こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
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台湾 士林夜市

2011-04-09 21:28:35 | 旅行・グルメ
台湾旅行の続きです。

台湾の夜と言えば市場。
行ってみてよくわかったのは、台湾は夜型の都市だという事。
香港は朝早くから、お粥やさんや点心のお店があちこちでやっていて、店先の大きな蒸籠から蒸気が上がっていて、朝の賑わいがあったのですが、台湾の朝はほとんどのお店が閉まっています。

ホテルの近くには、あることを確かめていたのですが、朝はホテルの朝食が付いていたので、とうとう食べることはありませんでした。
街の中心地でもそれは同様で、地下のショッピングモールも11時オープンのところがほとんどで、それも結構いい加減で、看板に11時からと書いてあっても、12時近くにやっとあいたりします。

でも打って変わって夕方以降は、街のあちこちに屋台が立ち並び、人があふれてものすごいパワーを発します。

その中でも、一番大きくて有名なのが「士林夜市」です。
市場ウォッチャーの私としては、どうしても押さえたい場所でした。
士林の観光市場にいくにはMRT剣潭を降りれば目の前に美食広場がありますが、MRT士林駅でおりて、街をブラブラしながら慈誠宮付近などの屋台を見るのも面白いです。

MRT士林駅を降りて、大きな道路沿いを剣潭方面に歩いて行くと、慈誠宮を中心に道路いっぱいに屋台が立ち並びます。


       
                    

日本の夏祭りに、舞台で御神楽をやるように、慈誠宮のすぐ前では京劇?のような演劇もやっていました。
次会着たらこの辺もじっくり歩いてみたいところですが、士林の観光市場を探していたので、さらっと通りすぎました。
フルーツ屋台は色とりどりで、めっちゃきれい。
美味しそうにキラキラしています。
娘が食べたがっていたフルーツ屋台。
いちごがきれい。
でも、釈迦頭とパパイヤとを注文しました。
フルーツはカットしてビニール袋に入れ、つまようじをつけてくれます。
量り売りですが、釈迦頭は台湾でも高級なので、なかなかいいお値段になりました。(量り売りにご注意!)

この辺は、路地が縦横無尽に屋台や食べ物屋さんが立ち並び、すごく賑やかです。

そして一駅戻る形で美食広場(観光夜市)に到着。

        
                 

ここは大きなマーケットになっていて、テレビで放映されるのは、ほとんどここ見たいです。

この入口付近の長蛇の列が、有名な豪大大雞排 (ハオダダージーパイ)です。
ここは巨大フライドチキンで有名なお店。
平べったい大きなフライドチキンは、サクサクしていて中身はジューシー、チリパウダーが絶妙にマッチして、めっちゃ美味しいんです。
熱々を家族で回し食べです。これは絶品。是非お勧めです。
この大きさで55元

そして中に入れば、すごい人と呼び込みの声と熱気と匂い。



            
                   


              

座って食べられるところもたくさんあります。


これが、市場名物「牡蠣のオムレツ」50元
赤いタレは、甘酢かと思いきやピーナツ味の甘いような不思議な味。
私的には、天津飯のようなタレで食べたかったかな・・。

イカの煮込みもあちこちにあります。
50元
魯肉飯(ルーローハン)そぼろご飯20元などなど・・

イカの煮物は、具自体は美味しいんですが、スープがやや酸味があって、その奥になんとなく独特のモアッとした感じが・・。
魯肉飯は、脂身が結構多くて、いつもの八角の香りとともにオイリーな感じ。

しかも隣の臭豆腐のお店から、常にとてつもない匂いがしてきます。

で、さっぱりしたいと思い、やはり台湾名物かき氷を頂きました。

カラフルで迷っちゃいます。
かき氷には普通の水の氷と、ミルクを削ったミルク氷とがあり選べます。

これで80元。でかくてとても一人では食べられません。
ちゃんとスプーンが二つ付いてきます。
ミルクかき氷がふわふわで、口中ですっと溶けます。
フルーツたっぷり、練乳たっぷりで美味しい~!!

これは息子の仙草ゼリー・アイスのせ氷
         
仙草ゼリーは思ったよりくせがなくおいしい。50元

そしてフルーツ盛り合わせ80元

山盛りでちょっとびっくりしたけれど、チープな夕飯にモヤモヤしていたので、本当にすっきりと美味しかったです。
是非お試しを。

帰りはMRT剣潭駅から電車に揺られ、ホテルに帰りました。

剣潭駅

剣潭駅のホームから見える駅前広場。
             
            

あー。おもしろかったぁ。やっぱり市場はやめられません。

ホテルの着いてから、私だけ昨日行ったマッサージの全身コースに行き、送迎付きでホテルに戻れば、みんなもう寝ていました。
私も入浴後、深い眠りに落ちて行きました。





さくら咲く

2011-04-08 22:35:04 | 訪問看護、緩和ケア
           
              
  
やっと春らしくなってきました。
「あ、春!」と思ったら一気に桜が満開になって、そしていつも通り強い風が吹きました。

1000年に一度の大災害にみまわれた日本ですが、それでも春はやってくるのですね。

訪問の道すがら桜のトンネルを見上げれば、短い間ではあるけれど、桜の季節に出会い見送った、懐かしい人々を思い出します。

 
      
          

桜の花が終われば、そのあとから次々と草花が咲き競うのです。
まぶしい光が薄緑色の若葉を透かして、色とりどりの美しい季節がやってきます。

待ち続けた春・・・。

早く、北の国にも春が訪れますようにと祈りながら、桜のトンネルを見上げれば、青い空がさくらの枝の向こうに、果てしなく広がっていました。
    
              


                


このところ、介入が難しくてなんとかサービスをうまく導入できないかと、タイミングを見計らっているケースが多くて、問題のケースの周りで関わるチームが右往左往しています。

ご本人が全く周りの提案を聴く気がない場合は、もうご本人の意思として見守るしかないのですが、ご本人の意思とは関係なく、介護者の方がまったく聞く耳を持たない場合がとても大変なことになります。

ぎりぎりでネグレクトだったり、ある意味虐待に等しかったりするからです。

現行の法律では、ご家族がいてとりあえず衣食住が確保されていれば、その質がどんなものにせよ特別な介入をすることはできません。

まして、認知がありご本人がヘルプを出せなければ、本人も納得していることになってしまいます。

往々にして、こういう場合介護するご家族にコミュニケーションの障害があったり、パーソナリティに問題があったりしますので、ケアマネや看護師、ヘルパーなどは、連携し合ってなんとか状況を改善させられないかとチャンスをうかがっています。

今日もそんな事例でケアマネとあれこれ算段をし、チャンスがあったので一挙に受診、デイサービスの見学まではもって行くことが出来ました。
ケアマネさん頑張ってくれました。

ただ、いつも迷います。

私たちから見て、どんなに劣悪な環境でほったらかしに見えても、当の本人にとってそれが日常で、それを苦痛とも感じないのなら、それはそれでいいのじゃないかと・・。

たとえ多少の苦痛があっても、そこに居ることが安心なのかもしれないと。

自分達の価値観。
一般的にとか、普通はこうであるべき、とかに惑わされないようにと気ずかいながらも、気が付けばやはり自分たちの価値観で見ていることがあります。

だからと言って、あまりにそこからかけ離れた場所に、意思決定が困難な人をそのままにしていいのか?

いつもいつも、そこの答えは出ません。

とりあえず、何かあったら即対応できるような準備だけはしておきたいと思っています。

こんな時こそ、阿吽の呼吸で連携できる地域の仲間がいることは、とてもありがたいことだと思います。

まあ、晴れた日もありゃ雨もあるってことですが、いつでも携帯の傘くらいは持っていられるキャパは欲しいですね。


夕方になって、訪問の帰りにちょこっと遠回りをして帰ってきました。

海軍道路の桜が気になったからです。
               
ところが、ものすごい突風で畑のど真ん中にある海軍道路は、まるで砂嵐で桜どころではなくなっていました。
途中からものすごい土煙で、畑の方はまるで砂漠。

 前が見えない~。

でも、桜の季節の突風は、本格的な春の前触れです。
この風の向こうから、きっと暖かな春が来ますよ。

嫁・姑

2011-04-07 22:30:57 | 訪問看護、緩和ケア
俗に、「嫁姑はなさぬ仲」などといわれます。

確かに、こういう仕事をしていると嫁と姑のいざこざはよくあることで、私だって例外ではありません。

嫁ぐという言葉から連想するのは、好きな人と結婚するというよりは、相手の家の人間になる。という意味合いのほうが強いように感じます。
特に、家に嫁いだ嫁は、昔はその家の主人、親、しいては自分が産んだ子供にかしずくもののように扱われていましたよね。

