しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

バクマン。

2010-11-21 00:10:00 | 日記
体調が今一つだった土曜日は午後から仕事を休んだ。

日曜日に「東部地域まつり」に参加して飲みっぱなし

「龍馬伝」を見損なっているので再放送で観た。

その後は教育テレビを点けながらブログのチェック。

土曜日の午後6時より放送のアニメ「バクマン」が

第一話よりぶっ通しで放送されておりましたよ。

このアニメは全く知らないのでパソコンの画面に眼をやり

聴こえてくるセリフに引き寄せられるようにすっかり夢中になって

見入ってしまったのです。


主人公は中学3年の男の子。

若くして亡くなった叔父さんはマンガ家でした。

小さい頃より叔父さんの仕事場が好きで影響も受けている。

将来の夢はやはりマンガ家になる事なのだが

てっきり叔父さんは自殺だと信じ込んでいるから親から反対されそうで

言いだせないでいるのだ。

そこへ成績が学年でトップの友人が現れて

「俺と組んでマンガで成功する気は無いか?」と誘われる。

マンガの作家と作画のコンビを結成して出版社に原稿を持ち込む。

生前の叔父さんが仕事場として使っていたマンションはそのまま残してあり

夏休みのほとんどを作品作りに費やした場所でもある。


私をこのアニメに夢中にさせたのは高校受験を控える子供の

「何のためにレベルの高い高校を目指すのか?」

「一流の企業に就職して果たして幸せになるのか?」

きちんと考えて悩む姿が盛り込まれている事!

ごく一部の人しか成功出来ないマンガ家を詳しく分析して

着実に成功への階段を上ろうとしている姿勢。

中学生で自分の職業をしっかり考えている事。

自分自身が中学時代にそれらの事を真剣に考えて悩み

「バクマン」に共感を覚えた事!


普通は先送り先送りと良い大学に進んでから職業について

考えさせるのが母親の理想だから…

中学生に自分の職業について考えるのは無理!

そう決めつけてしまいがちなのです。

でもね「何で勉強しているのか?」と疑問に感じてしまうと

学校を辞めてしまったりとなるパターンも多いはず。


私はね、世界に影響を与えるようなミュージシャンになりたかった。

そんな夢があったから楽器を弾けるようになれたし♪

高校生活の3年間は芽が出るまで、デビューするまでの羽を休める

養成期間の3年間と割り切っておりました。

まあ結果は材木屋のおじさんなのですが(笑)

就職した設計事務所の社長の夢は画家でした。

年に数回はグループ展に出品するために油絵を描く生活。

私はライブに向けてスタジオに通う生活。

設計という創作する仕事には、絵画や音楽の趣味はプラスになる。

社長曰く「一番好きな事は趣味で楽しめ!仕事にするとつまらなくなるぞ」と笑って話しておりましたが、大人の選択ですね。

それゆえに仕事をしながらもバンド活動を楽しめたのかな?

夢を持っていた時代のお話ですけれど…

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする