ピンクグレープフルーツを使った、目にも鮮やかなタルトです。
焼く前後での比較。
before
after
うーん、焼く前の方が綺麗… 。
しかも、グレープフルーツから水分が出てきて、焼き時間を長くしなければならなくなってしまいました。
けれど、お味は好評でした♪
前に作ったりんごタルトではアーモンドクリームが少々甘すぎの感があったので、今回は改良版です。
タルト生地の美味しさがしっかり引き立てられていて、満足まんぞく。グレープフルーツの酸味や苦味のお蔭もあるのでしょうね。
あと、アーモンドクリームにはディサローノ アマレットが入っています。
アーモンドの香りが特徴のリキュールで、杏仁豆腐の材料でもある杏仁(杏の核)から作られます。
アマレットのふわりとした甘い香りが加わって、少し大人なタルトとなりました。レシピは一番下です。
ところで、クッキーの材料に卵(もしくは卵黄)が入るものと入らないものがありますよね。
これらの違いによって出来上がりの生地にも違いが出てきますが、その理由が今まで私はいまいち分からなかったのです。
絞り出しや型抜きなど、形や角が綺麗に焼けますよね。
これは卵のお蔭なのだそうです。卵は火を通すと固まります。それも比較的低い温度で固まりますから、あまりだれないのですね。
おーなるほど。…分からないことだらけで恥ずかしい限りです。
お菓子作りにしろ、料理にしろ、科学的に理解できるともっと楽しくなりますよね。
そういう本、ないかな~
昨日はキャベツを使い切るべく、コールスローに、キャベツたっぷりのスープを作りました。
とても巻きがしっかりしたキャベツで、剥がすのに一苦労しました(笑)
パコッと綺麗にいかないんですねー。
メキメキメキ(←イヤイヤ剥がれる音)…パキパキッ(←破れた音)という風に、
いやだー剥がれたくないーと粘り強く抵抗しているかと思えば、途中であっさり破れてしまう根性なし…
なーんて、野菜相手に文句を言ってもしょうがないですね。相手は自然のものなのですから。
まあ、絶対にロールキャベツには向かないヤツでしたよ。
いつも家にある材料で簡単に作れるのに、評判がよかったコールスロー。
キャベツときゅうりを千切りにしてよく塩もみをしてしっかり絞り、酢・胡椒少々・砂糖ひとつまみ・マヨネーズそして粉チーズを少し振って混ぜるだけ。
コーンやハム、にんじん…を入れれば味も見た目もぐんとアップするでしょうが、ささっとできてこれだけ美味しかったらいいですよね…!?
スープの方は、キャベツだけで鍋が一杯いっぱいに。生野菜ってかさばりますよね。
そのため、ベーコンを詰め込むので精一杯でした(^^;
その分じーっくり煮込んで甘みをだすようにしました。
**ピンクグレープフルーツのタルト**(18cmのタルト型)
<材料>
タルト生地
・薄力粉 120g
・卵黄 1個
(卵が大きいサイズでない場合は、卵白をティースプーン3~4杯くらい加えてください)
・粉糖 30g
・バター 60g
フィリング(アーモンドクリーム)
・アーモンドパウダー 55g
・砂糖 45g
・卵 1個
・バター 45g
・アマレット 5g
・グレープフルーツ 約1個分
・グラニュー糖 適量
<作り方>
タルト生地
①室温に戻したバターをよく練り、粉糖を加えてさらに練る。卵黄も加えてよくかき混ぜる。
②薄力粉を振るいながら加えて切るように混ぜ、練らないように押し付けながら一まとめにする。ラップで包んで冷蔵庫で最低2~3時間寝かせる。
③冷蔵庫から取り出して、麺棒で丸く2~3mmの厚さに伸ばして型に敷きつめる。フォークなどで刺してピケする。
④オーブンを180度に予熱する。その間タルト生地は冷蔵庫へ。予熱が完了したら、タルトに重石をして10分、重石を外して8分程焼く。
フィリング
⑤室温に戻したバターを練って砂糖、卵、アーモンドパウダー、アマレットの順に加えてよくかき混ぜる。
⑥オーブンを170度に予熱する。グレープフルーツの皮を綺麗に剥いておく。タルト台が冷めたら、5のアーモンドクリームを入れてグレープフルーツを隙間なく並べる。グラニュー糖をふったら、オーブンで30分くらい焼く。