今でも旧家などではその片鱗を垣間見ることがあります。

逆に、夫(または妻)の親を全くみない嫁(婿)もいます。

近所に居ても顔も出さない。声もかけない。電話もしない。
具合が悪いからと呼ぶと、とても迷惑そうな顔をして、少し離れたところから「入院でしょ?」なんて言葉が・・。

そんな家族を見て、胸が痛くなることもあります。


でも、本当によく介護をされているご家族を見るとすごくうれしくて、なんとか少しでも楽にしてあげたいと心から思ってしまいます。


昨日の夜、一人の女性が旅立ちました。

ご家族に看取られて、静かに穏やかに、とてもよいお顔だったそうです。

なかでも、退院してから今まで一生懸命介護をされたお嫁さんは、泣いて泣いて・・。
お義母さんが大好きだったんですね。

お義母さんも、とても素敵な人でした。

いつも笑顔で、労いや感謝の言葉をかけてくれました。
我慢強くて、気使いがあって、おおらかで、かわいい人でした。

そんなお姑さんだから、きっとお嫁さんも可愛がってもらったのでしょうね。
ずっとそばについて、結構言いたいことは言い合っていましたが、お義母さんが一番信頼しているのがよくわかりました。
以前「今、一番したいことはなんですか?」と聞いたら「あの子(お嫁さん)に、お礼がしたいの。あの子を旅行に連れて行ってあげたい。どうしたら、あの子に恩返しが出来るかしら?」って言っていました。
お嫁さんは「お義母さんに何もしてあげられない」ことに苦しんでいましたが、なんのなんの。

お互いがよく思いあって、いつも温かい空気が満ちていました。

一時不穏になって一晩中氷を欲しがって、お嫁さんを寝かさなかったことがありましたが、「辛くて」と涙ぐみながらも、頑張って乗り越えました。

彼女が頑張っていると、土日はご主人が変わって横に寝てくれるようになり、鎮静剤を少し使いながら、お義母さんも眠るようになりました。

最後の数日は、お嫁さんのこともわからなくなりましたが、それでも本当によく介護をされました。

ポートのルートや針交換は、全部病院で指導されてきたものの、彼女にとって強いストレスである事がわかり、全部看護師が行いました。

出来る、出来ないないにかかわらず、いつ・だれが・どこまでやるかを一緒に考えて、訪問で担えるところは担っていくことも、介護を続けられる要素だと思います。

病院では、「全部の手技をお嫁さんに指導しましたから、訪問看護はいりません。」と言い放ちましたが、手技を覚えられるのと、介護全部を担うのとは、全く別物であることがわからなかったのでしょうね。

私たちは、お義母さんに「かみさま」と冗談交じりに呼ばれていたこのお嫁さんに、表彰状を渡したいぐらいでした。

スタッフともよく話すのですが・・・。

その人がどう生きたかで、最後も決まるんじゃないかと。

どうせ人はみな、いつかは死んでしまいます。

でも、一生懸命生きたおばあちゃんや、一生懸命介護をしたお母さんを見ていた子供は、その背中から一生懸命の素晴らしさを学ぶし、きっと自然とそうすることが出来る人になるとおもうのです。

おかあさんが、おばあちゃんの悪口ばかり言って、ほったらかしたり、暴言を吐いたり、叩いたりしたら、それを見ている子供は、きっと同じことを繰り返します。
小さな子供の言葉は、ほとんどの場合は親が日常的に使っている言葉なのですから。

この仕事していて、本当にいろんなことを学ばせてもらったなと思います。

どう生きるか。
どう死ぬか。

そして、これからの世代に何かを残せるのか。

漠然とした思いから、少しずつ形となっていきます。
たくさんの方の人生の終わりを見届けながら、私自身残りの人生をどう生きるかの道しるべとなっています。




って・・!!
また地震です。
結構強いです。

宮城県が震源地で震度6だそうです。
もういいかげんにしてほしいです。

まだまだ安心できません。
皆様ご注意くださいね。



被災者の保険請求どうする??

