Martin Hurkens - You Raise me Up (L1 TV, www.L1.nl)
母を病院へ連れて行った日の夕方に妹からメールがあった。
内容は母の今後のことだろうと思って読んでみたら驚愕した。
従妹女子のLINEグループに向けてゆみちゃんから
こんばんは、今日病院の先生から余命宣告を受けました、良くて数週間とのことですが、
出来るだけ頑張るつもりです[力こぶ]
終末医療を受けるための入院、一人でタクシーに乗って病院へ向かう途中からの発信。
離婚後は小3の息子と暮らしており家に置いてけぼりで入院?
翌日、従弟からの情報では独身の妹が仕事を辞めて姉の家に引っ越し母親代りを務めているらしい。
いつの間にか姉妹間でそんな約束をしてたようです。
いずれにしても従兄妹全員が協力して一人息子を育て上げようではありませんか!
とにかく自転車の練習をして乗れるようになった姿を写メで送ろう。急がなくっちゃね。
早速ゆみちゃん家を訪ねると妹と息子が出てきた。
「今度、自転車に乗る練習をしてママをびっくりさせちゃおうぜ!」と約束。
お友達が自転車に乗って遊びに来たので
「オジサンが鬼コーチとして特訓するからみんな待っててな~」お友達も笑っていた。
独身の妹は子育てと親の介護が同時に始まった。
息子はママの病状を知らないそうです。
とにかく明るくふるまった。
私の母の兄弟姉妹の中ではここの叔母だけが健在だけど認知症が始まっているらしい。
妹が生まれる頃は私はこの叔母に預けられていた話は聞いている。
親戚が区内に在住なので子供の頃から週末は泊りに行ったり兄妹のように育った従妹たちの問題。
苦労もみんなで分け合えば笑い飛ばせる思い出となる。
従兄妹の中でも男どもは彼の父親代わりをすればよい。