しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

男の価値を下げてみた

2014-02-21 00:53:00 | 日記
喜びの世界(訳詞付)


毎朝テレビニュースではオリンピックの話題で盛り上がってますね。

日本人選手がメダルを獲得するととても嬉しいし。

でもすぐに先週の大雪で孤立した集落が1都7県で今もたくさんあるとも伝えている。

町に通じる道路が雪で封鎖されて閉じ込められた状態です。

停電してる地区もありテレビどころか電話も通じず

食料も尽きようとしているのです。

そこではオリンピックどころではなくて生死に係る緊迫した状態です。


兄嫁の父親の生まれ故郷は埼玉県の小鹿野町

秩父市の隣でネットで調べてみたら事態は深刻でした。

自衛隊や新潟から応援に来ている作業員が夜を徹して除雪作業をして

まさに命を救う作業に追われているそうです。

小鹿野町役場のホームページでは雪かきボランティアを募集してた。

このところの週末は雪かきでうんざりしていたが

今度の日曜日は小鹿野町へ行こうと計画。

東京の東端に在る江戸川区から埼玉県の西端に在る小鹿野町へは

距離の割にとても時間がかかります。

しかも飯能から秩父へ抜ける国道299号は車1台分が通れるだけの除雪

すれ違いが困難で激しく渋滞しているらしい。

災害が発生している地域は現地に行ってみないと何も分からない。

兄嫁の父親は息子がいないから小鹿野町で暮らす親戚のことが心配だろう。

かと言って自力で支援に行ける若さではない。

春日部へこのお父さんを迎えに行き一緒に行こうと考えた。


夜、駐車場で彼女にその事を話をしてみた。

いつも週末は一緒に過ごすけど日曜日は朝早く出発するから

今週は会うのを止めようと言ったら彼女はとても暗い表情になった。

「遊びに行くわけではないんだよ!」

「わかってる。でも寂しいよ…」

こんな私を理解してくれないとこの先、苦労するよなぁ。。。


翌日、春日部のお父さんに連絡をしたが通じなかった。

被災地に直接の親類縁者が居ないとボランティアセンターを

頼っての活動になるが何かと制約も多く不自由なのは痛感している。

ふと、昨夜の彼女の寂しげな表情を思い出した。

独り者の方が自由だよね。

でも自分に酔ってはいないかな?

彼女よりボランティアを優先してる私をどう思ったのか?

一度、心の中に迷いが生じると気持ちがぐらつく。

被災地に行くのにはかなり勇気がいる。

「自らを顧みず」は好きな言葉だけど

今は彼女の方が大事だと思うようになっている自分に気が付いた。







コメント (6)
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