2011-04-05 21:39:01 | 訪問看護、緩和ケア
震災で一時避難されている方が、このところ被災地を離れ遠方に移住したり、身を寄せたりしています。

各自治体にも受け入れ要請があり、それぞれの自治体でもあわてて受け入れ準備をしているようです。

そんななか、親族の家に身を寄せる方も多く、うちのスタッフの両親や兄弟も住み慣れた自宅を離れているようです。
(そのスタッフの実家から送られてくる漬物や、兄弟から送られてくるお米は、私たちにとっても楽しみであり、これはもはや日本の宝だ!!ともいえるものでした。)

そして今日、午後になってから今回被災された方の訪問依頼がありました。

震災のショックで寝たきりになってしまい、数日前に娘さん宅へ連れてこられたときには、大きな褥瘡が出来ていました。
さらに、こちらに来て2日の間に褥瘡は増え、介護の仕方がわからない中、さらに悪化していたため、今日初めて往診したクリニックからのコールがありました。

写真を見せていただき、皮膚科医に相談すると、今日診ていただけるとのことで、急遽夕方からの往診介助となりました。

円背があるため、仙骨よりやや上にできた褥瘡。
右大転子にもありました。

皮膚科医によりデブリトメントをしてもらい、明日から特別指示書も出してもらいしばらく頻回訪問となります。

で、この治療費はどうなるのだろうかと・・。

被災者の受診
医療費の窓口負担(一部負担金)の免除基準
(1)災害救助法が適用されている被災地域の住民であり、
(2)以下の申し立てを行った方
  1.住宅が全半壊、全半焼又はこれに準ずる被災をした方
  2.主たる生計維持者が死亡したり、重篤な傷病を負った方
  3.主たる生計維持者が行方不明である方
  4.主たる生計維持者が業務を廃止・休止した方
  5.主たる生計維持者が失職し、現在収入がない方
  6.福島第1・第2原発の事故に伴い政府の避難指示・屋内退避指示の対象となっている方(福島第1原発から半径30キロ圏内)
  ※地震発生後、被災地域から他の市町村に転出された方も対象。


というおふれはあります。
この方も間違いなく、よくテレビで耳にする地域から来ています。


上記に該当する方の窓口負担については、後日、改めて市町村、協会けんぽ、健保組合などの加入されている医療保険において、減免又は徴収の猶予が行われます。医療機関では、上記の申し立てをした方の氏名、生年月日、事業所名、住所、加入している医療保険、連絡先等を聞き取ってカルテに記録していただければ十分です。罹災証明書等を求める必要はありません。

と書いてあるものの、実際本当に免除になるんだろうかすごく不安です。
請求方法はあとで通達するようなことが書いてありましたが、どうするのだろう??
しかも、期限は5月末までと書いてあります。
5月以降、何もかも失った方々が、普通に治療費やサービス料を払えるのかも疑問です。

結局、請求をどうすればいいのか、区役所にももう連絡が取れず、皮膚科の先生にはあとでご連絡することにして会計は出来ませんでした。

明日、区役所に問い合わせますが、区役所はちゃんとわかっているのかなぁ・・?

