ではないか、やっとのことで、目的地に、選手たち、宴の席、そこに在の怪しい娘が現われて、皆が惚れこんで、選手たちの格闘、諍い、血みどろの、かくて開会式、他の国の連手段に引き換え、この国の選手たちは、怪しい娘にそそのかされて、怪我して、杖ついて、の、行進、これでは、勝利は望めない、何とか巻き返そうと、娘の活躍、怪しい娘に対抗して、水着姿で現れて、飛び込みに参加、見事優勝、このむすめに圧倒されての怪しい娘、選手たちの前、怪しい娘の、たくらみが暴かれて、かくて、選手たちの、覚悟、やる気、こうして、それぞれの種目で、大活躍、あの走りの執事も、スタートしないが、娘のスクーターの走りにそそのかされて、走り出し、優勝、かくて、王の参加する重量挙げ、王と臣の優勝争い、臣のためには怪しい娘が腰振りダンス、一方疲れ切った王には、怒らせれば力を発揮すると、娘は主人公に、王の足を踏ませるのだ、個の怒りで、見事に持ち上げ優勝、かくて、国の勝利、資金を獲得して、そこにアメリカのビジネスマンが現われて、王と握手、アメリカのビジネスの三か、手を握り、結局、アメリカビジネスマンの腕レスリングの賞り、転がる王、主人公の勝利、ビジネスマンの勝利、アメリカの勝利、恋の勝利、そして、娘たち、国の者たちの、運動能力の勝利、二十世紀の混沌は、まさに、この映画のごとく、帝国主義とは、こんな愚かしい空回りのこと、今日もまた、ロシアも、イスラエルも、イランも、アメリカも、ユーロも、同じ、愚かしい、帝国主義の傲慢なビジネスと空回りの中に、スポーツも、戦争も取り入れて、

 

 

 

 

 

 


