右側が兄の家、左側は作業場です。
平成5年に建築して昨年の8月に解体しました。
築16年の短い生涯の建物で終わりました…
私が設計事務所を退社して家業を継いだ時に必死になって図面を書いた!
材木を担いで肩の皮膚は破けてTシャツが血だらけになっていて
夜図面を書く訳ですが睡魔との闘いで…
図面に書かれた線がよだれで滲んでいたぜぃ!
右の兄の家の屋根はけらば側の軒の出が
軒桁の部分で600mm、棟の部分で1200mm 中央部分で屋根がせり出している。
内装に木をふんだんに使用して木製建具も全部デザインしたものだ。
とても思い出深くもっと写真を残しておけば良かったなぁ…
そして何も無くなってしまいました…
写真は4月の初め、30mくらい後方から撮影している。
現在は建設ラッシュですよ!
地元の工務店さんは仕事をとれないでいる。
安さを売り文句に営業活動した会社だけが生き残るのか?
私は一生建築に関わる仕事をしたいと今まで頑張っていたけど
現在の建築事情はまったく魅力を感じておりません。
近いうちに神奈川県にある日本民家園に癒されに出掛けますね
職人の手間が掛かった古い民家はすばらしいのです。
学ぶべきものがふんだんにありますからねぇ