ともあれとても我慢強くて、めんこいおばあちゃんでしたので、何とか早く治してあげたいと思います。



やばい!!肩関節周囲炎。

2011-04-04 21:22:08 | 日々のあれこれ
肩関節周囲炎なんて言って、聞こえはいいですがいわゆる「五十肩」です。

三か月位から、「右肩が痛いなぁ~」と思い始め、保険のきく接骨院に行ったり、湿布を貼ったりしていました。

そのうち、痛みで可動域がどんどん狭くなり、それでも『そのうち治るだろう。』と思っていたら、ますます広範囲になってきました。

旅行中は荷物は家族に持たせていたのでよかったのですが、この一週間で朝起きあがるまでが激痛となり、じっとしていても右の肩甲骨周囲は痛みが持続するように・・。

そして三日ほど前から首を動かしても痛い。(後ろを見れない。薬を飲むのに上を向けないなど)
よく見ると、右の上腕は左寄り筋肉が落ちて若干細くなってきました。

朝夕でロキソニンを飲み、接骨院へ通いましたが、肩から首は石のように固いしもう限界です。

何で整形に行かないのかと言えば、一言でいえば「年相応のたかが五十肩」と思っていたから。
そのうち治るだろうと・・。

もう一つは、クリニックは診療時間が短く、早く閉まってしまうため。
仕事が終わってから行くには時間が厳しいし、通院となればなお仕事を早く切り上げないといけません。

でも、もうそんなことを言っている場合じゃなくなりました。
朝の痛みが尋常じゃない。


さすがに整形外科受診。昔から、渋めで温厚で素敵な先生です。
眼鏡の奥の優しい目で、けこう癒されるんですよ~。

結局、頚椎椎間板が少しだけ狭くなっているところがあるほかは、骨に異常はありませんでした。
あとは、支持組織や肩関節内の炎症を抑え、痛みを軽減させるために関節への注射(ステロイド?)と、首の付け根の筋肉に注射(なんだか聞かなかった・・)をしてもらい、その後は電気治療と内服薬も貰いました。
こう以上長引かせないためには、頑張って何とか通院しないとダメですね。
もっと軽いうちに来ればよかった~。
人には言えるけど、自分のこととなるとなかなか・・・とほほです。

今は、右を下にしては眠れないので、右の腕の下にうすいクッションを入れ、左ばかり向くと左も痛くなりそうなので、そちらにもタオルで土手を作り、ほぼ仰臥位で寝ています。
それでも、朝方痛くて目覚めるし、起き上がって着替えるまでは悶絶です。(かぶりものを脱ぐときも悶絶)

髪を結ぶのもやっと、背中をかくのは孫の手必須。
車の駐車券はとるのも入れるのも必死、腕を下にして歩くだけでも肩が外れるかと思う事があります。
で見一番つらいのは、右の肩甲骨の周囲の痛みと、ひどい肩こり。



早く治したい~。

更年期障害、肩関節周囲炎、咳喘息と、ここ2年ほどはどこかしら不調が続きます。
この時期を過ぎるといろんなものが吹っ切れるのかなぁ。

今日は、スタッフのみんながいろいろ算段して、私の訪問を変わってくれました。
有り難いです~。
明日からは、ちゃんと病院通って早く治します。
(接骨院のお兄ちゃんも一生懸命やってくれたんですが、ちょっと限界でした。)

やっぱり早期診断、早期治療は、何事にも大切ですヮ。。。。。

食べたかったぁ~! 牛肉餡餅

2011-04-03 20:41:32 | 旅行・グルメ
1年目、香港の牛肉餅を食べて以来、ずっと切望していましたが、とうとう台湾で食べることが出来ました。

朱記餡餅粥

このお店は絶対行きたかったお店です。

台北駅の周辺をぶらぶらして、かなり疲れてしまいタクシーで仁愛路三段106号にある本店まで行きました。
ちょっとだけ待ちましたが、感じのいいお兄さんに席を案内されました。

注文を取りに来てくれた女性は、そこそこ日本語が通じます。
すごく親切で、おすすめや「これは多いから1つでいい。」とかを教えてくれます。

注文は注文用紙に記入して渡します。

牛肉餡餅はもちろんですが、お店の人のおすすめで葱油餅  
   を頼みました。
あとは牛肉巻餅、牛肉刀削麺、チャーハンなども注文。

 
             

ここは粉ものの専門店で、炒めものなどはありません。
注文で頼むもののほか、お惣菜は棚から好きなものを取ってきます。
これは一皿40元

豆もやしも絶品!

5種類くらいありますが、どれもおいしそう。

で、肝心の牛肉餡餅

熱々ジューシー。お皿に受けながら上手に食べないと、どこからスープが飛び出すかわかりません。
外の皮はあくまでパリッとしています。
中は牛肉餡がびっしり。

おほほほほほ。これこれこれです。大満足!!