SASHIYエイガニッキ

2024-10-15 13:51:42 | 日記

CⅩⅩⅩⅨ「ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画」2014を見る聴く  

ことをしでかそうと、ダムの調査、爆破計画、若い男と女、ダムの陸橋、山間、柵を越えて、車に、連れ出っていた娘の参加している、環境破壊に反対する人々の集会、娘は問い掛ける、さて、私たちは具体的に、何をするのだと、映画の監督でもある、運動家は、小さなことを、少しづづ、何か一気に全てを解決するような、行動、考え方を否定する、聞き入る娘、かくて集まった、始まりの二人と、リーダー格の男、3人のグループ、ダム爆破、全ての段取りは整ったか、リーダー格の男は、今一人の男に問い掛ける、娘は外すと、いや、大丈夫と男、かくて作戦計画、いよいよ、実行に、日時が決まって、が、なんと、爆薬が足りないと、今さらに、何所かで、計画通りに行うには、化学薬品を手にしなくては、3人の買いだし、薬品店、始めは拒まれるが、娘の仕事、身分証が必要と、車に戻って、リーダーは行って来いと、駄目でも買えないばかり、店に戻って、後から現れた親爺さんたちを見て、彼らには売るのかと、お得意さんだからか、娘の強引な言葉が聞いて、手に入る、必要薬品、かくて作られる爆弾、3人の製造作業、いよいよ計画の実行、若者は山間での有機栽培の組織に参加して、家族的な農業を営んでいる、仲間たち、活動から戻って、仲間たちとの語らい、襲い帰りに、不審の仲間も、そんな最中、リーダーが、許可なしの栽培を行っていることが、知られて、公になれば、この組織も終わり、驚きの若者、だが、まずは、己たちの計画の実行こそが、その成功裏には、果たして、かくて、夜闇の中爆破物を抱えて車を知らせて、目的のダムの水辺に、ボートを浮かべて、は掛け場に、段取りを整え、配線、用意が出来て、車に戻るべく、ボートを漕ぐ、が、その予定の地に、パンクの車が止まってしまった、声が聞こえる、闇の中、タイヤの交換の作業の声が響いて、既に、爆破は仕掛けて、タイマーのセットも動き出した、どんどん、爆破の時間が迫る、引き返す三人、タイマーセットを止めようと、が、タイヤの交換を終えて、車が走り出す、かくて、急いで戻る三人、荷物を上げ、車を走らせる、時間が迫る、闇の中、車の中の三人、爆破の響き、成功だ、走る走る、逃げ出すばかり、警察の検問、無事に逃れて、三人は、二度と会うことは無いはずの別れ、テレビのニュース、この爆破に依って、ダムが決壊するはず、だが、テレビを見ながらの、農作業の小屋に戻っての若者の前での仲間の語り、あのくらいでは、何も変わらないと、数か所に渡っての、爆破を仕掛けなくてはと、驚きの若者、あの爆破では、何も、変わらない、しかも、それでいて、流れた水におぼれた人物が、行方不明、まさか、死してしまったら、殺人ではないか、様子を伺うばかり、リーダー格の男から電話、二度と電話しない筈なのに、不明の男性の件で娘から電話が有ったと、動揺していて、何所かに話をしてしまいそう、何とかしろと、驚きの若者、それでも、心配で、娘のもとに、娘に会いに、怯える娘、こんなことは聞いていないと、人に害を与えるなどと、しかも、行方不明、死したら那波、殺人ではないか、命の大切さのため、人類の傲慢な在り方に反発して来たのだは無かったか、誰にも会いたくないと、若者の組織の中では、彼への不審が、不安が、この農作業の仲間たちのリーダーの許可なし、無免許の農作物づくりが、判明もしていて、出ていく者たちも、だから、若者が、かくて、出ていく姿を見ても、いい時期とばかり、三人ばかりではないのだ、この農作業の組織も、危ないのだ、自然災害を訴える、組織、自然を訴える組織、その内部の危うさ、若者は、娘を追って、忍んで、何とか、彼女の、ことを、抑え込まなくては、部屋の忍んで、察したか、逃れる娘、隠れる娘、その目、不安、追いかける若者の目、これが、自然を、平和を、求めた、ものたちの、目、自然を訴える農業の若者たちの、のどかな、豊かさの、姿から、組織が、危うくなっての、若者たちの、目、姿、そして、飛び出した、若者と、終われる娘の目、そして、殺し、リーダー格の男に電話、二度と電話するなと、ともに逃げようとの誘いに、馬鹿らしい、相手にされずに、かくて行き場もない、田舎道の通りの、雑貨屋の中、宛もなく、逃れた、隠れた、何か逃げるための品を捜していたか、店員に話しかけられ手、何か入用かと、いや、ここで働きたいのだと、店長が現われて、書面に記入をと、さてさて、どうする、どうする、国家も、企業も、役所も、酷い、だが、反対する、組織も、グループもまた、これといった、戦略も持てずに、映画は、たんたんと、しっかりと作られて、個々の存在が、姿が、表情が、痛ましさが、撮られて、良かれと思っての、戦いが、生活が、加害者でしかないことの、痛ましさ、その目的のための、姿が、始まりの映画を見ての、一体何を住めばよいのだと、監督に問う娘の顔、どうしても、何か、直ぐに、しでかしたい、具体的な、行動、だが、行動には、仲間が、故に、経済が、資金が、こうして、現実のビジネスに関与せざるを得ない、怪しい人々とも関わらざるを得ない、つまりは計画そのものもまた、駄目人類の一環でしかないのだ、その外を思考実行するとは、武器弾薬ではありえないのだ、武器弾薬の解体こそが外なのだから、こんな如何とも出来ない、不安な、絶望の、若者たちの、孤独な、哀れな姿が、表情が、撮られて、痛々しいです、どこにもまた、希望が無い、だから、あのチクリの映画だって、監督だって、大丈夫かい、撮影に当たって、何か、利用もし、利用されもしていないか、小さなことからと語る監督は、果たして、大丈夫、つまりは、この映画の監督もまた、大丈夫かい、この不安の中の人々を見つめる、不安な監督の視線たちの映画なのです、