「藍」という言葉から思いおこされるイメージといえば
染料としての藍が一番強いと思います。
(画像お借りしました)
そんな、染料用植物としてよく知られるタデ藍ですが
そのエキスには抗炎症作用および歯周病原因菌に対する抗菌作用を持つことが
示唆されています。
(その効果について述べた論文はこちらから→★)
掻い摘んで説明すると…
(と言いつつ、ちょっと長めになります。
藍の花の写真までどうぞすっ飛ばしてください☆)
日本では藍染のための染料用植物として親しまれていますが
中国医学では「大青葉」という名前で
2000年以上も前から薬用植物として用いられており
解毒・解熱・消炎などの効果があるとされています。
タデ藍水抽出エキスは
抗ピロリ菌作用、抗ウイルス作用、抗酸化作用、
抗がん作用、抗アレルギー作用、抗炎症作用…
などのさまざまな生理作用を持ちます。
そのうち主な作用は抗炎症作用で
その活性成分としては含藍植物に特徴的な物質である
「トリプタンスリン」が明らかになっています。
トリプタンスリンは一酸化窒素(NO)の合成酵素の発現を抑えること、
そして、プロスタグランジンE2(PGE2)合成系の律速酵素の活性を抑えることが
解明されています。
(NOもPGE2も炎症を引き起こす物質です)
さらに、歯周病原因菌やう蝕原因菌などの対する抗菌活性も
確認されています。
これらの活性をもとに
タデ藍水抽出物を20%配合した歯磨き粉を用いて実験したところ
有効性が示唆されました。
しかし、この歯磨き粉はタデ藍水抽出エキス以外に
・抗炎症作用を有するβ-グリチルレチン酸、および
・抗菌作用を有する塩化セチルピリジニウム
といった有効成分も含まれていました。
(aiデンタルペーストには、いずれの有効成分も入っています)
したがって、タデ藍水抽出エキス自体の臨床的効果については
不明な点があったのです。
そこで、タデ藍水抽出エキス以外の有効成分を一切含まないジェルを用いて
真にタデ藍水抽出エキスの効果を検討したのがこの論文なのです。
さて、その結果考察をさくっとまとめると
著名な効果が見られたといわけではなかったようです。
えー!と思われた方が大半だと思いますが
「歯磨きをきちんとすれば歯周病や虫歯はある程度防げる」
ということなのだと思います。
比較的健康で歯磨きをきちんとしている方ならば
タデ藍水抽出エキスを用いて歯を磨いても
そうでない群とは有意な差は見られない。
(有意な差がみられないというだけで、効果がないというわけではありません。
どちらにおいても炎症物質などの値は下がっているのです。)
特に実験している間は被験者は気を使って
歯磨きしてしまうのではないでしょうか。
そういうわけで、このタデ藍水抽出エキスはどちらかというと
日常のケアというより医療的な目的の方で
効果を発揮するのかもしれませんね。
(画像お借りしました)
はい、以下本題ですよ!(笑)
今回、aiデンタルペーストをお試しさせていただきました。
抗炎症作用や抗菌作用をもつ藍水抽出エキスに
先に挙げた有効成分β-グリチルレチン酸&塩化セチルピリジニウムに加え
プロポリス抽出エキスを配合したデンタルペーストです。
歯周炎・歯周病の予防、歯を白くする、口臭の防止など
さまざまな効果が期待されます。
歯磨き粉は、甘すぎるとどうも体が受け付けないし
刺激が強くて口中がピリピリするのもいただけないしで
私にとっては意外とセレクトが難しい。
けれども、こちらはクリーム色の見た目通りにマイルドな口当たりで
甘すぎず辛すぎずとても使いやすいです。
磨いた後のすっきりとした爽快感もよい感じ。
心なし歯も白くなったかしら~
近年注目されている藍を使ったaiデンタルペースト、おすすめです☆
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どうやら昨晩雪が降ったようです。
起きたら跡形もなかったので、きっと短時間で止んでしまったのでしょう。
初雪が拝めずしょんぼり…
そんな一日の始まりだったのでした。
追記
10時ごろ雪がちらついているのに気が付きました。
穏やかな陽ざしにふわふわと舞い散る雪が見られて、ひとり喜び…
さて、洗濯物をどうしようかな。