うちの夫は、汁をシャツとズボンに思いっきり飛ばし、油しみはどうにもなりませんでしたので、ご注意を。
ここは本店で、新光三越のフードコートにもありますが、そちらは飲み物もないし、日本語も通じずサービスもいまいちでした。
どうせ行くなら本店が気持ちよくてお勧めです。

もう一軒すごく美味しかったのは、佳徳糕餅の近くにあった點水樓
小龍包の有名店です。
他のお料理もみな上品で癖がなくておいしかったですよ。
エリンギの炒め物
パイコー麺は、別のお皿に乗ってきました。
        チャーハンもおいしい。
東坡肉もトロットロでGood!

地元のガイドさんがどうしても食べさせたかったのが金品茶樓の小龍包だったようですが、残念ながら行ったときにはすでに閉店準備でした。
「台湾1番です!」とガイドが豪語していたので、次回行ったときにはぜひ食べたいと思っています。

もうひとつ、台湾で人気のファーストフードに胡椒餅と言うのがあります。
お店によって味はかなり違うようですが、こしょうを効かせたスパイシーな肉餡を薄いパイと饅頭の間くらいの生地で包んで、インドのナンを焼くような窯に貼り付けて直火焼きする餅です。
気を付けていると、街のところどころにお店があります。

場外市場の近くにあったこのお店で買ってみました。

これもまた熱々を頂きます。
こんな感じで、これまたうまい。
一個が結構大きいのでお腹にたまりますので、ご注意ください。

は~。
振り返るに、やはり食べてばっかりですね。
次回は夜の醍醐味「士林夜市」の様子をお伝えします。

台湾 千と千尋の神隠しの街

2011-04-02 21:15:24 | 旅行・グルメ
九份 

日本統治時代、炭鉱として栄華を極めた街です。
海を見下ろす金鉱の山に、そこで暮らす人々の家が立ち並び、街が出来ました。
その後日本が敗戦により去り、やがて町は衰退しました。
1980年台に、台湾の代表映画「悲情城市」の舞台となったことから脚光を集め、さらに宮崎駿監督「千と千尋の神隠し」の舞台になった街として、一躍有名になりました。

電車とバスの乗り替えに時間がかかるので、ここだけはツアーを利用。
夜の部を選んだのですが、ホテルでのピックアップが15時15分。
何故って、いくつかのホテルを回ってピックアップしていくので、それで結構時間がかかります。
それでも、5時前には九份に到着。
異常気象で、バスのついた高台はめっちゃ寒くてみんな震えあがってしまいました。

ちなみに、台湾は日本の震災により東北方面からのお客さんがキャンセルとなり、変わって日本に来るはずだった大陸の中国人が大挙して押し寄せており、どこへ行っても大陸から来た中国人で大騒ぎになっています。
(そんなわけで、故宮博物館は人数制限をしていて、予約しないと入れないそうで、私たちはあきらめました・・)
賑やかな中国人ツアー客を先に見送り、2時間後の集合までそれぞれ散っていきます。

長い坂の両脇に並ぶ店を見ながら、集合場所は最終地点の「阿妹茶楼」

     

中腹の黒っぽい建物がそうです。
商店街はアーケードになっていて、そこに入ると風が抜けないので急に温かくなりました。
両サイドにお店がせり出して、その狭い通路に無理やり軽トラックが何台もとおっていき、その都度店の中に避難します。
商品ギリギリに通りぬける車。恐るべし。

いろんなお店がぎっしり。

ここは、魚の団子のスープ屋さん。

これがどこに行っても売っていますが、なんだかわからず手が出せず・・。
(後で聞いたところ、焼豚を芋の粉の生地に包んで茹でたもので、これを油で揚げてたれをつけて食べるらしい・・)

千尋の両親が、不思議な街に迷い込んで、お店のものを食べているうちに豚になっちゃうシーンを思い出します。

こんなひょうきんなおばちゃんもいました。

売っているのは猪のソーセージ。やたらどこでも売ってます。
息子はすぐに飛びつき食べ歩き。
少しもらいましたが、なぜか甘いソーセージ。
外側はカリッと焼けて美味しいですが、ちょっとくどいし脂っこい。(実は中のほうが少し赤かったらしい)
息子はこれを食べてから、しばらくして吐き気を我慢するのに大変だったみたい。
大喰らいの息子ですが、その日はほとんど何も食べれず・・。
3週間ほど前に台湾に行ったyamamoto先生の、「お腹壊すから注意」のメールを思い出し、「なるほど!」と納得しました。

エリンギ料理もいっぱい。

台湾は、やたら犬がいます。放し飼いだったり、野良犬だったり・・
こんなふざけた犬も・・
同やらチワワらしい・・。
でも、みんなおとなしくて吠えた所を見たことありません。

そして、台湾はやたらと内臓を食べる・・らしい。
こんな内臓専門店や、鳥の足とか鴨の首とかのお惣菜屋さんがいっぱいあります。

アーケードを抜けて山の上に出ると、眼下に海が見えます。
そろそろ日暮れです。



展望スペースの前にこんなお店が・・
これはグアバです。
グアバジュースは飲んだことありますが、食べるの初めて。
一口大に切ってあるもの1パック100NT。砂糖?を振ってくれたけど、青臭くてとても1パックは食べられず・・ごめんなさいって感じでした。

少し坂を戻ってから、道を曲がり今度は下りの階段になります。
 

金鉱労働者の像もあります。

やがて見えてくるのが「阿妹茶楼」

入り口の上の方に飾ってあるお面が、「顔なし」のモデルだそうです。


ここでまだ、集合まで1時間近くあるので夕食をと考えましたが、団体客の予約が入っているとかで、食事はできず、お茶をすることにしました。

お茶とお菓子のセットで一人300NTとややお高め。
ガイドさんの口利きで、お食事一人450ドルでご用意しますと言われましたが、息子絶不調で、私たちもお腹が減っていず、お茶だけにすることにしました。
ここは、日本にいるとき台北ナビからクーポンを持ってきたので、それを出したらクッキーと絵葉書を出してくれました。

ここのお店を出した先代のおばあちゃんが阿妹(アーメイ)と呼ばれていたことからこの店の名前になったそうです。
今はその娘さんがオーナーで、日本に留学をしていたこともあり、日本語が堪能です。
従業員にも日本語教育がされていて、お茶の作法を教えてくれた店員の女性もとても流暢な日本語を話していました。
そして、物腰も笑顔もとても感じがいいので、とても居心地のいい空間でした。
格子窓の外には夜の海が見え、すっかり暗くなった街は提灯の明かりに幻想的に浮かび上がっています。

外に出るとすっかり夜。

 これが湯婆婆の湯宿のモデルです。
宮崎監督も、この窓辺で、ずっとデッサンをしていたとか。
確かにこんな感じでした。

ここもいい感じでした。
この一階はお店になっていて、ドライフルーツなどを売っていましたが、ここで買ったシイタケのお菓子がすごくおいしくて、うちステーションでは大好評でした。
パッケージもかわいい。
小ぶりのしいたけを軸ごと素揚げして塩味が付いているのですが、サクサクっとしていて噛んでいるとほんのりと甘みがあって、そしてフワッとシイタケの香りがします。
ビールのお伴にもおやつにも最高で、あと引くお味でした。あちこちでキノコのスナックが売っていますので、台湾に行かれたらぜひ買ってみてください。
ここでは100グラムの袋が、たしか180NTで、5個かうと一個ついてきます。

そんなことをしているうちにこのツアーも終了となり、バスに揺られることとなりました。

車中、ガイドさんからマッサージのお誘いがあり、子供たちも一回やってみたいと言うので、そちらで下してもらうことになりました、



ここは日本語OK。
しかも24時間営業で、ホテルまでの送迎付きです。
 

この日、息子と娘は足裏マッサージ初体験。30分700NT
ここの特徴は、ボキボキとか、バキバキとか、ぐりぐりとかをしないで、本当に気持ち良い感じでやってくれことです。
夫は長年肥厚してひび割れ苦しんでいた足の裏の角質落としをしてからの足つぼマッサージ700NT+600NT。
私は、足つぼ700NT+美顔マッサージ800NT

もう極楽以外の何物でもなく、めっちゃ気持ちいい。
夫は、びっくりするほど角質がとれて、あんなに痛かったのが嘘みたいだと感心しきり。
「3年ごとに角質を落としに来たいくらいだ!」と言っていました。
本当にかかとがつるつるになっていてびっくりでした。

ちなみに、翌日私だけ全身まマッサージ90分を体験。1500NT
これもびっくり。
個室で後ろの開く作務衣みたいなのに着替えてまず上むきに寝ます。
女性がきて、私が50肩だというと「お~30肩?」と無理のあるおせいじを言いながら、熱い蒸しタオルで肩を温めながら、全身も蒸しながらオイルマッサージを始めます。
経絡に沿ってのリンパマッサージ。
気が遠くなるほどの気持ちよさの中、全身くまなくオイルマッサージ。
肩から首を蒸しタオルの上からゆっくりとほぐされ、頭も揉まれ、身体の底から疲れが浮き出てくるような・・。極楽~!!

帰りも車で無料で送ってもらってこの値段は日本では考えられません。
台湾は、今まで私があちこちで体験したマッサージのなかでダントツ一番でした。

台湾に行った際は、ぜひマッサージは体験してみてくださいね。

台湾名物パイナップルケーキ

2011-04-01 23:21:32 | 旅行・グルメ
台湾に行ったら、ぜひやりたかったことの一つ。
パイナップルケーキの食べ比べです。

漢字では「鳳梨酥」と書きます。

台湾は果物王国ですが、なかでもパイナップルは一年中たくさん取れるそうで、そのパイナップルをジャムにしてクッキー生地に包んだものがパイナップルケーキです。

でも、お店によって全然味が違うんです。

スーパーの10個で15ドルくらいのものから、老舗の1個30ドルくらいのものまで幅があります。

その中でも、いろいろ調べて食べたいところをいくつかピックアップしておきました。

ホテルについてすぐにタクシーで行ったのが佳徳糕餅

    

台湾のいろんなコンテストでグランプリを取っているだけあって、地元の人たちでいつも賑わっています。
自分で箱の中に好きなケーキを詰めていくのですが、パイナップルケーキをみな必死の形相で取り合っていたりします。
台湾でも慶弔やお使いものに、パイナップルケーキは日常的に使われるそうで、一人で何箱も買っていきます。
ここは、パイナップル餡のほかに、クランベリーやマンゴ、アーモンド、竜眼、棗、チェリーなどもあり、クランベリーはめっちゃおいしいです。
もちろんパイナップルは一番ですが、パイナップルの中に卵の黄身が入っているのもあって、これも風味があってお勧めです。
全体的に、外のクッキー生地も、中のパイナップルの風味も控えめな甘さも、バランスが取れていてお勧めです。
職場でもいくつか並べましたが、ほとんどみんな「これが一番美味しい!」と言っていました。

 

そのあとで、西門をぶらぶらしていて見つけたのが「維格餅家」
ここも最近話題のお店のようですね。
ここのパイナップルケーキは、美味しいのですがちょっとパイナップルの風味が少ないような・・・。
どちらかというと、写真左端の蜂蜜卵カステラ(みたいなの)がすごくおいしかったです。
きめが細かくて、ふわふわの上品なスポンジケーキとカステラの間みたいな感じでした。

そして、これもめっちゃおいしいお店「奇華餅家

ここは、日本系デパートには必ず入っているそうで、日本人も人気が高いそうです。


普通のパイナップルケーキも美味しいですが、餡の真ん中に卵の黄身がどんと入っているものも美味しいです。
佳徳糕餅もいいけど、こっちも捨てがたい・・・。

とにかくパイナップルケーキはどこでも売っています。
九分のお菓子屋さんで買ったケーキ

ヌガー屋さんで、おまけについてきたパイナップルケーキ

免税店で売っていたのも、パイナップルの香りがすごくよくてなかなかでした。(生地がポロポロしますが・・)

だいたい、専門店で買うと1個25ドルから35ドルくらいです。(日本円で100円前後です。)
でも1個が大きいので食べごたえがありますよ。
横浜中華街とかで買うと、1個160円とか200円くらいします。
あんまり安いのは(スーパーとかである。)やはり中身がねっとりしていて、生地もそれなりです。
ジャムが値段に比例して美味しくなっていくのと同じですね。

今度台湾に行くことがあったら、西門の十字屋にもよりたいなと思っています。

次回は「九份」をご紹介します。